桐谷健太、向井理の忠告に「寂しいわ！」

二人は23日、都内で行われたテレビ東京開局50周年特別企画ドラマスペシャル「永遠の0」制作発表会見に出席。劇中では、向井が戦時パートを、桐谷が現代パートを演じたため共演シーンはないが、会見では互いの印象の話題に。以前、映画での共演経験があるといい、向井は「（桐谷は）タイミングが合わない人。電話してもなかなかタイミングが合わない」と明かし「かけ直しても、（タイミングが）合わなくて…。だんだん消えていく」とポツリ。これに桐谷は「寂しいわ！この話！今度こそ合わすよ」とツッコミを入れ、観客を笑わせた。

また、現代パートの撮影を見学したという向井だが、共演した映画のエピソードを持ち出し「その時から変わらない熱いラップを歌う人」と桐谷のイメージを暴露。桐谷が「今回は全然歌っていない」と制止する中で「ラッパーのイメージがありますね。でも変わらず熱い人です」と自身が抱く印象を語った。

一方で、桐谷は向井について「戦時中の兵隊さんの役をやるということは、心も辛いと思います。戦時中パートの映像を見て、（向井が）誠実にまっすぐに取り組んでいるなと思い嬉しかったです」と語り、賛辞を贈った。

「永遠の0」をドラマ化

同作は国民的ベストセラー「永遠の0」（百田尚樹著）をドラマ化した作品。2013年には、V6の岡田准一主演で映画化され話題を集めたが、今回はその劇中では登場しなかった人物やエピソードをより原作に忠実に描き、映画とは違った魅力を引き出す。戦争時代を生き抜いた人々の人生模様、宮部久蔵の美しい家族愛、そして今を生きる姉弟の成長などを重厚に描いている。向井は、「臆病者」「卑怯者」と周囲から評されながらも天才的な操縦技術を持つ零戦パイロットで主人公・宮部久蔵役を、桐谷は現代パートに登場する宮部久蔵の孫で司法浪人生の佐伯健太郎役を演じる。

このほか会見には、多部未華子、広末涼子、中尾明慶、満島真之介、賀来賢人、金井勇太、渡辺大、中村蒼、伊東四朗も出席。なお同作は、2月11日、14日、15日の三夜にわたって放送。（modelpress編集部）