北川景子へ名作のバトン「いい意味でイメージが変わる」<コメント到着>
2016.02.16 05:00
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3月12・13日、テレビ朝日系にて「松本清張二夜連続ドラマスペシャル」が放送されることが発表。第1夜は、田村正和を主演に迎え、過去に9回も映像化されてきた物語に新風を吹き込んだ「地方紙を買う女~作家・杉本隆治の推理」(12日よる9:00)、第2夜は先日発表されていた北川景子主演「黒い樹海」(13日よる9:00)がオンエアされる。
田村正和から北川景子へバトンを繋ぐ
70代を代表する日本屈指の名俳優・田村から、20代を代表する“今もっとも輝きを放つ女優”北川へ世代を超えて渡る主演俳優のバトン。今回、初めて松本清張作品に挑む北川は「地方紙を買う女」を「おそらく誰もが『これぞ!』とうなずく“ザ・松本清張”」、「黒い樹海」を「いい意味でイメージが多少変わる“新しい松本清張”」と称し、「ぜひ2夜連続で、幅広い層の方々に楽しんでいただきたいです」と呼びかけた。対して、過去に幾度となく松本清張作品に出演してきた田村。「松本清張作品は物語や謎解きに奥行きがあって、深いという印象があります」と作品の“深遠な世界観”をアピールした。
イメージビジュアルも公開
また、両作品の持ち味を凝縮したイメージカットも解禁。田村主演の「地方紙を買う女」には灰色の空の下に広がる雄々しい能登の日本海、北川主演の「黒い樹海」には壮大な北アルプスを望む真っ白な雪景色が配置されており、清張作品の重厚さと旅情ミステリー感を打ち出している。「地方紙を買う女」&「黒い樹海」ストーリー
「地方紙を買う女」は金沢を中心とした石川県が舞台。地方紙で連載を持つ小説家・杉本(田村)が、他殺の可能性が疑われる心中事件と、自分の小説が「面白いから」という理由で購読依頼をしてきた謎の女性・芳子(広末涼子)との関連性を探り、じりじりと真犯人を追い詰めていく。かたや、姉の事故死に疑念を抱いた祥子(北川)を主人公に据えた「黒い樹海」は、長野県を中心に展開。魑魅魍魎のごとき“容疑者たち”が次々と不審死を遂げ、誰が敵で誰が味方か分からない恐怖に包まれる中、祥子はひたすら姉の死の真相を求め、孤独な調査を進めていく。(modelpress編集部)
田村正和コメント
松本清張作品は物語や謎解きに奥行きがあって、深いという印象があります。「地方紙を買う女」では小説家役であるということを頭に置きつつ、あとはほとんど地で演じていました。探偵でもなければ刑事でもないわけですから、捜査に関しては素人であるところを見せたい。あくまでも素人だということを頭に置いて演じました。「地方紙を買う女」は、最後の謎解きのシーンが刑事ドラマっぽくない。小説家らしく当事者の目線で物語を語ることによって、目の前にいる犯人を追い詰めていくところが、このドラマの特徴ではないかと思います。
北川景子コメント
田村正和さんを中心とした「地方紙を買う女」は、おそらく誰もが「これぞ!」とうなずく“ザ・松本清張”!対する2夜目の「黒い樹海」は、いい意味でイメージが多少変わる“新しい松本清張”なのかな、と。全体的に役者も若いですし、「こういう松本清張もいいね」と、若い世代にも受け入れていただける作品になると思います。私も1夜目の放送を心から楽しみにしています。ぜひ二夜連続で、幅広い層の方々に楽しんでいただきたいです。
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