壇蜜、過激SMシーン解禁　下着姿で体当たり熱演

角川ホラー文庫20周年記念として制作された本作は、作家・大石圭の同名小説を「ヌードの夜」「死んでもいい」「花と蛇」「GONIN」などで知られる鬼才・石井隆の監督・脚本により映画化したR-18作品。ひとりの女性の“昼と夜”“過去と現在”が交錯し浸食し合うさまを、過激に、そしてエロティックに描き出す。

主役の奈緒子を演じるのは、“エロス神”として話題を集める壇蜜。約2分間の予告編では「不妊治療専門女医」という昼の顔と、「SMクラブのM嬢・セリカ」という夜の顔、そして地下室に拉致監禁されていた過去がめまぐるしく行き交い、過激なSMシーンも一部公開。下着姿で四つん這いになり、鞭で打たれながら悶える彼女の熱演ぶりは、まさに本格女優としての第一歩と言える。

17歳の奈緒子を演じるのは、グラビアアイドルの間宮夕貴。その裸体の美しさと共に、堂々たる存在感を放っている。このほかSMクラブ上顧客を、竹中直人、伊藤洋三郎らがベテランの演技で狂気的に演じている。

驚愕のエロティック・ホラー「甘い鞭」は、9月21 日より丸の内TOEIほか全国ロードショー。（モデルプレス）

■映画「甘い鞭」
出演：壇蜜、間宮夕貴、中野剛、屋敷紘子、中山峻 、伊藤洋三郎、中島ひろ子、竹中直人
監督・脚本：石井隆
原作：大石圭「甘い鞭」（角川ホラー文庫刊）

＜ストーリー＞
美貌の不妊治療専門女医、奈緒子。彼女のもうひとつの顔…それはSM クラブM 嬢“セリカ”。彼女には忘れられない忌まわしい過去があった―。それは、17 歳の夏、隣家の男に拉致監禁され、地下室で陵辱され続けた果てに、男を殺害し辛うじて地獄から生還するという、惨い記憶だった…。凄惨な過去と、トラウマを抱え生きる現在を、ダイナミックに絡ませ描きながら、やがて物語は予想だにしなかった衝撃の結末を迎える…。