髪バッサリの北乃きい、その理由を明かす
2013.02.22 10:53
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3月1日21時より放送されるスペシャルドラマ「ダブル・ミーニング Yes or No?」で主演を務める女優の北乃きいが囲み取材に応じ、同作の見所や役作りについて語った。
「切ってほしい」っていう要望があった
今回の撮影には髪をバッサリ切って挑んだ北乃。「脚本を読んで私と監督が同じ意見だったんです。監督も私もショートカットかなって思っていて。でも同じ役なので、前作と同じままでもいいのかなとも思ったんですけど、監督から『切ってほしい』っていう要望があったので切りました」とその理由を告白。髪を切ったことで「違う役を演じているような感じ」だったといい、「おとり捜査でカツラをかぶったりするので、そういう意味では、この職業はショートがもともとよかったんじゃないかなって思いました」と演じた北乃だからこそのエピソードを披露した。また、落ち込むことや何かに頼ることがあまりないという北乃は、「落ちこんだら自分でいつも何とかしていて、相談も乗る方でしない方です。だから極限まで落ちないようにしてます」ときっぱり。自分の力で立ち直ることができるのは、「性格かな」と分析し、「この間年配の方と話していて思ったんですが、私はずっと、育てた親の躾が自分の性格になると思ってたんです。でもそうじゃなくて、親がどう育てても生まれ持った性格があって。ずっと私は、自分が割とドライなのは環境のせいだと思ってたんですけど、でも、それはもともとの性格だって最近気づいたんです」と明かした。
「アンフェア」シリーズ最新作は、体感型の謎解きミステリー
同作は、篠原涼子主演で2006年1月期に放送された連続ドラマ「アンフェア」(関西テレビ・フジテレビ系)のスペシャル第2弾。連続ドラマ版は、2作のSPドラマ、2作の映画化と発展した人気シリーズで、北乃は、SPドラマ「アンフェアthe special~ダブル・ミーニング 二重定義」(2011年9月放送)に引き続き、雪平の後任として警視庁に着任した熱血刑事・望月陽(もちづきあきら)を熱演。今作では、“世間に正義を問う”と謳ったネット動画をめぐる残酷な“視聴者参加型人質殺人事件”が描かれ、デジタル放送ならではのアイデアを駆使した体感型の謎解きミステリーを展開する。北乃は、自身が演じた望月の魅力を、「自分に嘘をつかないところと、正義感、責任感があるところですね。それに、後先考えずに行動するところも、自分では長所だと思ってます」とコメント。「望月は言いたいことを押さえずに全部言う」というその設定が演じていて気持ちよかったと明かした。
大掛かりなアクションシーンでも話題を呼んだ同シリーズ。そのことに関しては、「吹き替えが、一つもないんです。でもほとんど後ろ向いてるんで見たら吹き替えだと思われるかもしれませんが、全部自分で演じています」といい、「一緒に突入しに行ってる感覚になれるというか、ちょっと刑事になった気分になれるようなアングルにもなってます」とメッセージを送っている。
今作には、北乃のほか、寺島進、加藤雅也、阿部サダヲらレギュラー陣をはじめ、望月の新たな上司・風見憲吾役に高嶋政伸、捜査に協力する科捜研の敏腕プロファイラー・大曾根学役に山本裕典、事件に巻き込まれる人質・町田渉役に綾野剛ら豪華俳優陣が出演する。
また、翌日3月2日21時には、映画「アンフェア the answer」(2011年)の地上波初放送が決定。まったく違った“アンフェア”を堪能できる2日間となっている。(モデルプレス)
■金曜プレステージ「ダブル・ミーニング Yes or No?」
3月1日 21時~22時52分放送
関西テレビ・フジテレビ系全国ネット
出演:北乃きい、高嶋政伸、山本裕典、石垣佑磨/綾野剛、橋本じゅん、忍成修吾、駿河太郎、福士誠治、浅野和之/加藤雅也、阿部サダヲ、寺島進
■土曜プレミアム「アンフェア the answer」
3月2日 21時~23時放送
関西テレビ・フジテレビ系全国ネット
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