川口春奈、北川景子と初共演で“美しすぎる女探偵バディ”に

同作は「万能鑑定士Q」シリーズや「千里眼」シリーズで累計1000万部以上の売上を誇る松岡圭祐氏が書き下ろした、昨年11月に出たばかりの最新シリーズ「探偵の探偵」（講談社文庫）が原作。「探偵を追う探偵」という異色の設定ながら、職業としての“探偵業”を徹底的な取材に基づくリアリティーで描写し、圧倒的なスピード感とスケール感で読む者の心を虜にする、傑作サスペンス。

川口は、就職活動に失敗し「どこかに就職しなきゃ」という軽い気持ちで求人広告で見つけた中堅調査会社に入社した峰森琴葉（みねもり・ことは）役。北川演じる孤独な女探偵・紗崎玲奈（ささき・れな）と社員寮で同居し、姉妹のような関係になりたいと感じていく役どころだ。

今回のオファーを受け「北川さんとご一緒するのは初めてですし、内容的に2人の関係性がすごく大事かな、と思ってやっています。すごく嬉しかったですけど、登場人物の中で一番普通の人の感覚を持っている役なので、北川さんとのキャラクターの違いを出していかなきゃ、と思っています」と意気込み。自身が演じる琴葉については「私も姉がいてお姉ちゃん子なので、甘えん坊な部分が似ています（笑）」と語るなど、共感できる部分が多いという。はじめは目の前で発生する暴力沙汰などに常に「ビビっている」普通の女の子である琴葉だが、物語が進むにつれて「カッコイイ女性に成長できると思いますので、役作りも含めて自分も頑張っていきたいと思っています」と視聴者へ向けてアピールした。

初共演で互いの印象を明かす

また、初共演の北川の印象を「キリッとした、凛とした方。すごく明るくて気さくで、たくさん話しかけてくれますし“お姉さん”っていう感じがしています」と明かし、「役の上でも今後、慕い慕われ、という関係性になっていくと思うので、北川さんで良かったなと思いますし、ご一緒していて楽しいです」と早くもバディとしての信頼関係が築けている様子の川口。一方の北川も「“なんか本当の妹ができたみたい”って思います。可愛いですし、見ているだけで癒やされますし、根っからの愛されるキャラクターで、本当の妹だったらいいなって（笑）」とすっかり川口に愛着が湧いているようだ。

さらに、北川は「激しいアクションシーンを撮影した後に、“お疲れ様でした！”って川口さんの変顔写真付きメールが送られてきて…多分、私を元気づけるためにだと思うんですけど（笑）。私からも川口さんに面白い写真を送ったりもしますね」とお茶目なエピソードを紹介し、「撮影中は冷たくするシーンが多いんですけど、それ以外の時は笑顔で仲良くしていただいています」と親交を深めていることを語った。

川口の起用理由について

同局の渡辺恒也プロデューサーは「峰森琴葉というキャラクターはある意味このドラマで最も、普通の常識を持っている人物ですが、そういう意味で視聴者が共感しうる説得力を持ったお芝居の出来る方は誰かと考えたとき、頭に浮かんだのが川口さんでした」と起用理由を説明。「今年成人を迎え、少女性と大人っぽさのちょうど狭間にいる川口さんだからこそ表現できる、同世代の葛藤や悩みと、未来に向かっていく明るさが、このドラマに紗崎玲奈とはまた違う彩りを添えてくれると期待しています」とコメントした。（modelpress編集部）