宮崎あおいの夫役を発表 ドラマ「ゴーイング マイ ホーム」に新キャスト
2012.11.21 05:00
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関西テレビ・フジテレビ系で毎週火曜よる10時放送の連続ドラマ「ゴーイングマイホーム」に、俳優の加瀬亮が出演することが19日、わかった。
11月20日放送の第6話では、菜穂(宮崎あおい)の夫・下島惠(めぐむ)の居場所をつきとめた栄輔(夏八木勲)から、「会いに行ってきなさい」と言われて菜穂が深く悩むシーンがオンエアされたが、番組終盤(放送回未定)、ついに意を決した菜穂が惠に会いに行くことになる。是枝裕和監督と5度目のタッグとなる加瀬は、宮崎演じる菜穂の夫・惠を演じる。
菜穂には何も言わず黙って出て行ったという惠は、とある牧場で働いている設定。11月初旬、長野県の乳牛が飼育されている牛舎で、さっそくロケが行われた。
普段通りの飼育作業が行われている牛舎では、モーモーと牛の鳴き声が響き、セリフや演技のタイミングはOKでも「今のは牛の声がデカすぎたかも(苦笑)」とリテイクされる場面も。それでも是枝監督と何度も一緒に仕事をしてきた加瀬は、終始笑顔を絶やさず、スタッフとも積極的にコミュニケーションを図っていた。
また、感情の細かな機微の演出を受けた宮崎は、小さくうなづくと、本番前のリハーサルからうっすら目に涙を浮かべて気持ちを集中。心地よい緊張感はすぐにスタッフ間にも浸透し、現場全体で大切なシーンは丁寧に撮り進められていった。
加瀬亮:あまりセリフが多くなかったので、キャラクターが分かりづらかったんですが、衣装合わせの際に是枝監督から非常に詳しい手書きの設定書を、A4一枚いただきまして。その上で、メールで何度か確認をやり取りしたんですが、結局は“とりあえず現場でやってみましょう”と。来てみたらいつもの是枝組のスタッフだから、映画の時と変わらない雰囲気でやれています。
― 是枝監督の魅力を加瀬さんはどこに感じますか?
加瀬亮:その時代に失われていくものに対して敏感なところと、何らかの形で“死”をテーマの一つにして、それによって“生”を切実に表してくるところ、でしょうか。
― 宮崎さんとの共演はどうですか?
加瀬亮:昔、雑誌の撮影でご一緒したことはあるけれど、演技で組んだのは今日が初めて。すごく気持ちで演じる方だと思いました。一緒に立っていて、この場所にとてもいやすかったですね。
― 何か信じている不思議はありますか?
加瀬亮:不思議なものを見たことはないですけど、あったらいいなといつも思っています。見えないものもあるという、そっちのほうが真実だと思うから。普段の自分を考えても、どんな唯物論者をつかまえても、みんな見えるところだけで生きているわけじゃないと思うんです。道端のお地蔵さんに手を合わせる老婦人を僕も近所で見かけますけれど、その姿は豊かだなと思うんです。
― 視聴者にメッセージをお願いします!
加瀬亮:このドラマは、“視聴者を信じているドラマ”だと感じます。僕が演じるのはひどい男なんですけど、お話はとても温かいから、ぜひご覧になってください。
― ありがとうございました。
(モデルプレス)
菜穂には何も言わず黙って出て行ったという惠は、とある牧場で働いている設定。11月初旬、長野県の乳牛が飼育されている牛舎で、さっそくロケが行われた。
普段通りの飼育作業が行われている牛舎では、モーモーと牛の鳴き声が響き、セリフや演技のタイミングはOKでも「今のは牛の声がデカすぎたかも(苦笑)」とリテイクされる場面も。それでも是枝監督と何度も一緒に仕事をしてきた加瀬は、終始笑顔を絶やさず、スタッフとも積極的にコミュニケーションを図っていた。
また、感情の細かな機微の演出を受けた宮崎は、小さくうなづくと、本番前のリハーサルからうっすら目に涙を浮かべて気持ちを集中。心地よい緊張感はすぐにスタッフ間にも浸透し、現場全体で大切なシーンは丁寧に撮り進められていった。
加瀬亮コメント
― 今回の登場はいかがですか?加瀬亮:あまりセリフが多くなかったので、キャラクターが分かりづらかったんですが、衣装合わせの際に是枝監督から非常に詳しい手書きの設定書を、A4一枚いただきまして。その上で、メールで何度か確認をやり取りしたんですが、結局は“とりあえず現場でやってみましょう”と。来てみたらいつもの是枝組のスタッフだから、映画の時と変わらない雰囲気でやれています。
― 是枝監督の魅力を加瀬さんはどこに感じますか?
加瀬亮:その時代に失われていくものに対して敏感なところと、何らかの形で“死”をテーマの一つにして、それによって“生”を切実に表してくるところ、でしょうか。
― 宮崎さんとの共演はどうですか?
加瀬亮:昔、雑誌の撮影でご一緒したことはあるけれど、演技で組んだのは今日が初めて。すごく気持ちで演じる方だと思いました。一緒に立っていて、この場所にとてもいやすかったですね。
― 何か信じている不思議はありますか?
加瀬亮:不思議なものを見たことはないですけど、あったらいいなといつも思っています。見えないものもあるという、そっちのほうが真実だと思うから。普段の自分を考えても、どんな唯物論者をつかまえても、みんな見えるところだけで生きているわけじゃないと思うんです。道端のお地蔵さんに手を合わせる老婦人を僕も近所で見かけますけれど、その姿は豊かだなと思うんです。
― 視聴者にメッセージをお願いします!
加瀬亮:このドラマは、“視聴者を信じているドラマ”だと感じます。僕が演じるのはひどい男なんですけど、お話はとても温かいから、ぜひご覧になってください。
― ありがとうございました。
(モデルプレス)
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