AKB48メンバー、卒業を発表「この世界は甘くない」

21日の深夜、中塚はオフィシャルブログにて「今日の劇場公演で、卒業を発表しました」と改めて報告。「卒業のことは、今年に入ってからずっと考えてました」と語り、「AKBがどんどん大きくなって、私も同じグループのメンバーなのに、正直、ついていけてなくて…。私はここに必要なのかな？このままでいいのかな？って、悩んだりして。でも、大好きなメンバーに会えて、公演も楽しくて、いつもみんなが支えてくれて応援してくれて。そんな環境に甘えて、なかなか卒業という答えを出すことができませんでした」と心境を明かした。

2007年に、5期生オーディションに合格し加入した中塚。今年6月に20歳の誕生日を迎える彼女は、「これは、一歩踏み出すいい機会なんじゃないかって思いました。20歳になると同時に再スタートしたい、そんな思いを抱いて、卒業を決心しました」と理由を語っている。

今後については、「私にはね、まだ、これ！っていう夢がないんです。でも、やりたいことは沢山あって。この世界は甘くないって知ってるから、まずはやりたいことをやれるように、自分のために頑張ります」とさらなる飛躍を誓った。

また、6月8日に行われる「AKB48 32ndシングル選抜総選挙」の辞退を発表していた中塚。不出馬発表時には、大島優子が2011年の総選挙でスピーチした「票数は愛」という言葉にかけ、「票数は愛だ、と言うけど。こんな形にしなくても、皆さんの愛、ちゃんと伝わっています」とコメント。一部では、批判ではないかと話題となっていた。

そのことについて、同記事で「総選挙辞退を発表したときに書いたことは、私の本音です。でも、優子ちゃんを批判してるつもりは全くありません。優子ちゃんが言ってる意味も、ちゃんと理解してるつもりです」と綴り、「優子ちゃんはすぐ連絡をくれました。お互いの気持ち話して、理解しあってるので、心配しないでください。心の底から尊敬できる、信頼できる大好きな先輩です」と明かしている。

中塚のほか、総選挙への出馬を辞退し卒業を発表したメンバーには、秋元才加、松原夏海、小森美果の3人がいる。（モデルプレス）

■中塚智実プロフィール

生年月日：1993年6月18日
出身地：埼玉県
血液型：A型