新垣結衣×堺雅人「リーガルハイ」、新キャスト続々発表

本作は、「法律」と「笑い」、相反する２つの要素が絶妙に組み合わさった「大人が笑える極上コメディ」として、第50回ギャラクシー賞、第39回放送文化基金賞など、数々の賞を獲得し、高い評価を得た連続ドラマ。先日、堺雅人演じる古美門研介と新垣結衣演じる黛真知子の「最強（？）凸凹コンビ」と対峙する弁護士の羽生晴樹を岡田将生が演じることが明らかとなった。

今回発表された新キャストは、今年1月に第2子を出産後、初めての連続ドラマ出演となる小雪。連続ドラマへの出演は、2010年7月クール「うぬぼれ刑事」（TBS系）にゲスト出演して以来、3年ぶりとなる。小雪が演じるのは、自身が事務員として勤めていた運輸会社社長の徳永光一郎と、当時小学5年生のその娘・さつきを青酸化合物入りのスープを飲ませ殺害（さつきは一命を取り留めたものの重体）し、5千万円の保険金を受け取った罪で、一審で死刑判決を受け、拘置所に収監されている安藤貴和（あんどうきわ）。貴和は、光一郎の妻が病死した直後に、彼との交際を始め、殺害する前から現金、車、マンションなど総額1億円以上を貢がせていた。さらに貴和には、2度の結婚歴があり、殺害されたとされる光一郎以外にも、最初の夫は不審死、2番目の夫は自殺を遂げ、共に高額な保険金を受け取っており、日本中の女性を敵に回す「世紀の悪女」としてマスコミをにぎわせている。

堺とは「エンジン」以来8年ぶりの共演となる小雪は、「堺さんは本当に優しい方で、久々の共演が今から楽しみで仕方ありません」といい、新垣については「初めてお仕事させていただくので楽しみです」とコメント。さらに、「脚本の古沢良太さんとは、何度もお仕事をさせていただいているので、とても楽しみな作品です。私自身、出産後久しぶりの連続ドラマ出演なので、皆さんと長い時間をかけて作品を創りあげていく楽しみをかみ締めたいです」と喜び、「いろいろな意味でとんでもない作品だと思います（笑）。非常にスピード感があり、言葉遊びも面白い」とこのドラマへの想いも語った。

そのほか、第1話のスペシャルゲストとして松平健が出演。松平が演じるのは、小雪演じる貴和の裁判を担当する主任検事の醍醐実（だいごみのる）。松平は、「台本を読ませていただき、非常に面白く、テンポがある作品だと思いました。初めての検事役になりますが、とても個性的でやりがいのある設定なので今から楽しみです」とコメントした。

小雪同様レギュラー出演するのは、黒木華と古舘寛治。黒木が演じる本田ジェーン（ほんだじぇーん）、古舘が演じる磯貝邦光（いそがいくにみつ）共に、岡田演じる羽生が立ち上げた弁護士事務所「NEXUS」に所属する弁護士で、羽生と一緒に、古美門研介＆黛真知子の「最強（？）凸凹コンビ」と法廷で対決することとなる。

フジテレビ・ドラマ制作部の成河広明プロデューサーは小雪の起用について、「ご自身もほとんど演じたことがなかった“希代の悪女”。その美貌とますます磨きの掛かった演技で、『リーガルハイ』にまた新しい色を付けてもらえると思います」と明かした。（モデルプレス）