心筋梗塞から復帰の天海祐希、現在の体調に言及

30日、天海は都内で行われた劇団☆新感線の最新作のいのうえ歌舞伎「蒼の乱」製作発表会見に登壇。天海のほかには、松山ケンイチ、早乙女太一、高田聖子、平幹二朗、演出のいのうえひでのり氏、作家の中島かずき氏が出席した。

体調に言及

昨年5月、軽度の心筋梗塞により出演していた舞台を降板した天海。歌あり踊りありの今作で主演を務めるが「また、新感線に出させていただけて嬉しく思います。くれぐれも体調に気をつけてがんばりたいです」と意気込みを語った。

質疑応答でも、天海の体調を心配する声が聞かれたが、「大丈夫だと思います。今は何ともないので。何の支障もないと思っています」とコメント。真摯な眼差しで語った。

“人間離れした”女優と大絶賛

劇団☆新感線の座長のいのうえ氏に「現実離れしたキャラクターのほうが光るスケールの大きい女優」と絶賛された天海。作家の中島氏にも賛辞を贈られ、「いのうえさんがおっしゃるように人間離れする部分があるのならば、ぜひそれを思う存分発揮したいと思います」と意気込んだ。また、松山と夫婦役を演じることに触れ、「今回は若干、恋もありです。大変嬉しく思います」とニンマリ。

一方で松山は、「人間離れした天海さんの旦那になるには僕も人間離れしなければなりません。そういったバランスを意識していかなければいけないと思います」とコメント。「存在感のある女優さんと夫婦役をやるということで、全身全霊でぶつかっていきたいです」と思いの丈を語った。

同作は劇団☆新感線の最新作で、新たな切り口から描かれる平将門をめぐる国づくりの物語。東京公演は東急シアターオーブにて3月27日～4月26日、大阪公演は梅田芸術劇場にて5月8日～5月27日の日程で上演される。（モデルプレス）