藤原紀香「11時間ぶっ通し」の挑戦を振り返る「抜け殻のようでした」

29日、都内で行われた第28回東京国際映画祭パノラマ部門で上映されるWOWOWオリジナルドキュメンタリー 国際共同制作プロジェクト「イザベラ・ロッセリーニのグリーン・ポルノ」の舞台挨拶に登壇。

同作は、幼少期より動物が大好きだったというイザベラ・ロッセリーニが、動物の生殖行動をコミカルに演じる作品。舞台に挑戦する素顔を通し、生命に対する彼女の想いを描く。藤原は、イザベラ自身が様々な動物になりきって生殖行為を説明するという「グリーン・ポルノ」の吹替えを担当する。

吹替えで難しかったことを聞かれると「監督と『順調だね』と話していたんですけど、気づいたら11時間ぶっ通しで立っていました。終わったときには抜け殻のようでした」と告白。その成果もあってか「動物の生殖シーンは、動物の気持ちになるしかないと思ったので、気持ちになって演じました」と自信に満ち溢れた表情で語った。

また、藤原は同作を「人間が一番進化していると思いがちですが、動物の世界にも驚くほど素晴らしいものがあります」と紹介。そして「子どもたちの性教育に関しても、命の神秘、命の深さを伝えられる作品です。いろんな人に見ていただきたいです」と願いを込めた。（modelpress編集部）