来春朝ドラヒロイン抜擢の美女・土屋太鳳とは?“NHKの申し子”としての活躍ぶりと2つの起用理由
2014.07.31 14:09
女優の土屋太鳳が、平成27年度前期NHK連続テレビ小説「まれ」のヒロインに抜擢。土屋は、現在放送中の朝ドラ「花子とアン」で吉高由里子演じる主人公・花子の妹、もも役としても出演し注目を集めている期待の19歳だ。
ブレイク候補・女優土屋太鳳
土屋の来春朝ドラヒロイン決定は、31日東京・渋谷の同局で行われた会見にて発表された。第84作目「おひさま」、「花子とアン」に続く朝ドラ出演3作目でヒロインの座を手にした土屋は、ドラマデビュー作が大河 「龍馬伝」(2010年)という“NHKの申し子”。端正なルックスと澄んだ瞳、鈴のなるような声が魅力的で、デビュー以来、映画「トウキョウソナタ」(2008年)「アルカナ」(2013年)、ドラマ「鈴木先生」(2011年4月期、テレビ東京)「黒の女教師」(2012年、TBS系)「真夜中のパン屋さん」(2013年4月期、NHK)と数々の作品へ出演し確かな演技力を培ってきた。8月1日公開の映画「るろうに剣心 京都大火編」にも出演しており、そこでは本格的なアクションに挑戦している。
2020人の中からオーディションで選ばれた土屋は、会見にて「今出てきただけでも感動しちゃってます。昨日のお昼最終面接って言われてドキドキしてたら、『来年のヒロインは土屋太鳳ちゃんにお願いします』って言われて、わ~って感じでした。本当に涙が止まらなくて」と初々しいコメント。大役にプレッシャーを感じつつも「たくさんの人に指導していただき、チームの一員として作品を作ることに集中していきたいなって思います」と気合を見せた。
プロデューサーが語る、2つの起用理由
また、今回の抜擢について高橋練プロデューサーは、「朝ドラのヒロインを演じるのが夢とストレートに語ってくれたこと」「最後に『チャンスをください』と言ってくれたこと」の2つが大きな決め手になったと説明。これまでのヒロイン像とは異なる安定第一の主人公・まれの選考には難航したようで、「まれは、夢を追いかけがんばっていくという朝ドラのヒロインタイプとは若干異なる子。そんな彼女がパティシエという仕事に出会い、そんな人生をどう開花させていくか、いろんなことが起こっていくと思うんですけど、どんなヒロインにしようかと我々はずっと悩んでいました。そんな中、最終カメラテストに土屋さんが来てくださって間違いなく彼女だなって思いました。彼女の存在感や魅力、お芝居、パティシエ姿が似合っていて、何より自分の夢を語ってくれたスピーチを聞いてぜひ彼女にお願いしたいなと感じました」と明かした。
朝ドラ出演経験のある女優が後にヒロインを演じた例は尾野真千子など。その点について高橋氏は「以前朝ドラに出られた方がヒロインというのはいらっしゃいますが、役者として成長過程でちょうどいい形でバランスを保ちながら花を開いていくというのは初めて」といい、「彼女は19歳という女性なので、これからまれという役を演じていく中でとても大きな経験をしていくと思う。さらなる大ジャンプをしてくれるんじゃないかな」と期待を寄せた。
来春朝ドラ「まれ」とは
「花子とアン」、次回作「マッサン」に続く第92作目「まれ」は、家庭の事情で都会から石川県能登地方・輪島市に移り住んだヒロイン希(まれ)が、人々と触れ合う中で、一度は忘れかけたパティシエになるという夢を取り戻し、世界一のケーキ職人を目指す姿を描いた成長物語。脚本は、NHK向田邦子ドラマ「胡桃の部屋」、TBS「クロサギ」、フジテレビ「花の鎖」、映画「ガール」「あしたのジョー」を手がけた篠崎絵里子氏が担当する。連続テレビ小説「まれ」は、2015年3月30日(月)から9月26日(土)まで全156回放送予定。(モデルプレス)
■土屋太鳳(つちやたお)
生年月日:1995年2月3日
出身地:東京都
身長:155cm
血液型:O型
2005年スーパー・ヒロイン・オーディションMISS PHOENIX審査員特別賞受賞。2008年黒沢清監督「トウキョウソナタ」で映画デビューを果たす。主な出演作品には「鈴木先生」(テレビ東京)、「真夜中のパン屋さん」(NHK)、「リミット」(テレビ東京)、主演映画「アルカナ」(‘13)、「赤々煉恋」(‘13)など。CMではソニー「WALKMAN」、DMM.com「スマホでレンタル」などに出演。2014年は「連続テレビ小説花子とアン」(NHK)、「今夜は心だけ抱いて」(NHK)、映画「るろうに剣心京都大火編/伝説の最期編」に出演。
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