「テラスハウス」映画化の経緯&テレビではなく映画の理由
2014.12.10 06:00
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今年9月に約2年の放送を終えた人気番組『テラスハウス』(フジテレビ系)の映画化が決定。タイトルは『テラスハウス クロージング・ドア』。来年2月14日(土)バレンタインデーに公開となる。その経緯を太田大氏、松本彩夏氏の両プロデューサーが明かした。
テラスハウスとは
同番組は海の見えるシェアハウスに暮らす男女6人の日々を記録したリアリティショー。2012年10月にテレビ放送をスタートして以来、総勢22人の若者が2年間の台本のない日々を駆け抜けた。23時台では最高視聴率9.1%(14年3月31日)を記録、また番組YouTube公式チャンネルのトータル再生回数は2億回(2014年12月8日現在)を超えるなど驚異的な人気を獲得したが、今年9月、多くのファンに惜しまれつつ終了した。全98話、番組のラストシーンは、2年間テラスハウスに住み続けた“てっちゃん”こと菅谷哲也が、家の扉を開け、出ていこうとするところで終了。しかしあの日、あの扉の向こうには、本当の“ラスト”へと続く新たな日々が待っていた。てっちゃんと新たな住人たち、そして卒業したメンバーたちによる“ラストデイズ”が幕を開ける。
続編の経緯、テレビではなく映画の理由
太田&松本プロデューサーは「あの扉の向こうには、続きがありました。本当のラストは、ここから始まります」とし、続編制作の経緯について「恋をしたり、夢を見たり、恋を失ったり、夢を見失ったり、挫折して、嫉妬して、涙して、そして思いきり笑いあって、大切な仲間を得た彼らは、それぞれのゴールを見つけて、家を出て行きました。しかし、2年かかって、ゴールを見つけていない男が一人。『テラスハウスで、やりのこしたことは“卒業”』。番組開始当初から最後まで唯一テラスハウスで暮らし続けた菅谷哲也の、この一言で、その続きを描くことに思い至りました」と説明した。そしてその一部始終をテレビ放送ではなく、劇場のスクリーンにしたのはなぜか?
二人は「この度の『テラスハウス クロージング・ドア』は、哲ちゃんがあの扉を開けてから“卒業”までの日々を、相変わらず、ただただ記録したものです。哲ちゃんと新たな5人の住人たち、そして卒業したメンバーたちによる“本当のラストデイズ”が幕を開けます。彼等は、どのように次の一歩を踏み出すのか、はたまた踏み出さないのか」と展開される内容に言及しつつ、「『テラスハウス』は恋人や友人はもちろん、または見ず知らずの人々とSNSなどで互いの感想をシェアしながら見ることができる番組でした。でも、最後の最後は、劇場という閉ざされた場所で、大切な人とともに、または『テラスハウス』を好きでいてくださる方々同士で、同じ時間と空間で想いをシェアしていただきたいと願い、映画という形にさせていただきました」とコメント。「バレンタインに、あの扉の向こうに続く“本当のラスト”を是非、見届けにいらしていただければと思います」と呼びかけた。(modelpress編集部)
■出演者プロフィール
・菅谷哲也(すがや・てつや)
1993年7月28日生まれ。千葉県旭市出身。
B型。俳優。テラスハウス放送開始から終了まで暮らし続けた唯一のメンバー。
テラスハウス入居期間:2012年10月~
・島袋聖南(しまぶくろ・せいな)
1987年4月4日生まれ。沖縄県名護市出身。
O型。アルバイト。伊東大輝(2014年7~9月に入居)と交際中。
テラスハウス入居期間:2012年10月~2013年5月/2014年1月~
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