長谷川京子が“クモ”に?楳図かずおホラー作品を怪しく彩る
2015.04.03 08:00
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女優の長谷川京子が、ホラー作品に挑戦する。
11日放送の『世にも奇妙な物語 25周年スペシャル・春~人気マンガ家競演編~』(フジテレビ系/よる9時~11時10分)の「蟲たちの家」にて、主演を務める長谷川。原作は楳図かずおのホラー作品で、長谷川の存在感が楳図ワールドを怪しく美しく彩る。
長谷川の『世にも奇妙な物語』への出演は、2006年3月に放送された『世にも奇妙な物語15周年の特別編』の「命火」以来約10年ぶり。今回演じるのは、夫に異常なまでに愛され監禁状態に置かれてしまう美貌の妻役。楳図作品ならではの美しさと恐怖が共存する世界の中で、監禁状態から逃れるためクモになってしまうという難しい役どころを熱演している。クモの巣が張りめぐらされた中で、一人怪しい表情をたたえる写真が初公開された。
長谷川演じる美貌の妻・水谷留衣子は夫・紘一(板尾創路)の愛を一身に受けていたが、紘一は自分の愛人・羽奈子(入山法子)に留衣子はもう人間ではないのだと告げ、屋敷に案内する。紘一は留衣子を愛していたが、ある日早く帰宅すると、留衣子が若い男と一緒にいるところを目撃してしまう。留衣子はその罪悪感でクモになってしまったのだと羽奈子に説明するが、クモの巣の中で妖しく放心している留衣子の姿が。驚く羽奈子だが、紘一が席をはずしたとき、クモの巣の中に一冊の日記を発見する。そこには、紘一の説明とはまったく違った留衣子の心情が吐露されていた。妻と夫、それぞれの愛と憎しみ、願望が交錯したとき、狂気の扉が開く。
また今回は原作者の楳図自身もドラマにカメオ出演する。紘一が羽奈子に妻の存在を初めて明かす喫茶店のマスター役として、楳図のトレードマークである紅白の横しま蝶ネクタイとハンカチーフをつけ登場。今回ロケが行われた喫茶店は楳図と縁の深い場所であり、「ここは僕が東京に出てきて初めて入った喫茶店なのでとっても懐かしいです。20歳か21歳のまだデビュー前、近くの寮に住んでいた頃です」と運命的な場所でのロケを喜んでいた。今回のドラマ化についても「すごく気に入っているいいお話だと思いますので、驚きもパワーアップして皆さんのところに飛び込んでいきます。楽しみにご覧いただきたいです」と視聴者へ向けてメッセージを送った。
最後に、長谷川もこの作品について「今回のお話をご存じでない方もいるかもしれませんが、だからこそそうした方々には新鮮に映りきっと面白いと思います。ホラーだし、怖いし、不気味な世界観ですけれど、奥ゆかしさもあって、監督もそのあたりを細かく描いてくださるのでそこが楽しみです」と期待を寄せている。
『世にも奇妙な物語 25周年スペシャル・春~人気マンガ家競演編~』はこの他、阿部寛主演「ゴムゴムの実」、稲垣吾郎主演「自分を信じた男」、鈴木梨央主演「面」、前田敦子主演「地縛者」全5作品を放送。(modelpress編集部)
長谷川の『世にも奇妙な物語』への出演は、2006年3月に放送された『世にも奇妙な物語15周年の特別編』の「命火」以来約10年ぶり。今回演じるのは、夫に異常なまでに愛され監禁状態に置かれてしまう美貌の妻役。楳図作品ならではの美しさと恐怖が共存する世界の中で、監禁状態から逃れるためクモになってしまうという難しい役どころを熱演している。クモの巣が張りめぐらされた中で、一人怪しい表情をたたえる写真が初公開された。
長谷川演じる美貌の妻・水谷留衣子は夫・紘一(板尾創路)の愛を一身に受けていたが、紘一は自分の愛人・羽奈子(入山法子)に留衣子はもう人間ではないのだと告げ、屋敷に案内する。紘一は留衣子を愛していたが、ある日早く帰宅すると、留衣子が若い男と一緒にいるところを目撃してしまう。留衣子はその罪悪感でクモになってしまったのだと羽奈子に説明するが、クモの巣の中で妖しく放心している留衣子の姿が。驚く羽奈子だが、紘一が席をはずしたとき、クモの巣の中に一冊の日記を発見する。そこには、紘一の説明とはまったく違った留衣子の心情が吐露されていた。妻と夫、それぞれの愛と憎しみ、願望が交錯したとき、狂気の扉が開く。
楳図かずおの「独特な世界観」に期待
この異常な状況を実際に演じた長谷川は「ドラマ撮影に入ってみて、腑に落ちた瞬間がありました。これは“愛のゲーム”なんだ、って。これは二人の愛の形なんだ、と思いました。巻き添えを食わされた若者(羽奈子)がかわいそうですね」と語り、日常とかけ離れたホラー作品の設定について「(楳図かずお作品は)独特な世界観なのでそれが逆に参考にしやすく、監督も撮影したい画が決まっていらっしゃるので、難しいというより楽しんでやらせていただきました」と微笑みながら答えた。また今回は原作者の楳図自身もドラマにカメオ出演する。紘一が羽奈子に妻の存在を初めて明かす喫茶店のマスター役として、楳図のトレードマークである紅白の横しま蝶ネクタイとハンカチーフをつけ登場。今回ロケが行われた喫茶店は楳図と縁の深い場所であり、「ここは僕が東京に出てきて初めて入った喫茶店なのでとっても懐かしいです。20歳か21歳のまだデビュー前、近くの寮に住んでいた頃です」と運命的な場所でのロケを喜んでいた。今回のドラマ化についても「すごく気に入っているいいお話だと思いますので、驚きもパワーアップして皆さんのところに飛び込んでいきます。楽しみにご覧いただきたいです」と視聴者へ向けてメッセージを送った。
最後に、長谷川もこの作品について「今回のお話をご存じでない方もいるかもしれませんが、だからこそそうした方々には新鮮に映りきっと面白いと思います。ホラーだし、怖いし、不気味な世界観ですけれど、奥ゆかしさもあって、監督もそのあたりを細かく描いてくださるのでそこが楽しみです」と期待を寄せている。
『世にも奇妙な物語 25周年スペシャル・春~人気マンガ家競演編~』はこの他、阿部寛主演「ゴムゴムの実」、稲垣吾郎主演「自分を信じた男」、鈴木梨央主演「面」、前田敦子主演「地縛者」全5作品を放送。(modelpress編集部)
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