高橋みなみ「正直ショック」涙した現実語る
2016.02.01 07:00
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4月8日にAKB48を卒業する高橋みなみが、テレビ東京系「今 知っておきたい世界のキケン地帯に住む人々」(2月3日よる9時~)に出演。普段は決して足を踏み入れることが出来ない“キケン地帯”に迫る番組のなかで、実際にタイで人身売買について取材してきた高橋は、スタジオ収録前に行われた取材会で、目の当たりにした現実から感じたことを明かした。
高橋みなみの目に映ったモノとは
高橋自身、タイは観光地としての印象が強かったようだが、実際に訪れてみると「発展の裏には見えない何かがあるんだなって思いました」と考えさせられた様子。1週間のロケを行い「調べれば調べるほど色んな現実が見えてきて、正直ショックでした」と打ち明け、「涙を流してしまうことが多かった」とあまりの悲惨さに号泣続きだったと思い返すも、「結果的に行かせていただいて良かった」と貴重な体験を通じて得たものを思い浮かべ、こわばっていた頬を少し緩ませた。自分を見つめ直すキッカケに
現地では、被害者の女性たちに会い「なぜ売られたのか」「その時の状況や心境」を直接聞いたが、「実際にお会いして聞きたかったこともあるので、実家に帰っていない人に『なんでお家に帰らないの?帰りたくないの?』って聞いたら、涙を流しながら『帰りたい』って言っていたので、聞いちゃいけないこと聞いてしまったなって申し訳なくなった」と顔を落とす高橋。「被害にあった女性は開放され時間が経っていても、辛かった経験は濃く残っています。何年たっても傷は消えないのが目に見えた」と振り返った。張り詰めた空気のなかで敢行された取材を「スタッフさんたちとタイのご飯を食べている時にだけ一息つく感じでした」と回顧。取材を終え「自分って幸せだなってすごく感じて、改めて日本の豊かさを幸せに思いますし、知ったからには伝えていく義務があると思います」と真っ直ぐな瞳で語った。
今後の活動に意欲
報道陣から「今回の取材を機に今後リポーターとしては活躍することは?」と質問。高橋は「自分はまだ24歳で拙い言葉かもしれませんが、24歳の私だからこそ伝えられるものもあると思います。今後チャンスをくれる方が入れば、一緒に伝えて行きたいな」と前向きな姿勢を見せた。フットボールアワー・後藤輝基を絶賛
番組では「48グループはスゴいお世話になっている」というフットボールアワー・後藤輝基とMCも担当。スタジオ収録を間近に控え、緊張しながらも「グループの中では話すことが多かったですが、1人で外に出れば素人ですしゼロからのスタートなので、後藤さんという素晴らしいMCが横にいるのいで、たくさん学んで次に繋いでいきたい」と意気込み、「若い人は見づらいかもしれないけど、是非見ていただいて感じてほしい」と力強くアピールした。篠山輝信・庄司智春・バービーも直接取材
同番組では高橋ほか篠山輝信、庄司智春(品川庄司)、バービー(フォーリンラブ)が旅人として普段決して足を踏み入れない“向こう側”に潜入。インドネシア、トーゴ、タイを訪れ、現地のキケンを伝える。(modelpress編集部)
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