壇蜜が保健体育の先生に「妄想の幅が広がるんじゃないかな」
2016.04.11 18:55
views
タレントの壇蜜が11日、都内にて行われた2016年度「NHK高校講座」の発表会見に、お笑いタレントの渡辺直美と出席。壇蜜が「NHK高校講座/保健体育」(ラジオ第2、毎週水曜20:10~20:30)で思春期の生徒たちに向けて健やかに生きるための知恵を伝える“先生”役を担当し、2~3分のトークコーナーも持つことが発表された。
壇蜜は「私が話す私生活はとても現実的で、あまり、15~17歳くらいの子たちが想像できないような話もさせていただきたいと思っています」と意気込み。「必然的に結婚だったり、性についてというものに関して深く掘り下げていく機会もあると思うんですね。私がそこで含ませて言ってしまうと、みんなが考え込んでしまうので。淡々と言いながらも、自分がこう考えているということを伝えることが出来たら」と性の問題などにも真正面から取り組みたい考えを明かし「ちょっとした妄想の幅が広がるんじゃないかなと期待はしています」と笑ってみせた。
「せめて、座学である保健体育は頑張りたいなと思っていましたので」と続け、保健体育の授業は熱心に受けていたエピソードを回顧。「教科書を読み込んでいるうちに、心のモヤモヤとか抱えているものが何なのだろうということが徐々に分かるようになってきました。『これが抑圧というものなのだ』、『これが代償というものなのだ』という、難しい言葉の説明と、自分の生活で感じていることが一致するようになっていったのです」と振り返り「今、生きていく上でも教科書の知識で覚えていることはたくさんあるので、印象が深い授業だったなと改めて感じています」としみじみ語った。
体育の成績は?
会見では、壇蜜が自身の高校時代を振り返る一幕もあり「体育の時間は、まるで存在していないかのように気配を消すようにして授業を受けていました。評価も、10段階評価で『2』か『3』くらいが関の山でした」と苦笑い。「せめて、座学である保健体育は頑張りたいなと思っていましたので」と続け、保健体育の授業は熱心に受けていたエピソードを回顧。「教科書を読み込んでいるうちに、心のモヤモヤとか抱えているものが何なのだろうということが徐々に分かるようになってきました。『これが抑圧というものなのだ』、『これが代償というものなのだ』という、難しい言葉の説明と、自分の生活で感じていることが一致するようになっていったのです」と振り返り「今、生きていく上でも教科書の知識で覚えていることはたくさんあるので、印象が深い授業だったなと改めて感じています」としみじみ語った。
先生役への思い
保健体育の“先生”役を担当することが発表されてからの反応については「SNSなんかだと、『2次成長、思春期、結婚のくだりが山場だ』とか、『秋口が山場だ』みたいなことを言われるんですよ(笑)」と笑みを浮かべるものの「全部が繋がっているんです」と続け、「今、健やかに生きるうえで気をつけなければいけないことが、ちょうど、外からの感染症だったり病気だったりするものから、自分の生活習慣で生じる病気の方にシフトチェンジした段階なんですね。病気の正体など“健やか”を妨げるものを知るという授業は私は興味があります」と自身も興味を抱いていることを告白。改めて「学生さんたちに世代を超えてお伝えすることができたらいいかなと思っています」と抱負を言葉にした。参院選への出馬報道に言及
また一部で、今夏の参院選への出馬の可能性が報じられた壇蜜。すでに、テレビ番組にてその可能性を自身で否定しているが「エイプリルフールはかなり前に終わっていると思ったのですが」と“出馬報道”に改めて驚き、「4月から番組を担当するということで、出馬の報道があったときは番組を制作する方々も驚かれたと思います」と「NHK高校講座/保健体育」の制作陣を気遣った。「事実ではないということはもうお伝えしているので、今後の番組をしっかり努めていけたらなと思います」と出馬の可能性を否定した。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】