三浦春馬、海外で人生初の体験　驚きの連続に「もう笑うしかない」　

三浦は27日、都内にて行われた主演映画「真夜中の五分前」初日舞台あいさつに行定勲監督とともに出席。日本、中国、台湾などからクリエイターが集結し、上海で撮影が行われた同作。先日、中国でも記者会見を行った2人は、日本との形式の違いに驚いたようで「向こうは司会の人が主役」（行定監督）、「台本がなかった」（三浦）と次々とエピソードを明かした。

会見中にはダーツ大会や映画の内容にちなんだ「双子当てクイズ」が行われるなど、驚きの連続だったようで「僕らも、ものすごく大きな経験でした」と行定監督。一方、三浦は「僕が話している最中に（司会者が）『びよよ～ん』と効果音を出すんです（笑）。いいことを話そうとしているときに『びよよ～ん』ですよ！？」と目を丸くし、「あれはもう笑うしかないですよね（笑）。あれには驚きました」と本音をこぼした。

観客のスタンディングオベーションに感謝

同作は、上海で美しい双子の姉に恋をした日本人青年（三浦）が迷い込んだ不可思議な愛の世界を描く、同名のベストセラー恋愛小説が原作のロマンティックミステリー。三浦のほか、中国の人気女優リウ・シーシー、台湾を代表する俳優チャン・シャオチュアンといった3ケ国のライジング・スターが出演している。

舞台あいさつでは2人がステージに姿を現すと、観客がスタンディングオベーションで迎えた。鳴り止まない拍手に深々と一礼した三浦は「監督の奮起を現地で見ていたので、その熱意、がんばりがみなさまに届いて、こういった拍手をいただけることが本当に嬉しい。本当にありがとうございます」と感謝。「自分の内にある愛というテーマを、より深く考えていただける内容になっていると思います。愛という普遍的なテーマを考えていただきたい」とメッセージを送った。（modelpress編集部）