松坂桃李主演スペシャルドラマ「視覚探偵 日暮旅人」(C)日本テレビ【モデルプレス】

松坂桃李、“父親役”で「大きな経験をした」初めての難役を振り返る

2015.09.16 06:00

俳優の松坂桃李が難役に挑んだ。

  
松坂桃李主演スペシャルドラマ「視覚探偵 日暮旅人」(C)日本テレビ【モデルプレス】
「探偵・日暮旅人の探し物」著/山口幸三郎 イラスト/煙楽 メディアワークス文庫(KADOKAWA刊)
日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」の特別ドラマ企画として、累計40万部を突破している小説「探偵・日暮旅人シリーズ」(メディアワークス文庫刊)を実写化した「視覚探偵 日暮旅人」を放送することが決定。松坂のほか多部未華子、濱田岳、住田萌乃、北大路欣也ら豪華キャスト陣が集結し、堤幸彦監督とタッグを組む。

人気小説を実写化

同作は、五感のうち聴覚・嗅覚・味覚・触覚の四つの感覚を喪った男・日暮旅人が、唯一残った研ぎ澄まされた視覚を駆使し、物、人、愛を探す新感覚ハートフルドラマ。松坂が演じるのは、ある過去の出来事により視覚以外の四つの感覚を喪ってしまったが、“視る”ことはできる旅人。音や匂いや温かさや冷たさ、さらには物に残された「人の想い」も視ることができる。この特殊能力を使って、事件を解決していく。

そんな旅人の前に、旅人が一緒に暮らす6歳の少女・灯衣が通う保育園の保育士・山川陽子が現れる。最初は旅人の特殊能力を疑う陽子だったが、事件を通じて、能力を信じるだけでなく、旅人の人柄に惹かれていくように。辛い過去を背負い、月のように静かで悲しい眼をした旅人が、太陽のような女性、陽子の温かさによって、愛を取り戻すまでの物語も描いていく。

難役に挑戦

自身の役どころを松坂は「五感のうち四つの感覚がなく、視覚だけで人の感情や匂いなど色々なものが視える探偵です」と紹介し「その視覚表現の仕方が、堤監督ならではの見どころだと思います」とアピール。また、役作りにあたり「視覚しかない役は演じたことがないので、最初はどういう風に演じたらいいのかわからなかったのですが、例えば手や足の位置が視野の中に、ぱっと入ったときにわかるようにと監督のアイディアで、爪にマニュキュアを塗ったりしました」と明かした。

さらに一緒に暮らす少女・灯衣にふれ「灯衣の父親役を演じたことについては、撮影を終えてみて、すごく大きな経験をしたと思います」と振り返り、「灯衣という娘の存在が僕をパパにしてくれて、陽子先生や雪路が家族にしてくれ…、血はつながっていないけど、自分が本当に信じるものが“本当だ”と思えば、それが真実になる、ということを教わった感じがします」とコメント。現場の雰囲気についても「皆が家族のような空気感で、灯衣(住田萌乃)ちゃんを中心に自然と集まって家族、作品を作っていた感じがします」と紹介し、「灯衣がいてくれたから、助けられましたし、灯衣なしでは日暮旅人はありえないです」と思うところを語った。

陽子を演じた多部は、自身の役どころを「保育園の先生で、人の役に立ちたいと思ったらすぐに行動に移してしまう性格で、旅人たちの探偵事務所と深く関っていくことになります」と説明。また「物語は陽子目線で描かれていくので、陽子の目線が、視聴者の方に一番近いのではないでしょうか」と意見を述べ、「ファンタジックな物語なのでご家族揃って楽しんでいただける作品になっていると思います」とアピールした。(modelpress編集部)

松坂桃李コメント

僕が演じた日暮旅人という男は、五感のうち四つの感覚がなく、視覚だけで人の感情や匂いなど色々なものが視える探偵です。その視覚表現の仕方が、堤監督ならではの見どころだと思います。僕らもまだ拝見していないので出来上がりが楽しみで仕方ないです。

堤監督のユニークさ、“堤マジック”がさく裂している作品になっていると思います。視覚しかない役は演じたことがないので、最初はどういう風に演じたらいいのかわからなかったのですが、例えば手や足の位置が視野の中に、ぱっと入ったときにわかるようにと監督のアイディアで、爪にマニュキュアを塗ったりしました。

