田中麗奈、“愛おしい”存在を告白
2016.01.08 17:07
女優の田中麗奈が8日、東京・渋谷のNHK放送センターで行われたドラマ10「愛おしくて」(NHK総合/1月12日より毎週火曜よる10時)完成試写会後の会見に、共演者の吉田栄作、秋吉久美子とともに出席。作品のタイトルに絡めた質問で“愛おしい”存在を明かした。
「撮影中に愛おしいと感じたもの」について質問が飛ぶと、田中は「3か月半、東京を離れて生活したのも久しぶりで、生活をしていく中で、知らない街で1人で生活していくことがすごく新鮮だった」と話し、その間、たくさんの人に助けてもらったそうで「そういうのが(役柄の)小夏のリアルな生活とリンクしていて楽しかったんですけど、改めて1人では生きていけないんだなって。誰かと関わって自分の毎日があって、お仕事をさせていただいていることに幸せを感じました」とにっこり。「撮影も楽しくて、スタッフやキャストの方々と家族のように毎日過ごした経験が愛おしいなと思いました」としみじみ語った。さらに、「名古屋に馴染んでいって、赤味噌が愛おしくなってきましたね(笑)」と告白し「九州人として大丈夫なのかなって驚いたんですけど、そういうところがありました」と語った。
三角関係や訳ありの恋…
女と男の揺れ動く人間模様や、壊れてしまった親子の絆とその再生など、愛に傷ついた1人の女性が“人を愛おしく思う気持ち”を取り戻し、幸せをつかもうとする姿を描く同作で、主演を務めた田中は、ドラマを見た感想を求められると「ラブストーリーということで、三角関係だったり、訳ありの恋という部分も十分楽しめると思いますが、絞り染め作家という役というのもあって、作品を作っている過程を丁寧に撮っているので、そちらのほうも見ていただけると嬉しいです」とアピール。「小夏の性格が出る(染物の)作り方をしようということで、彼女の持っている大胆さや情熱的な部分など、心の奥底に秘めているところでニュアンスを入れました」と演じるうえでのこだわりを明かした。(modelpress編集部)
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