現役JKシンガーがメジャーデビュー前に快挙　青野紗穂「誠心誠意取り組みたい」

14歳でN.Y.アポロ・シアターのアマチュアナイトのキッズ部門「Stars of Tomorrow」に出場し、信じ難い貫禄と度胸でホイットニー・ヒューストン“I Have Nothing”を披露して優勝した動画が再生回数200万回を突破し、話題となっている青野。メジャーデビュー前にもかかわらず、演劇界の伝説である寺山修司氏の生誕80年を記念した美女音楽劇「人魚姫」の主役に抜擢。同作は、人形劇団のために書かれた切ない愛の物語。青野にとって今回が初舞台で初主演となる。

同じくメインの役には、元宝塚歌劇団男役スターの悠未ひろ。演出には、2005年から蜷川幸雄作品に演出助手として関わり、『第22回読売演劇大賞』の杉村春子賞と優秀演出家賞を受賞した新進気鋭の藤田俊太郎氏。

青野がアポロシアターで優勝した動画をインターネットで藤田氏が見つけて、圧倒的な歌唱力に魅せられ「今回の主役は彼女しかいない」と、主役をオファー。今回の舞台に向けて青野は「初舞台、初主演ということで、オファーして下さった藤田さん、見に来てくださる方、応援してくれる家族のため、誠心誠意取り組みたいと思います。新たな寺山ワールドをお楽しみください」と意気込みをみせた。

舞台美術と衣裳、宣伝美術は、劇団人形の家による初演時に同作に携わっていた宇野亞喜良氏が手掛けている。美女音楽劇「人魚姫」は9月18日よりスタート。（modelpress編集部）

美女音楽劇「人魚姫」公演概要

「人魚姫」は、1967年に寺山修司と宇野亜喜良が作った人形劇団のために書かれた、切ない愛の物語。出演者には、13歳の時に米国アポロ・シアター（キッズ部門）で優勝を果たした、抜群の歌唱力を持つ青野紗穂、そして元宝塚歌劇団男役スター・悠未ひろ、加えて15名の美女が華を添える。

出演：青野紗穂、悠未ひろ、水嶋カンナ、フラワー・メグ、佐藤梟、関根麻帆、有栖川ソワレ、日和佐美香、神谷沙奈美、高畑こと美、大内慶子、肥田ももな、小川愛理、金世那
人形遣い：ルナティコ
演奏：東グルナラ
演奏・出演：黒色すみれ
作：寺山修司
演出：藤田俊太郎
舞台美術・衣裳：宇野亜喜良
作曲・音楽監督：笠松泰洋
振付：新海絵理子

期間：2015年9月18日（金）～2015年9月27日（日）
会場：東京芸術劇場シアターウエスト
期間：2015年10月17日（土）～2015年10月18日（日）
会場：兵庫県立芸術文化センター　阪急中ホール東京公演