小栗旬主演で月9史上初の試み ミスチルが13年ぶりに主題歌書き下ろし
2014.09.05 10:49
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俳優の小栗旬が10月からスタートするフジテレビ系月9ドラマに主演することが決定。また、主題歌をMr.Childrenが担当することが明らかとなった。
月9史上初の時代劇
7月から「テレビアニメ」、10月からは「連続ドラマ(実写)」を放送し、その後「劇場映画(実写)」へと展開していく、フジテレビ開局55周年記念プロジェクト『信長協奏曲』が、小栗主演で月9枠にて10月13日(月)から放送されることが発表。小栗が「連続ドラマ(実写)」、「劇場映画(実写)」に主人公・サブロー役、そしてサブローが出会う本物の織田信長を一人二役で演じ、主演を果たすことはすでに発表されていたが、今回新たに「連続ドラマ(実写)」の主題歌にMr.Childrenの書き下ろし新曲が起用されることが決定した。同作は、月刊漫画雑誌「ゲッサン」(小学館)で2009年から好評連載中の大人気漫画『信長協奏曲』(のぶながコンツェルト/石井あゆみ著)の映像化作品(最新コミックス第11巻は、9月12日発売)。「マンガ大賞2012」、「このマンガがすごい!2012」、「全国書店員が選んだおすすめコミック2012」など、数多くの賞にノミネートされる人気作で、勉強が苦手で歴史についても無知という、どこにでもいそうな高校生のサブローが、突然、戦国時代(1549年)にタイムスリップしてしまい、そこで出会った自分の顔とそっくりな本物の織田信長に、「病弱な自分に代わって、織田信長として生きてほしい」と頼まれ、天下統一を目指すという物語。
Mr.Childrenは実際に原作漫画や、ドラマ『信長協奏曲』の台本を読み、作品の世界観に共感し、ドラマ『信長協奏曲』の主題歌を作成。Mr.Childrenが、月9ドラマに書き下ろしの新曲を提供するのは、『アンティーク~西洋骨董洋菓子店~』(2001年10月クール放送)に「youthful days」を提供して以来。2010年1月クールの月9ドラマ『コード・ブルー―ドクターヘリ救急救命―2nd season』の主題歌「HANABI」は、2008年7月クールの木曜劇場『コード・ブルー―ドクターヘリ救急救命―』の主題歌として書き下ろされた楽曲となるため、実に13年ぶりだ。
本人コメント到着
Mr.Childrenの桜井和寿は、「このドラマの背中を押したくて、また自分達にも、新しい風を吹かせたくて、気負い過ぎていたのでしょう。何曲作っても納得できなくて、何度も何度も手直しして、やっと『これだ!!!』って曲が完成しました。強さと優しさを併せ持つそんな曲を、『信長協奏曲』からプレゼントされた、そんな気持ちです。ありがとう。また次の一歩を踏み出せます」とメッセージ。また、フジテレビの村瀬健プロデューサーは、「このドラマの企画書を書いているときから、主題歌はMr.Children以外に考えられないと思っていました。『月9初の時代劇』、それも『戦国時代を舞台にした若者たちの青春群像』を作ろうと考えたとき、桜井和寿さんの紡ぎ出す、強さと優しさを同時に感じさせてくれるメロディーと歌詞が作品を包み込んでくれたら、最高に素晴らしい世界が生まれると思ったからです」とコメント。
「完成した曲を初めて聴かせていただいたときには、知らないうちに涙がこぼれていました。戦国の世を生き抜こうとする主人公・サブローだけでなく、新しい一歩を踏み出そうとしているすべての人の背中を押してくれる、最高の主題歌だと思います。今まさに撮影している戦国モノならではの圧巻の映像と、このスケールの大きな素晴らしいミスチルサウンドがひとつになったとき、どんな〝協奏曲"が生まれるのか。今から楽しみです」と期待を寄せた。(modelpress編集部)
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