高橋みなみ、ラスト総選挙で過去最高位「今は本当に清々しい」 後輩たちに熱いエールも＜第7回AKB48選抜総選挙＞

第4位で得票数は137,252票。最後の総選挙にして過去最高位に輝いた高橋は「入って1年ぐらいであることに気づきました。私はこのグループでは一番になれないということです」と1期生としてグループに加入した当時の心境を回顧。歌手になりたいという夢を持ちながら、AKB48というアイドルになったといい、「可愛いとかアイドルとか、全然わからなくて。どうすれば人気が出るのかわからなくて…。でもいつのまにかこのグループが大好きになっていて、気づいたらキャプテンになって、総監督になっていました」とがむしゃらに走り続けた10年を振り返った。

過去最高位で涙　後輩たちに熱いエール「未来は今」

過去6回の総選挙では、いつも「自分のことなんてどうでもよかった」と言いながら、今回は初めて「1位になりたい」と宣言して臨んでいただけに、悔しさもあるはず。しかし、「でも今は本当に清々しいです。ファンの皆さんとひとつの目標に向かって頑張ってこれたことがとても嬉しいです。とても幸せです」と涙を流しながら笑みを浮かべた。

そして、AKB48グループメンバーに向け「未来は今なんです。今を頑張らないと未来はないということ。頑張り続けるのが難しいこと、よくわかっています。でも頑張らないと始まらないことを皆に覚えていてほしいんです」と呼びかけ、「“努力が必ず報われる”とは限らない。そんなのわかっています。でも頑張っている人が報われてほしい！」と自身の代名詞ともいえる言葉を引き合いに出し、「ファンの人は見てくれているんです。これだけは私のAKB人生で一番言い切れることです。だから諦めないでね！」と熱いエールを送った。

過去の選抜総選挙結果

第7回速報順位：6位（21,900票）
第6回順位：9位／第5回順位：8位／第4回順位：6位／第3回順位：7位／第2回順位：6位／第1回順位：5位

第7回AKB48選抜総選挙

AKB48の選抜総選挙は今年で7回目。第1回（2009年）と第3回（2011年）は前田敦子、第2回（2010年）と第4回（2012年）は大島優子、第5回は指原莉乃（2013年）、第6回（2014年）は渡辺麻友がそれぞれセンターを獲得。

被選挙権については昨年に続き今回も立候補制を導入し、2015年3月20日時点でAKB48・SKE48・NMB48・HKT48に在籍しているメンバー、海外に専任移籍している元AKB48メンバーのいずれかを満たしている者が対象。

今回、全グループ総勢272人が順位を競い合い、41stシングル選抜メンバー16名（1位～16位）のほか、アンダーガールズ16名（17位～32位）、ネクストガールズ16名（33位～48位）、フューチャーガールズ16名（49位～64位）、アップカミングガールズ16名（65位～80位）の計80人が選抜される。（modelpress編集部）