上戸彩主演「昼顔」最終回、“不倫”の結末に視聴者の反応は?新たな“ロス症候群”も
2014.09.26 12:31
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フジテレビ系ドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」(毎週木曜よる10時~)が25日、最終回を迎えた。
同作は、平日昼間に別の男性と恋に落ちる主婦のことを指す“平日昼顔妻”をテーマに「不倫」を取り扱い、現代社会が抱える問題に切り込んだ作品で、女優の上戸彩が初の不倫妻役を演じていることでも注目を集めた。
主人公は、ごく平凡で幸せな家庭を築いていたはずのパート主婦・笹本紗和(上戸)。昼顔妻の滝川利佳子(吉瀬美智子)に弱みを握られ彼女の要求に従ううちに、高校教師の北野裕一郎(斎藤工)と出会い不倫関係に陥る。さらに、欲望を満たすゲームのようなものだと軽い気持ちで不倫を繰り返してきた利佳子もまた、画家の加藤修(北村一輝)と本気の恋に落ちてしまう。
踏み入れてはいけない領域だと理解していながら、逃れることのできない運命に翻弄された紗和たち。最終回では、不倫に溺れる登場人物たちの関係がついに完結した。
「涙が止まらない!モヤモヤするーー」「切なすぎる最後だったけど、不倫を肯定するわけにはいかないもんね」「紗和と北野先生が選んだそれぞれの選択って男女の価値観の違いが如実に出てるな…」「不倫はやっぱりダメだけど、みんな純愛なんだよ~。だからハマれた」「私が紗和でも利佳子でも、同じような道を選んだと思う」と、SNS上には様々な反響が寄せられた。近年には珍しい「不倫」を真っ向から描いたドラマに多くの視聴者が心を揺さぶられたようだ。
15分拡大版で放送された最終話の平均視聴率は16.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)。全11回の平均視聴率は13.9%で、今期の民放連続ドラマの平均視聴率で「HERO」(同局系、全11話平均21.3%)に続く2位となった。
新居に引っ越すため高校をやめることとなった北野。北野に別れを告げられなかったことが心残りだった紗和は、北野の務める高校へと自然と足が向かう。そこで紗和は、北野が本当に自分を愛してくれていたという本心を知る。喪失感と絶望感に打ちひしがれる紗和は、北野との思い出のスニーカーに火をつけボヤ騒ぎを起こす。変わってしまった妻を見た俊介は、紗和のために離婚を切り出す。
一方、加藤は「泥棒」でいたくなかったからと、盗作を自らリークする。世間からバッシングを受ける加藤は、利佳子に別れを告げるがそれでも利佳子は2人でいることを選ぼうとする。そんな中、利佳子の元不倫相手・智也(淵上泰史)が乗り込んできて、加藤に掴みかかる。殴り合いの代償で加藤は右手に後遺症が残り、絵を以前のように描けなくなってしまう。そんな加藤に寄り添う利佳子だが、やはり加藤は利佳子を夫と子どもの元へ帰そうとする。加藤の想いを受け止めた利佳子は、家庭へと戻っていく。
離婚を受け入れた紗和。家庭へと戻っていった利佳子と北野。またひとり絵と向き合う加藤。それぞれが、新たな人生を歩みだした。(modelpress編集部)
主人公は、ごく平凡で幸せな家庭を築いていたはずのパート主婦・笹本紗和(上戸)。昼顔妻の滝川利佳子(吉瀬美智子)に弱みを握られ彼女の要求に従ううちに、高校教師の北野裕一郎(斎藤工)と出会い不倫関係に陥る。さらに、欲望を満たすゲームのようなものだと軽い気持ちで不倫を繰り返してきた利佳子もまた、画家の加藤修(北村一輝)と本気の恋に落ちてしまう。
踏み入れてはいけない領域だと理解していながら、逃れることのできない運命に翻弄された紗和たち。最終回では、不倫に溺れる登場人物たちの関係がついに完結した。
「昼顔ロス」現象も
最終話放送後には、Twitterのトレンドに関連キーワードが次々と登場する盛り上がりぶりを見せた「昼顔」。切なすぎる恋の結末には大きな反響が寄せられ、番組終了への喪失感を指す「昼顔ロス」という言葉が出現するほど。「涙が止まらない!モヤモヤするーー」「切なすぎる最後だったけど、不倫を肯定するわけにはいかないもんね」「紗和と北野先生が選んだそれぞれの選択って男女の価値観の違いが如実に出てるな…」「不倫はやっぱりダメだけど、みんな純愛なんだよ~。だからハマれた」「私が紗和でも利佳子でも、同じような道を選んだと思う」と、SNS上には様々な反響が寄せられた。近年には珍しい「不倫」を真っ向から描いたドラマに多くの視聴者が心を揺さぶられたようだ。
15分拡大版で放送された最終話の平均視聴率は16.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)。全11回の平均視聴率は13.9%で、今期の民放連続ドラマの平均視聴率で「HERO」(同局系、全11話平均21.3%)に続く2位となった。
「妻が選ぶのは夫か恋人か」<最終話ネタバレ>
約束通り紗和(上戸)の元へと戻った北野(斎藤)。幸せな一夜を過ごすが、探偵会社の調査員と紗和の夫・俊介(鈴木浩介)、北野の妻・乃里子(伊藤歩)、俊介の母・慶子(高畑淳子)らが乗り込んできて、2人は無理矢理自宅に連れ戻された。その後、笹本家と北野家は弁護士を間に入れて話し合う。俊介と乃里子の要求は「2人が二度と会わないこと」だけ。紗和と北野は、お互いへの想いを抑えこみ突き放すようにその条件を受け入れた。新居に引っ越すため高校をやめることとなった北野。北野に別れを告げられなかったことが心残りだった紗和は、北野の務める高校へと自然と足が向かう。そこで紗和は、北野が本当に自分を愛してくれていたという本心を知る。喪失感と絶望感に打ちひしがれる紗和は、北野との思い出のスニーカーに火をつけボヤ騒ぎを起こす。変わってしまった妻を見た俊介は、紗和のために離婚を切り出す。
一方、加藤は「泥棒」でいたくなかったからと、盗作を自らリークする。世間からバッシングを受ける加藤は、利佳子に別れを告げるがそれでも利佳子は2人でいることを選ぼうとする。そんな中、利佳子の元不倫相手・智也(淵上泰史)が乗り込んできて、加藤に掴みかかる。殴り合いの代償で加藤は右手に後遺症が残り、絵を以前のように描けなくなってしまう。そんな加藤に寄り添う利佳子だが、やはり加藤は利佳子を夫と子どもの元へ帰そうとする。加藤の想いを受け止めた利佳子は、家庭へと戻っていく。
離婚を受け入れた紗和。家庭へと戻っていった利佳子と北野。またひとり絵と向き合う加藤。それぞれが、新たな人生を歩みだした。(modelpress編集部)
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