“山田孝之とファンの交流”に反響 全国6900人と一対一「試されている感じで、すごい楽しかった」
2016.04.30 16:20
俳優の山田孝之が執筆した自身初の書籍『実録山田』が、今年3月の発売後即重版、累計5.5万部を突破した。山田自身の希望で「激押し!行商列島24時」と題した捺印・お渡し会を全国15箇所で開催し、計6900人のファンと交流。参加したファンは至近距離で目に焼き付けた“生・山田孝之”がどんなに格好良かったか、そして貴重な会話の内容を興奮気味にTwitterなどでレポートし、その喜びと感動を分かち合っていた。
長年の思いを伝えられてスッキリ、という人もいれば、緊張しすぎて思わぬ言葉を口走ってしまった…という人も。いずれの感想もファンの熱量と、山田の魅力的な人柄が伝わってくるものだった。
イベント以外でも自ら書店にサプライズで訪れ、本にサインを入れるなどPRに勤しんだ山田。30日、「激押し~」イベントのファイナルとなる東京の会場で報道陣の取材に応じ、全国各地を飛び回った感想を「すごい楽しかった。やってよかったです」と笑顔で振り返った。
山田:映画とか作っている時も必ずみんな言っていることなんですけど、やっぱり1人でも多くの人に見てもらいたいっていうのがあるんですね。そのためには、こうやって全国をまわることが一番いいのではと思って提案させてもらいました。特に今回の本はずーっと1人で作ってたので。やってみて気づいたのは、本当に短い時間だけど、一対一でしゃべる機会は今まで一回もなかったなぁと。やってよかったです、すごく。
― ファンの方から言われて、特に印象的だったことは?
山田:本当に、言っても10秒くらいなんですけど…作品名が結構多いですね。「◯◯の時から見てます」とか。あとは、自分の好きな作品の続編を期待する声だったりとか。まぁ、中には結構な質問をする人もいましたね。質問というか、お願い?「やってほしい」は基本やらなかったです(笑)。あと、結構あったのが「グッとくる言葉ください」とか。何がグッとくるのかわからないから、無理!みたいな(笑)。
― Twitterでは参加された方々の喜びの声が拡散されていますが、全国のファンの一体感も感じられました。
山田:そうですね。人数が多い所はさすがに大変でしたけど、すごい楽しかったです。こっちも試されている感じで。どんな質問が来るかわからないので。でも本当に短い時間だし、ちょっとでも会話しなきゃと思うので、なんか返さなきゃと思うんですけど。たまに若干キレてくる人とかもいましたけどね(笑)。本当に何人か、ですけど。「好きって言って」とか…いや「好き」は言えないだろう、となると「え~!?(怒)」みたいな。「ケチ!」と言われて「うるせぇ!ワガママ!」と返すようなやり取りも(笑)。あとは「めっちゃ睨んでください」とか。いや、本買いに来た人を睨めないですっていう。
― ヒゲの有無も毎度注目でした。
山田:ヒゲがある時もない時もありましたね。それは他の仕事でのばさなきゃいけない時があったりとか。結構言われましたね。「ヒゲないのがよかったです!」「ヒゲあるの期待してたのに、なんでそっちなんですか」って。それは仕事だったので仕方ない。
― 「投げつけたくなる本」という斬新なコンセプトでした。
山田:すごい読みづらく作ったので。読んでてイライラしてくる。でもそこを頑張って、大きな心で、「イライラしないぞ!」という意思のもとに読むものですよ、と。「ん~~~」って思いながらも、精神修行できるような本にしようと。
途中、話がどんどん飛んで行くやつとかは、最初からそういうのを1個は作りたいなと思ってて。僕『インセプション』という映画が大好きなんですけど、夢の中の夢の中の夢の中の……って、もう訳わかんなくなっちゃう。今どれが現実だっけ?って。その“すげーくだらないバージョン”を作りたいなと思って。「くだらないインセプションを作る」っていうのもコンセプトではあったし。妄想がどんどん広がっていく中で「どこまで行っちゃうんだろう、この人?」って一生懸命ついてこようとする人もいるので、それを振り払うつもりで書いてました。
― 周囲の反応はいかがでしたか?
山田:純粋に「面白い」って言う人と、何も言わず苦笑いみたいな人も。「まぁまぁ、わかる。こういう感じだよね、あなたは」みたいな。
― 最近はどんな妄想を?
