谷崎潤一郎著「痴人の愛」（宝島文庫2016年2月19日発売）表紙：小嶋陽菜

小嶋陽菜の“悪女ショット”が異例の起用＜コメント到着＞

2016.02.19 02:00

昨年3月に「現役アイドル史上最高にエロい＆おしゃれ＆美しい！」をキャッチコピーに発売され、15万部の売上を誇ったAKB48 小嶋陽菜の写真集『どうする？』のワンカットが、谷崎潤一郎の小説「痴人の愛」（2月19日発売／宝島文庫）の表紙に採用。小嶋は今回初めて文芸書の表紙を飾った。

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妖艶な美少女を彷彿

同小説は、生真面目な電気技師の男・譲治が、妖艶な美少女・ナオミと出会い、その美貌に魅せられて破滅していく様を描いた作品。刊行にあたり、男を翻弄する悪女・ナオミを思わせる表紙モデルの人選を進めていたところ、小嶋の写真集に収録されていた素肌に白いシャツを羽織り、赤い口紅を差してカメラを挑発的に見つめるカットがイメージと合致していたため起用された。

本人も驚き

今回の抜てきを受けて小嶋は「『どうする？』の1枚がこのような文豪の作品の表紙を飾れるなんて思ってもいませんでした！」と驚きをコメント。「たくさんの方に手にとっていただけたら嬉しいです」と呼びかけた。

なお、巻末には2015年に芥川賞を受賞した作家・羽田圭介の鑑賞文が収録されている。（modelpress編集部）

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