また、今回、血がつながらない灯衣(てい)の父親役を演じたことについては、撮影を終えてみて、すごく大きな経験をしたと思います。灯衣という娘の存在が僕をパパにしてくれて、陽子先生や雪路が家族にしてくれ…、血はつながっていないけど、自分が本当に信じるものが“本当だ”と思えば、それが真実になる、ということを教わった感じがします。

現場では皆が家族のような空気感で、灯衣(住田萌乃)ちゃんを中心に自然と集まって家族、作品を作っていた感じがします。灯衣がいてくれたから、助けられましたし、灯衣なしでは日暮旅人はありえないです。

この作品は、「視覚探偵」というタイトルで、ある過去がきっかけで、視覚以外を失ってしまった旅人が事件を解決していくミステリーですが、同時に、家族の絆の話だと思っています。とても温かい気持ちになれるヒューマンドラマだと思いますので是非、最後まで見て感じ取って欲しいです。

多部未華子コメント

山川陽子という役は、保育園の先生で、人の役に立ちたいと思ったらすぐに行動に移してしまう性格で、旅人たちの探偵事務所と深く関っていくことになります。物語は陽子目線で描かれていくので、陽子の目線が、視聴者の方に一番近いのではないでしょうか。

また旅人の視点がどのように描かれているのかは堤監督の頭の中にだけあるのですが、私たちの想像を超えている作品になると思いますし、新鮮なドラマになっていると思います。またファンタジックな物語なのでご家族揃って楽しんでいただける作品になっていると思います。

【Not Sponsored 記事】

あわせて読みたい

  1. 松坂桃李、Twitter開始で驚きの声殺到「お気軽に覗いてみて下さいまし」

    モデルプレス

  2. 綾野剛、松坂桃李の“オネエ力”を絶賛「裏の主役」

    モデルプレス

  3. 松坂桃李「僕らの世代が担っていかなきゃいけない」

    モデルプレス

  4. 松坂桃李、豪華キャストとの共演に本音

    モデルプレス

  5. 松坂桃李「ついにきたか」4年ぶりの連ドラ主演 木村文乃が恋人&相棒役

    モデルプレス

  6. 松坂桃李、エステ&パックで女子力極める 綾野剛から疑惑の視線「実は…?」

    モデルプレス

おすすめ特集

  1. 【エントリー受付中】モデルプレスの読者モデルを募集

    特集

  2. 11月カバーモデルはドラマ&映画『【推しの子】』齋藤飛鳥

    特集

  3. アパレル業界を覗いてみよう!おしゃれスタッフ&求人情報もチェック

    特集

  4. 「2024年ヒット予測」発表 エンタメ・ライフスタイルなどトレンド完全予測

    特集

  5. フジテレビ × モデルプレス Presents「"素"っぴんランキング」

    特集

  6. グルメや歴史、豊かな自然に包まれる癒しの旅「鳥取女子旅」をご紹介!

    特集

  7. インフルエンサー影響力ランキングを発表!「モデルプレスカウントダウン」

    特集

  8. モデルプレス読者モデル 新メンバー加入!

    特集

  9. 国民的推しランキング!各種エンタメにまつわる読者ランキング、読者アンケート実施中

    特集

  10. モデルプレス独自取材!著名人が語る「夢を叶える秘訣」

    特集

おすすめ記事

SPECIAL NEWS

記事ランキング

RANKING

  1. 01

    山本舞香「隠していました」新ヘアで印象ガラリ「凄まじいギャップ」「似合ってる」

    モデルプレス

  2. 02

    藤田ニコル、“2年ぶり”イメチェンで雰囲気ガラリ「お人形さんみたい」「大胆でかっこいい」の声

    モデルプレス

  3. 03

    【漫画】「35歳!」正直が一番と話していた先輩保育士は園児たちに年齢を聞かれ…?/実録 保育士でこ先生(47)

    WEBザテレビジョン

  4. 04

    timelesz菊池風磨&田中美久、ポーズ一致の“匂わせ”ショットが話題「ドラマかな?」「情報解禁待ち遠しい」

    モデルプレス

  5. 05

    「海に眠るダイヤモンド」神木隆之介&「ライオンの隠れ家」坂東龍汰・佐藤大空、3ショットが話題「時空超えた」「激レア」と反響

    モデルプレス