ホリプロTSCグランプリ、3万9702人の頂点の素顔に迫る 福士蒼汰にラブコール

ステージ上では「誰からも愛される女優になりたい」と堂々と宣言した木下さんは、グランプリを受賞した瞬間を振り返り「びっくりしたという気持ちがすごく大きかったです。呼ばれたいという思いはいっぱいあったんですけど、まさか呼ばれると思ってなかったんですごくびっくりしました」とコメント。

ファイナリストが自由にPRできる時間にはカラフルな衣装に身を包み、きゃりーぱみゅぱみゅの「インベーダーインベーダー」を全力でダンス。今回の大会のテーマ「#kawaii」を意識し「“可愛い”の代名詞といえばきゃりーぱみゅぱみゅさんだと思ったので選びました」と語った。

家族の支えに感謝

今回ファイナリストはサイパンで合宿を行いプロからウォーキングやダンスのレッスン、グラビア撮影などを行った。「姿勢が良くなかった」ためウォーキングなどに苦戦したと言うが「お家で動画を撮って家族に見てもらっていました。ずっとお母さんが支えてくれました」と家族へ感謝。会場には最前列に家族が応援に駆けつけ「家族の顔を見たらリラックスしてダンスすることが出来ました」と笑顔を見せた。

無邪気な素顔＆意志の強さも

とにかくフレッシュな笑顔が魅力的で、初々しい木下さん。「英語が好きです。いつかはハリウッド進出もしていきたい」と意気込み、英語でのコメントを求められると「I am happy！」と元気いっぱいにコメントし、報道陣を笑わせる。今回の大会のことは友人には打ち明けてないと言い、「まだバレてないと思います」とおどけてみせた。

目標は石原さとみ。明るいキャラクターから「バラエティタレントも目指してる？」と記者から提案されたが「女優です。そこは譲れない」と意志の強さも垣間見え、「表現豊かな自分らしさを出しつつ、役に成りきってるような女優さんになりたいです」と力強く宣言した。趣味は映画鑑賞で特に好きなのは「恋愛映画」。相手役として共演したい俳優は小栗旬と福士蒼汰と明かす。カメラに向かって福士にラブコールを送ることを促されると、「福士蒼汰さん、一緒に恋愛のテレビ出てもらえますか？」と無邪気に語りかけていた。

“かわいいを発信できる子”を発掘

今年は「#kawaii」と題し、“かわいいを発信できる子”という意味を込めそれぞれ内に秘めた才能を表現でき、多様な媒体の中でも勝ち抜くことの出来る逸材の発掘がテーマ。初の試みとして全てSNSのみからの応募を受けつけ、応募総数は中学3年生～22歳までの女性3万9702人。その中から予選を通過したファイナリスト10人はダンス審査、私服での自己PRなどでアピールした。グランプリ受賞者は今後ホリプロとの専属契約のほか、「ヤングマガジン」（講談社）での表紙、「Ray」（主婦の友社）への掲載が約束されており、賞金100万円を手にした。（modelpress編集部）

木下彩音（きのした・あやね）さん

生年月日：2000年2月21日
出身地：京都府
身長：155cm
血液型：A型

『第40回 ホリプロタレントスカウトキャラバン』決選大会

グランプリ：木下彩音さん
ソフトバンク賞：井上咲樂さん
ファイナリスト：荒川真衣さん、井上咲樂さん、小島美帆さん、木下彩音さん、関水渚さん、中尾百希さん、西森空良さん、村上優晃さん、矢野椎捺さん、横山綾子さん
MC：スピードワゴン、足立梨花（第32回グランプリ）、小島瑠璃子（題34回グランプリ）
特別審査員：榊原郁恵（第1回グランプリ）、井森美幸（第9回グランプリ）
ゲストプレゼンター：佐野ひなこ
ライブ：河西智美