麻生久美子「色っぽくて、つい目で追っちゃいます」
2015.03.05 16:03
女優の麻生久美子が、共演者への印象を明かした。
4日、下北沢・本多劇場にて舞台「結びの庭」(同劇場、3月5日~25日公演)公開舞台稽古に出席。今作は岩松了の作・演出で宮藤官九郎が主演、その妻を麻生が演じ初の本格共演を果たす。成りあがろうとするエリート弁護士と財閥の令嬢が、因縁めいた出会いによって夫婦になり、次第に対立を深めてゆく過程を濃密に描いていく。
全ての役を役者の印象に基づいて書いたという岩松氏は「麻生さんとは2度目ですが、よりいい女優さんになっているなと。実はすごく達者な人です」と紹介。麻生は「岩松さんの舞台は大好きだったんですけど、私の理解力の問題なのか、難しいことが結構多くて。でも『わからなくても、そのまま受け止めよう』という感じで楽しんでいたんですけど、今回はいつもよりわかりやすいというか、物語に入っていきやすい。もちろん今もわからないところはたくさんあるけど、前より視界がクリアになってすごくうれしいんです」と変化に言及。「他の役者さんたちも役にぴったり合っていてとても魅力的に見えると思いますし、お芝居していてとても楽しいです」と喜びを語った。
初共演での印象を明かす
今回の共演に麻生は「宮藤さんも色っぽくて、つい目で追っちゃいます(笑)」と言い、「ただ悲しいお話なので、これから何回も演じていく上で、自分がどういう変化していくのかが楽しみでもありますね」と心境を告白。一方で、宮藤は「引き受けたとき、ここまで夫婦の愛にあふれた芝居だとは思っていなかったので、台本を読んでドキドキしました」とコメント。かっこいい役柄には徐々に慣れてきたようだが「ただ、妻の麻生さんを守らなきゃいけない役なのに、いろいろテキトーで申し訳ない。もうちょっと頼りがいのある人になりたいですね。『カッコつけていい』って言われている珍しい状況で、“カッコいい俺”が見られるのはここだけです(笑)」と見どころを語った。全ての役を役者の印象に基づいて書いたという岩松氏は「麻生さんとは2度目ですが、よりいい女優さんになっているなと。実はすごく達者な人です」と紹介。麻生は「岩松さんの舞台は大好きだったんですけど、私の理解力の問題なのか、難しいことが結構多くて。でも『わからなくても、そのまま受け止めよう』という感じで楽しんでいたんですけど、今回はいつもよりわかりやすいというか、物語に入っていきやすい。もちろん今もわからないところはたくさんあるけど、前より視界がクリアになってすごくうれしいんです」と変化に言及。「他の役者さんたちも役にぴったり合っていてとても魅力的に見えると思いますし、お芝居していてとても楽しいです」と喜びを語った。
全国7ヵ所での公演も開催
そのほか、太賀や安藤玉恵ら実力派のメンバーが出演。東京・本多劇場での公演を皮切りに、大阪、島根、広島、名古屋、静岡、宮城、新潟を巡回する。(modelpress編集部)
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