土屋太鳳が初挑戦「本当に重大」
2015.12.03 08:00
女優・土屋太鳳の初挑戦が明かされた。
フジテレビの深夜アニメ枠“ノイタミナ”などで放送するテレビアニメ「僕だけがいない街」(2016年1月7日スタート)にて、突如自分だけの時が巻き戻る現象“再上映(リバイバル)”に悩まされる主人公・藤沼悟を、土屋と満島真之介が2人1役で演じることが発表。よりリアルな作品にしていくためにオーディションを重ねた末、少年らしさを感じる土屋の声と、落ち着きながらもどこか影を感じさせる満島の声が、それぞれの役にぴったりだったことから今回の起用が決定した。
今回の抜てきを「本当に重大なこと」と捉える土屋は、10歳の藤沼を演じるが、「今は二次元の世界で生きる悟を追いかけようと必死ですが、背中はあまりにも遠く、焦るばかりです」と率直な心境を告白。「この物語で描かれるたくさんのことは、残酷で哀しく、許されることではありません。だからこそ真摯に向き合い、誠実に演じたい」と語り、「必要なテクニックなどを教えていただきながら、悟のように全力で、あきらめず食らいついていきたいと思います」と意気込みをあらわにした。
伊藤智彦監督は、「土屋さんは、声を張っても怒りを感じさせないというところが、悟らしいなと。『グループの中で絶対一番になれないやつ』という感じが出せるんです」「満島さんは、実写映画などで見せる芸幅の広さに加えて、ナレーションをCMでやっているのも大きかった。悟はモノローグがとにかく多いキャラですからね」と2人にたどり着いた経緯を説明。「お2人がアフレコをされていく中で得られるものが、悟の成長感と結びついていけば大成功かなと思っています。僕もその時を楽しみにしています」と期待を寄せた。(modelpress編集部)
今回の抜てきを「本当に重大なこと」と捉える土屋は、10歳の藤沼を演じるが、「今は二次元の世界で生きる悟を追いかけようと必死ですが、背中はあまりにも遠く、焦るばかりです」と率直な心境を告白。「この物語で描かれるたくさんのことは、残酷で哀しく、許されることではありません。だからこそ真摯に向き合い、誠実に演じたい」と語り、「必要なテクニックなどを教えていただきながら、悟のように全力で、あきらめず食らいついていきたいと思います」と意気込みをあらわにした。
役とともに成長
一方、29歳の藤沼を担当する満島は、声だけで表現する世界に興味があったため、「オファーをいただいたときは、率直にうれしかったです」と回顧。今作を、「日常の中で、ふと舞い降りる記憶の糸を、現在の自分が新たに紡いでいくような作品」と表現し、「スタッフ、共演者の方々と共に力を合わせて、皆さんの心に響く作品を届けたいと思います」と思いの丈を明かした。伊藤智彦監督は、「土屋さんは、声を張っても怒りを感じさせないというところが、悟らしいなと。『グループの中で絶対一番になれないやつ』という感じが出せるんです」「満島さんは、実写映画などで見せる芸幅の広さに加えて、ナレーションをCMでやっているのも大きかった。悟はモノローグがとにかく多いキャラですからね」と2人にたどり着いた経緯を説明。「お2人がアフレコをされていく中で得られるものが、悟の成長感と結びついていけば大成功かなと思っています。僕もその時を楽しみにしています」と期待を寄せた。(modelpress編集部)
土屋太鳳コメント
原作を読み終わった時、私は立ち直れませんでした。人の心に巣食う闇があまりにも深くて重い。でもその闇の中に、懐かしい体温のある優しい光が、必死に瞬いてるようにも感じました。この物語で描かれるたくさんのことは、残酷で哀しく、許されることではありません。だからこそ真摯に向き合い、誠実に演じたいと思います。アニメの声を担当するということは本当に重大なことだと思います。嬉しいと同時にとても緊張しています。今は二次元の世界で生きる悟を追いかけようと必死ですが、背中はあまりにも遠く、焦るばかりです。ですが必要なテクニックなどを教えていただきながら、悟のように全力で、あきらめず食らいついていきたいと思います。満島真之介コメント
オファーを頂いたときは、率直にうれしかったです。声だけで表現する世界にとても興味があるので、ワクワクしています。原作を読ませて頂き、何の変哲もないどこにでもいるような青年を主人公に、ここまで繊細な愛情溢れるサスペンス作品を造る三部先生に驚かされました。「あのとき違う選択をしていたら、自分の人生どうなっていたんだろう」という誰もが感じたことのあるであろう感覚が、彼を大きく動かすことになります。日常の中で、ふと舞い降りる記憶の糸を、現在の自分が新たに紡いでいくような作品です。素敵なスタッフ、共演者の方々と共に力を合わせて、皆さんの心に響く作品を届けたいと思います。
【Not Sponsored 記事】