AKB48選抜総選挙、“襲撃事件”で厳戒態勢の中開場 マスコミへも例年とは異なる処置
2014.06.07 12:23
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「第6回AKB48選抜総選挙」の開票イベントが、6月7日午後5時より、東京・味の素スタジアムで行われる。AKBグループでは、5月25日に岩手県で行われたAKB48握手会で男に切りつけられて、メンバーの川栄李奈(19)入山杏奈(18)が手などを負傷した事件を受け、警備体制を強化。マスコミへも例年とは異なる処置を実施した。
襲撃事件の余波続く…警備強化
4日、AKB48のオフィシャルブログでは「皆様に安心してお楽しみいただけるよう、入場時の手荷物検査を強化させて頂きますが、そのため通常よりも時間が大幅に掛かることが予想されます。そこで両日ともに当初の予定より1時間早く、開場させて頂くことに致しました」とし、7日の開場は11時30分に、また翌8日に開催される「大島優子卒業コンサート」の開場は14時00分に変更。「金属探知機によるボディチェック」も行われるなど、厳重な警備体制が敷かれた。さらに、6日にはブログにて「手荷物検査及び金属探知機による検査を実施させて頂きます」と再度アナウンス。持ち込み禁止物として、法律・条例に抵触する物品等、人為的に傷つける恐れがある物などを挙げ、「ご入場の際に手荷物検査、金属探知機によるボディチェックにご協力頂けない方」の入場を拒否するとした。
また、マスコミに向けては、手荷物検査・ボディチェックの実施と通常提出する名刺のほかに「顔写真付きの身分証明書」の提示を義務付け。例年とは異なる処置への協力と腕章の持参を呼びかけた。
当日は大雨にも関わらず、受付前からファンが殺到。警備員が至るところに配置され、手荷物検査と金属探知機によるボディーチェックを実施。金属探知機の音が鳴り響き、普段とは異なる空気が流れた。
「AKB48 37thシングル 選抜総選挙」※別名:第6回AKB48選抜総選挙
今年で6回目を迎える選抜総選挙は、AKB48の37枚目のシングルを歌う選抜メンバー及びカップリングメンバーをファンの投票で決定。第1回(2009年)と第3回(2011年)は前田敦子、第2回(2010年)と第4回(2012年)は大島優子、そして昨年の第5回では指原莉乃がそれぞれセンターを獲得。今回は昨年までのシングル選抜メンバー(1~16位)、アンダーガールズ(17~32位)、ネクストガールズ(33~48位)、フューチャーガールズ(49~64位)の4カテゴリー64人に、アップカミングガールズ(65~80位)の16人が加わり、5カテゴリー計80人が選出される。また、昨年は立候補資格があった“過去にAKB48グループに4年以上在籍していたメンバー”、つまりOGの参加が見送られた一方で、4月に発足したばかりのAKB48チーム8メンバー47人の立候補が認められたため、今回の選抜総選挙では全グループ(AKB48・SKE48・NMB48・HKT48・JKT48・SNH48)総勢296人のメンバーが順位を競い合う。投票権はAKB48の36枚目のシングル「ラブラドール・レトリバー」に封入されるシリアルナンバーをはじめ、公式ファンクラブ「二本柱の会」会員、AKB48 Mobile会員など12パターン用意された。(モデルプレス)
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