沢尻エリカは“日本版ケイト・モス” 「ヘルタースケルター」ロンドン映画祭出品決定
2012.09.06 11:54
蜷川実花監督、沢尻エリカ主演映画「ヘルタースケルター」(公開中)が台湾映画祭に引き続き、10月10日~21日に開催されるロンドン映画祭に出品されることが6日、わかった。
プログラマーで映画評論家のトニー・レインズ氏が率いるロンドン映画祭は、北野武監督やウォン・カーウァイ監督を世界に知らしめるきっかけとなった映画祭で、今年で56回目を迎える。映画「ヘルタースケルター」はトニー・レインズ氏により特別招待作品として選出され、「DARE pathway 部門」での出品が決定した。
「DARE pathway 部門」は、本年から就任したディレクター、クレール・スチュアート氏により新たに創設された部門で、観客をコンフォート・ゾーン(居心地の良い場所)から連れ出す、攻撃的で、率直で、強烈な印象を残す作品を紹介する部門とされている。映画祭上映日10月12日には蜷川実花監督が渡英し、上映前の舞台挨拶と上映後のティーチインに登壇する。
トニー・レインズ氏は同作を「高名な舞台演出家蜷川幸雄を父に持つ蜷川実花の劇場用映画監督第二作は、蜷川の名に恥じない作品だ。大掛かりで華やかでスリリング。最も勢いのあった頃のケン・ラッセルをどこか思い起こさせ、日本のポップカルチャーを動かしている、スーパーモデルや十代のアイドル業界への痛烈な批判になっている」と絶賛。沢尻エリカを「日本版ケイト・モス」と称し「その美貌が、女王然と振る舞う傲慢な彼女の、自己への嫌悪に対する苛立ちと、その犯罪的なテクニックが警察の捜査対象となっている美容クリニックの仕事を、覆い隠している」と語っている。
映画「ヘルタースケルター」は第8回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞した岡崎京子の同名コミックを実写映画化。世界的フォトグラファー・蜷川実花がメガホンを握り、全身整形でトップスターへ上り詰めた主人公・りりこ(沢尻エリカ)が次々と事件を巻き起こしながら「美・名声・金・愛」の欲が入り乱れる芸能界を疾走するパワフルな生命力を描く。(モデルプレス)
「DARE pathway 部門」は、本年から就任したディレクター、クレール・スチュアート氏により新たに創設された部門で、観客をコンフォート・ゾーン(居心地の良い場所)から連れ出す、攻撃的で、率直で、強烈な印象を残す作品を紹介する部門とされている。映画祭上映日10月12日には蜷川実花監督が渡英し、上映前の舞台挨拶と上映後のティーチインに登壇する。
トニー・レインズ氏は同作を「高名な舞台演出家蜷川幸雄を父に持つ蜷川実花の劇場用映画監督第二作は、蜷川の名に恥じない作品だ。大掛かりで華やかでスリリング。最も勢いのあった頃のケン・ラッセルをどこか思い起こさせ、日本のポップカルチャーを動かしている、スーパーモデルや十代のアイドル業界への痛烈な批判になっている」と絶賛。沢尻エリカを「日本版ケイト・モス」と称し「その美貌が、女王然と振る舞う傲慢な彼女の、自己への嫌悪に対する苛立ちと、その犯罪的なテクニックが警察の捜査対象となっている美容クリニックの仕事を、覆い隠している」と語っている。
映画「ヘルタースケルター」は第8回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞した岡崎京子の同名コミックを実写映画化。世界的フォトグラファー・蜷川実花がメガホンを握り、全身整形でトップスターへ上り詰めた主人公・りりこ(沢尻エリカ)が次々と事件を巻き起こしながら「美・名声・金・愛」の欲が入り乱れる芸能界を疾走するパワフルな生命力を描く。(モデルプレス)
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