「カノ嘘」大原櫻子、目指すは“二刀流”　女子中高生を惹きつける魅力とは

圧倒的な歌唱力

彼女を語る上で欠かせないのは、圧倒的な歌唱力。「カノ嘘」原作者の青木琴美、監督の小泉徳宏、音楽プロデューサーの亀田誠治に満場一致で認められた逸材で、音楽の祭典「2013 FNS歌謡祭」（フジテレビ系）では、miwaとコラボレーション。その抜群の歌唱力と存在感あるパフォーマンスが話題となった。また今月2日放送の「ミュージックステーション」（テレビ朝日系）初出演後は、“大原櫻子”“櫻子”“カノ嘘”“MUSH”など関係するワードが、話題のツイート上位に入り、「可愛い」「歌上手すぎでしょ」「声が素敵で涙出てきた」「一気にファンになりました」など、絶賛する声が殺到した。

女優として映画賞を受賞

演技力も見逃せない。今年4月には「カノ嘘」で「第23回日本映画批評家大賞」新人賞を受賞し、女優としても注目を浴びた。現在放送中の連続ドラマ「死神くん」（テレビ朝日系）の第一話にゲスト出演した際は“容姿にコンプレックスを持った女子高生役”を熱演。眉毛を太くし、真っ黒のロングウィッグをつけるなど、特殊メイクを施していたこともあり、こちらも大きな反響を呼んだ。

大原を真似する女の子が急増

このほかの活動としては今年3月31日から「大原櫻子のオールナイトニッポン0（ZERO）」（毎週月曜 深夜3時～5時）でレギュラーパーソナリティを務めている。各方面でのメディア露出が増えたことにより、巷では彼女のトレードマークでもある“マッシュルームカット”を真似する女の子や、ギターを始める女子中高生が急増しているという。そんな中、6月25日に「大原櫻子（from MUSH＆Co．）」として映画から派生したスピンオフ・シングル「頑張ったっていいんじゃない」を発売することが決定。今月14日、都内でその新曲の初披露ライブが行われた。

200人の枠に約3000件の応募が殺到

ライブには2公演計200人を招待し、「頑張ったっていいんじゃない」ほか「明日も」「ちっぽけな愛の歌」など全4曲を披露。約3000件の応募の中から抽選で当選した観客からは終始「可愛い～」「大好き」といった熱烈な声援が飛び交った。

歌手と女優の“二刀流”を宣言

歌手と女優、2つの顔を持つ大原。ライブ前の囲み取材では、野球選手を引き合いに「大原さんも歌手と女優で“二刀流”を目指しますか？」と聞かれ「目指します！歌もお芝居も両方やっていきたいです」と笑顔で両立を宣言。歌手としては「こうなりたいなとちっちゃい頃から思っていたのは、DREAMS COME TRUEの吉田美和さん。いずれは自分でも曲を書いて、なるべく早く武道館に立ちたいです」と意気込み、女優としては「アクション映画や舞台にチャレンジしてみたい」と目を輝かせていた。

沢尻エリカ、中島美嘉、剛力彩芽…歌も演技もできる存在は数多くいる。しかし「第23回日本映画批評家大賞」新人賞を受賞した際、「いろいろな髪型、いろいろな顔、いろいろな体型、いろいろな声、このように色とりどりの“桜”を咲かせるような大原櫻子になりたいです」と堂々とスピーチしていた彼女だけに、誰も予想のつかない“桜”を咲かしてくれるのではないだろうか？期待せずにはいられない。（モデルプレス）

■大原櫻子（おおはら・さくらこ）プロフィール
1996年1月10日生まれ（18歳）。東京都出身。