長澤まさみらが豪華主演リレー　東野圭吾作品をドラマ化

2012.05.16 12:43

フジテレビ系の木曜よる10時の枠で7月から「木曜劇場　東野圭吾ミステリーズ」がスタートすることが、同局のオフィシャルサイトで発表された。

人気作家・東野圭吾氏の傑作短篇小説を11話厳選し、週替わりの11人が“主演”をつとめ、シリアスあり、コメディータッチあり、ホラーテイストありの“ストーリー”でドラマ化。これまでにない冒険的なスタイルで、日本のドラマ界に旋風を巻き起こすことを目指す。

初回の主演を飾るのは俳優の唐沢寿明。短編集「犯人のいない殺人の夜」に収められている「さよならコーチ」という作品で、愛弟子を自殺という形で失う、実業団のアーチェリー部コーチ・石上純一を演じる。

2007年の「ガリレオ」に続き、2度目の東野圭吾作品に出演する唐沢寿明は、「東野さんの作品は、トリックの巧妙さはもちろんですが、人間の弱さや狡賢さといった、誰もが抱える闇の部分を繊細に描いているところに魅力を感じます。人間の心理の面白さや奥深さを、共演者の皆さんと演じていきたいと思います」と意気込んでいる。

長澤まさみら主演をつとめる豪華俳優＆女優陣も発表

また、案内人として中井貴一がドラマのナビゲーター役に初挑戦。とあるミステリー雑誌の編集長に扮し、架空の編集部を舞台にこれから始まるストーリーへと視聴者をいざなうキャラクターに「果たして、どんなミステリーが皆様を待ち受けるのか。私自身も楽しみに、作品の中へとご案内させて頂きます」とコメントを寄せている。

ドラマ化される11作品は、東野圭吾氏の短篇小説集「犯人のいない殺人の夜」「怪しいひとびと」「あの頃の誰か」（光文社文庫）から厳選。初回以降のラインナップは、大阪を舞台に殺された夫の事件を追う本格ミステリー「エンドレス・ナイト」の主演に松下奈緒、謎めいた少女がおこした殺人事件に巻き込まれた弁護士の運命を描く「レイコと玲子」の主演に観月ありさ、疑惑の事故で娘を失った男の究極の葛藤を描く「甘いはずなのに」の主演に反町隆史、殺された恋人が残した文字謎（シャレード）を追うコメディータッチのミステリー「シャレードがいっぱい」に長澤まさみが主演する（放送予定順）。他の作品の主演については現在調整中。（モデルプレス）

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