山田:常にいろいろと楽しんでいます。状況によって。今、何か妄想しましょうか?……やめときます、女性ばっかなんで。だいたい目に見えてる。
山田:うーん…まぁでも、全国まわって、今日1000人捺印して、計6900人。その他にもいろいろと書店をまわらせてもらったりとか。一応自分なりにできることは考えて、行動して、努力はしたつもりなので…どうなんだろうな。多いのか少ないのかわからないけど、内容がこれなので、十分なんじゃないかなと思いますけど。
― 次回作にも期待がかかります。
山田:いやぁ~…もう、すっごい疲れたんで。もっとページ数少ないのがいいですね。同じことやってもつまらないし。かと言って小説書くかって言われたら…それなら台本書いて映画作ったほうがいいような気もしますし。写真集はもう10代の頃からずっと拒否し続けてきたし。何か面白いことが思い浮かんで、できる状態であり、誰か組んでくれる人がいればやりますね。
イベント以外でも自ら書店にサプライズで訪れ、本にサインを入れるなどPRに勤しんだ山田。30日、「激押し~」イベントのファイナルとなる東京の会場で報道陣の取材に応じ、全国各地を飛び回った感想を「すごい楽しかった。やってよかったです」と笑顔で振り返った。
“一対一”の交流は初めてだった
― 全国でこのようなイベントを開催し、ファンと交流することは山田さんにとって珍しい試みだったと思いますが、きっかけと感想をお聞かせください。山田:映画とか作っている時も必ずみんな言っていることなんですけど、やっぱり1人でも多くの人に見てもらいたいっていうのがあるんですね。そのためには、こうやって全国をまわることが一番いいのではと思って提案させてもらいました。特に今回の本はずーっと1人で作ってたので。やってみて気づいたのは、本当に短い時間だけど、一対一でしゃべる機会は今まで一回もなかったなぁと。やってよかったです、すごく。
― ファンの方から言われて、特に印象的だったことは?
山田:本当に、言っても10秒くらいなんですけど…作品名が結構多いですね。「◯◯の時から見てます」とか。あとは、自分の好きな作品の続編を期待する声だったりとか。まぁ、中には結構な質問をする人もいましたね。質問というか、お願い?「やってほしい」は基本やらなかったです(笑)。あと、結構あったのが「グッとくる言葉ください」とか。何がグッとくるのかわからないから、無理!みたいな(笑)。
― Twitterでは参加された方々の喜びの声が拡散されていますが、全国のファンの一体感も感じられました。
山田:そうですね。人数が多い所はさすがに大変でしたけど、すごい楽しかったです。こっちも試されている感じで。どんな質問が来るかわからないので。でも本当に短い時間だし、ちょっとでも会話しなきゃと思うので、なんか返さなきゃと思うんですけど。たまに若干キレてくる人とかもいましたけどね(笑)。本当に何人か、ですけど。「好きって言って」とか…いや「好き」は言えないだろう、となると「え~!?(怒)」みたいな。「ケチ!」と言われて「うるせぇ!ワガママ!」と返すようなやり取りも(笑)。あとは「めっちゃ睨んでください」とか。いや、本買いに来た人を睨めないですっていう。
― ヒゲの有無も毎度注目でした。
山田:ヒゲがある時もない時もありましたね。それは他の仕事でのばさなきゃいけない時があったりとか。結構言われましたね。「ヒゲないのがよかったです!」「ヒゲあるの期待してたのに、なんでそっちなんですか」って。それは仕事だったので仕方ない。
「投げつけたくなる本」って、どんな本?
山田が構想3年をかけて完成させた『実録山田』は、実際に自身に起こった出来事から繰り広げられる“山田ワールド”全開の随筆集。幼い頃のエピソードや自由な妄想、百獣の王・武井壮と「人類の弱点」について語る対談などがおさめられている。― 「投げつけたくなる本」という斬新なコンセプトでした。
山田:すごい読みづらく作ったので。読んでてイライラしてくる。でもそこを頑張って、大きな心で、「イライラしないぞ!」という意思のもとに読むものですよ、と。「ん~~~」って思いながらも、精神修行できるような本にしようと。
途中、話がどんどん飛んで行くやつとかは、最初からそういうのを1個は作りたいなと思ってて。僕『インセプション』という映画が大好きなんですけど、夢の中の夢の中の夢の中の……って、もう訳わかんなくなっちゃう。今どれが現実だっけ?って。その“すげーくだらないバージョン”を作りたいなと思って。「くだらないインセプションを作る」っていうのもコンセプトではあったし。妄想がどんどん広がっていく中で「どこまで行っちゃうんだろう、この人?」って一生懸命ついてこようとする人もいるので、それを振り払うつもりで書いてました。
― 周囲の反応はいかがでしたか?
山田:純粋に「面白い」って言う人と、何も言わず苦笑いみたいな人も。「まぁまぁ、わかる。こういう感じだよね、あなたは」みたいな。
― 最近はどんな妄想を?
山田:常にいろいろと楽しんでいます。状況によって。今、何か妄想しましょうか?……やめときます、女性ばっかなんで。だいたい目に見えてる。
次回作は?「面白いことが思い浮かべば」
― 自身初の書籍にして、累計5.5万部を突破しました。山田:うーん…まぁでも、全国まわって、今日1000人捺印して、計6900人。その他にもいろいろと書店をまわらせてもらったりとか。一応自分なりにできることは考えて、行動して、努力はしたつもりなので…どうなんだろうな。多いのか少ないのかわからないけど、内容がこれなので、十分なんじゃないかなと思いますけど。
― 次回作にも期待がかかります。
山田:いやぁ~…もう、すっごい疲れたんで。もっとページ数少ないのがいいですね。同じことやってもつまらないし。かと言って小説書くかって言われたら…それなら台本書いて映画作ったほうがいいような気もしますし。写真集はもう10代の頃からずっと拒否し続けてきたし。何か面白いことが思い浮かんで、できる状態であり、誰か組んでくれる人がいればやりますね。
待機作続々
現在は映画『テラフォーマーズ』が公開中。主演ドラマ「勇者ヨシヒコ」シリーズ(テレビ東京)の続編が制作されることも決定し、熱い期待が寄せられている。(modelpress編集部)
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