田中麗奈、18年間トラウマを抱える女性に「プレッシャーもすごく感じた」
2015.01.29 10:00
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女優の田中麗奈が、18年間トラウマを抱える女性を演じる。
ベストセラー作家・角田光代氏の原作「三面記事の女たち-愛の巣-」が2月20日金曜よる9時よりフジテレビ系にて放送されることが決定。今作は実際にあった事件の三面記事を元に執筆された短編集「三面記事小説」(「愛の巣」)という、角田作品の中でも異色の意欲作を、興収30億円を超えるヒットを記録した映画「余命一ヶ月の花嫁」の廣木隆一監督が初めて映像化する。
角田氏の作品を以前から読んでいたという田中は「主演でお話をいただけて驚きました」と喜び、「プレッシャーもすごく感じました。気負ってはいけないと思いましたが、成功させたい思いもありました。章子というキャラクターは強いですがどこか抜けていてつかみどころのない役なので、どこか抜いて演じていかなきゃなと思っていました」と不安な気持ちを滲ませながらも意気込んだ。
10代のとき母娘役で共演したことのある原田については「新聞記者と刑事という対等な役なので、うれしい反面、大好きな女優さんと共演する怖さも感じます」と本音を吐露。一方原田も「あのころはまだ10代の可愛い女の子でしたけど、すごく女優さんとして成長されていて、うれしいですね」と語った。
そのほか、千葉雄大、林泰文、柏原収史、宅間孝行、西村雅彦の出演も決定。フジテレビ編成部の企画・赤池洋文氏は「息をのむような女優たちの怪演にご注目ください!」とアピールした。(modelpress編集部)
「プレッシャーもすごく感じた」
仕事人間で変わり者の新聞記者・長谷部章子を演じるのは、フジテレビ2時間ドラマ初主演となる田中。18年前、ごくごく普通の主婦だった自分の母が、自分の目の前で父を殺害するのを目撃してしまった章子は、ずっとそのトラウマを抱えて生きてきた。「明日私も人を殺すかもしれない」と、絶えず自分の中の狂気におびえる章子の心の闇は、18年の時がたった今でもそのままだ。当時の事件を担当し、現在は警視庁捜査一課の刑事である梨山里衣子を演じるのは原田美枝子。梨山は章子の心の闇を理解し、章子とは刑事と新聞記者以上の関係で協力し合いながら、事件を解決していく。角田氏の作品を以前から読んでいたという田中は「主演でお話をいただけて驚きました」と喜び、「プレッシャーもすごく感じました。気負ってはいけないと思いましたが、成功させたい思いもありました。章子というキャラクターは強いですがどこか抜けていてつかみどころのない役なので、どこか抜いて演じていかなきゃなと思っていました」と不安な気持ちを滲ませながらも意気込んだ。
10代のとき母娘役で共演したことのある原田については「新聞記者と刑事という対等な役なので、うれしい反面、大好きな女優さんと共演する怖さも感じます」と本音を吐露。一方原田も「あのころはまだ10代の可愛い女の子でしたけど、すごく女優さんとして成長されていて、うれしいですね」と語った。
そのほかの出演者も発表
さらに、ストーリーの核となる姉妹を演じるのは、寺島しのぶと板谷由夏。心の中に多くの闇をしまい込み、“幸せ“を演じきる姉妹の心の葛藤を迫力のある演技で魅せる。「美枝子という役は、板谷さん演じる妹の房江と憎しみ合う役で、あまり気持ちいい役ではなかったですね。お互いの幸せをいちいち嫉妬する屈折した姉妹の話で、そういう気持ちは分からなくはないけど、これだけ姉妹で憎しみ合うにはそれなりの背景があるはずだと監督や板谷さんと相談しながら演じました」(寺島)、「房江は、すごく狂っているようでどこにでもいる普通の女性です」(板谷)とそれぞれコメントした。そのほか、千葉雄大、林泰文、柏原収史、宅間孝行、西村雅彦の出演も決定。フジテレビ編成部の企画・赤池洋文氏は「息をのむような女優たちの怪演にご注目ください!」とアピールした。(modelpress編集部)
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