松坂桃李、刑事の心得伝受「良い刑事になれる」

本日（20日）スタートの関西テレビ・フジテレビ系ドラマ「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」（毎週火曜よる10時 ※初回のみ9時～10時48分 2時間スペシャル）にて機動捜査隊（通称：キソウ）の刑事を演じる主演の松坂が警視庁を訪問。警視庁第一機動捜査隊の原きよ子隊長と対談を行った。

自身初の刑事役に挑む松坂に、原隊長から「被害者の方は自分で捜査できない。捜査できるのは警察官であり、刑事です。それを思えば、自分がやるべきことがわかる。ぜひ、この心を忘れずいろんな挑戦をしていただければ、良い刑事になれると思います。被害者の無念を、犯人検挙の形で晴らせるのは警察だけですから」とアドバイス。さらにドラマの内容に合わせ「男女2人を揃えました。…恋人同士ではないですけど」と原隊長が紹介した2名の隊員からも「機捜では行いませんが、刑事であれば犯人を取り調べる仕事も出てきます。被害者を慮れば『この野郎！』となるけれど、そこは怒りを抑え、犯人も人であると認識し、理解に務める。相手を知ろうとしなければ、解決しない。結果、被害者のためにならないのです。許せない事案もたくさんあるけれど、冷静になることが大事です」（男性隊員）、「一番は、諦めないこと。そして、些細なことも見逃さないこと。会話の中の些細なこともちゃんと受け止めて考えることです」（女性隊員）と刑事の心得を教わった。

体験談に驚き

初の女性機捜隊長だという原隊長らに松坂が、「そもそもなぜ警察官になろうと？」と質問すると、原隊長と、男性隊員は「刑事ドラマの刑事に憧れて」と告白。松坂はテレビドラマの影響力に驚いていた。

さらに「身の危険を感じた瞬間は？」と質問された男性隊員が「夜中の呼び出しで行くと、一番のりで現地に到着。通常、周囲を固めて応援を待ちますが、明らかに裏手から逃げる音がしたので急いで回りました。懐中電灯で照らすと犯人は2人。数で負けていたので、まずいな！と思いながら格闘しましたが、結局、一人逃しました」と緊迫した現場を振り返ると、松坂は「サイレーンですね！」と興奮を隠せない様子。女性隊員も「怒鳴り合いは日常茶飯事、自分は警察官だと言い聞かせて立ち向かいます」と胸を張って言い切っていた。

最後に原隊長から「私たちからすれば、松坂さんが機捜刑事を演じてくださることで、より多くの方に機捜刑事の存在や仕事を知ってもらえるのは凄くありがたいこと。ぜひ頑張ってください！」とエールを贈られた松坂は「頑張ります！今日もこれから撮影なので、今聞いたアドバイスをしっかり体に入れてやります」と意欲を見せた。（modelpress編集部）