壇蜜、ドラマ初主演で新境地「あんな女いたら嫌だと思って」

2013.09.30 15:25

タレントの壇蜜が、今冬に放送されるスペシャルドラマ「悪夢の六号室」(ABCローカル)でドラマ初主演することが決定した。

  
同作は、「悪夢のエレベーター」(幻冬舎)や「悪夢」シリーズの作者・木下半太氏が原作・脚本を書き下ろした最新作。舞台は、あるリゾート地の古びたモーテル。大金を盗んだ若いカップルの部屋「五号室」と殺し屋の部屋「六号室」に、夫殺しを依頼した妻が現れ、事態は思わぬ方向へと転がっていく、というストーリー。二人の悪女をめぐる笑いと愛の極上サスペンスコメディとなっている。

壇蜜が演じるのは、老舗和菓子屋の三代目の妻で、専業主婦の町田鮎子。大人しくお淑やかなセレブ風の風貌で、黒髪で妖艶な雰囲気を醸し出す妖しい女。クールな美女だが、攻撃的な性格で情緒不安定な一面も。浮気症の夫の殺害をフリーの殺し屋に依頼するといった役どころだ。

そんな鮎子は、“ドS”でもあり、「テニスボールを旦那の口に詰め込む」「旦那の股間を切って殺すところを特等席で見させてもらう」と発言するなど随所でそのキャラクターを発揮。さらに、「ハァハァしているところが見たいの」「愛のためならなんでもできるわよ」と不敵に笑いながらセリフを吐く場面も。壇蜜が、今作でどんな新境地を見せるのか注目だ。

ドラマ初主演に壇蜜は、「向いてないことをご理解の上、選んでいただいたことは光栄です。善処いたします」とコメント。鮎子という“悪女”かつドSなキャラクターを「ちゃんとしすぎた人」と分析し、「粛々とその女性の気持ちに触れたいと思います」と意気込んだ。視聴者へは「人を恨むのも体力と知力がいるものです。見終わった後で、あんな女いたら嫌だと思って下されば幸いです」とメッセージを送っている。

また、飯田新プロデューサーは、「いま最もアツい女・壇蜜さんが、サスペンスコメディに挑戦します。観るものすべてを虜にしてしまう壇蜜さんと、あっと驚く衝撃の結末が待つストーリーの化学反応を、ぜひご覧ください。新たな魅力をまとった壇蜜さんをお見せします」とコメントを寄せた。

壇蜜のほか、キャバ嬢・本多琴音役に逢沢りなが、殺し屋役に堀部圭亮が挑戦。森本亮治、火野蜂三、西郷豊らも出演する。(モデルプレス)
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