新生KAT-TUN、4人揃って想いを語る 「悲しい気持ちにさせてしまった」

同番組は、MCの中村がアーティストの素顔に迫るトーク＆音楽バラエティ。今年9月に、元メンバー・田中聖がジャニーズ事務所から専属契約を解除され、4人での活動となったKAT-TUN。

中村から「これからは4人で活動していくのか」との言葉が出ると、会場全体が一瞬にして緊張感に包まれた。それを感じた中丸雄一が、「お客さんの反応を見てると、この話には触れなきゃいけないかなと思うんですけど」と口を開き、「今回もまたちょっとね、悲しい気持ちにさせてしまったのは凄く申し訳ないと思うんですけど、先のことも今なんとなく見えています」と真剣な口調。「4人体制のKAT-TUNも、またいいところがあると思うのでね、探しながら、ちょっと気合を入れてやっていきたいと思います。見てて下さい！」と意気込みを見せた。

亀梨和也「とにかくやるしかない」

亀梨和也は、「とにかくやるしかないという想いの中で、ひとつひとつ確実にやっていきたいなと思っています」と力強い言葉。上田竜也が、「僕らは最後までKAT-TUNでいると決めている」と宣言すると、観客から大きな拍手が沸き起こった。最後に田口淳之介が、「僕らがすることは、皆さんを明るくすることだし、そうやって元気を与えられる存在でありたいと思っているので、ついてきて下さい！」と、会場に集まったファンだけでなく、全てのファンに呼びかけた。

4人の強い決意を聞いた中村は、「すごいと思った。この人達、ちゃんと皆さんの前に立って、自分で責任を果たしている。これはほんとうに素晴らしいことだと思う」と彼らの姿勢を称賛。「今回のことは、与えられた素晴らしい課題だと思って、頑張ってカッコいいアイドルでいてほしいと思います」とエールを送ると、「ありがとうございます」と新生KAT-TUNは頭を下げた。

また番組内では「Keep the faith」「BIRTH」をはじめとした3曲を披露。4人での再スタートとなる「楔－Kusabi－」も披露し、ファンを熱狂させる力強いパフォーマンスを見せた。

ファンからは「4人になっても勢いは止まらないね」「それぞれがステップアップしてついてこい！って感じが伝わった」「KAT-TUN大丈夫！って実感したよ」「見てて泣けてきた」など、再始動したKAT-TUNへの熱いメッセージが寄せられている。

「KAT-TUN」から二人の脱退

KAT-TUNは2001年に結成し、2006年3月22日にシングル「Real Face」で6人組のアイドルグループとしてメジャーデビュー。2010年に、元メンバーの赤西仁がソロ活動の意向を示し、脱退。その後の話し合いで、「5人でしっかりとやっていこう」と決意するも、2013年9月に、元メンバー・田中聖が「度重なる事務所のルール違反行為があった」との理由から、ジャニーズ事務所から専属契約を解除された。現在は、亀梨和也、中丸雄一、上田竜也、田口淳之介の4人で活動している。（モデルプレス）