キスマイ藤ヶ谷太輔ファンの「反感を買わないように」 共演者が不安吐露

共演者が本音吐露

10日、都内にて行われた舞台「コルトガバメンツ」囲み取材に応じた藤ヶ谷と窪塚俊介。藤ヶ谷演じる主人公の友人を演じる窪塚は、物事を斜めから見るクセのある役どころに挑戦。そのため、「人の揚げ足を取ったりするので、藤ヶ谷くんのファンの反感を買わないようにしたい」と思わず本音。藤ヶ谷をはじめキャスト陣が爆笑すると、「穏便にはじけたいと思ってます」と付け加え、さらなる笑いを誘った。

同世代・同性のキャストが多いということもあってか、「面白かった。本当の同級生とか会社みたい。一緒に食事行きました」（藤ヶ谷）と現場は和やかな様子。藤ヶ谷は、「スケジュールの関係もあるので、食事はみんなで行ったり個々で行ったりしました。キスマイは急にスケジュールを言われるから分からないんです（笑）」と冗談交じりに語り、「東京以外でも公演があるので、ご当地ものの食事にも行けるんじゃないかなーって期待してます」と胸を弾ませた。

藤ヶ谷、芝居にかける想い

藤ヶ谷にとって、2011年のCDデビュー後初めてとなる舞台「コルトガバメンツ」。今作は、社会に出たがうまく生きられない若者たちと、大人社会を体現している会社の上司との対立を軸に、彼らが自分の未来に向かって確かな一歩を踏み出していく姿を描く。作・演出は、何気ない日常を描きながら、鋭い観察眼を発揮して人々の心の機微を描き出すことを得意とする田村孝裕氏が担当する。

「何がやりたいとか、やりたくないって言ったわけではないんですが、気がついたら久しぶりの舞台だったし、ジャニーズ以外の舞台は初。なので難しいですね」と明かした藤ヶ谷。「まずは声を大きく出すとか、そこに存在するとか、誰にどのくらいのエネルギーをぶつけるとかいろいろ（学んだ）。お芝居はこれからもやっていきたい分野だったりするので、嬉しい事だなと思いますね」と自身の成長を実感した様子だった。

会見には、このほか中尾明慶、渋谷謙人、升毅が出席。なお、5月11日からパルコ劇場（渋谷パルコパート19階）ほかにて公演する。（モデルプレス）