「38thSGアンダーライブ」撮影/鈴木健太(KENTA Inc.)(提供写真)

乃木坂46“史上最少人数”アンダーライブ開催 佐藤楓は卒業セレモニーで西野七瀬「つづく」ソロ歌唱

2025.04.06 11:17

乃木坂46が5日、神奈川県横浜市「ぴあアリーナMM」にて「38thSGアンダーライブ」と「佐藤楓卒業セレモニー」を開催。ここでは、ライブレポートをまとめる。


乃木坂46“史上最少人数”アンダーライブ&佐藤楓卒業セレモニー開催

「38thSGアンダーライブ」撮影/鈴木健太(KENTA Inc.)(提供写真)
「38thSGアンダーライブ」撮影/鈴木健太(KENTA Inc.)(提供写真)
今回のライブは、新しい都市型フェス『CENTRAL MUSIC & ENTERTAINMENT FESTIVAL 2025』とのコラボレーションも実施されており、横浜・みなとみらいにあるランドマークプラザにて「NOGIZAKA46 UNDER LIVE 2023-2025 コラージュアート」が展示されたりと、アンダーライブの魅力を発信。参加メンバーは岩本蓮加、岡本姫奈、黒見明香、佐藤楓、佐藤璃果、柴田柚菜、松尾美佑、矢久保美緒、吉田綾乃クリスティーの9人で、伊藤理々杏はスケジュールの都合により、ライブは休演となった。そして、3期生・楓の卒業セレモニーも開催された。

「38thSGアンダーライブ」撮影/鈴木健太(KENTA Inc.)(提供写真)
「38thSGアンダーライブ」撮影/鈴木健太(KENTA Inc.)(提供写真)
今回、アンダー楽曲『交感神経優位』のセンターに立つことになったのは、4期生の柴田。アンダー楽曲のセンターということは、アンダーライブで座長を務めるということ。柴田にとって初めての経験であり、1日しかない貴重なライブをどのような覚悟で挑むのかが見どころであった。また、アンダーライブ史上最少人数でどう乗り切るのか、についても関心が集まっていた。

“約5年ぶり”ノンストップアンダーライブにファン歓声

「38thSGアンダーライブ」撮影/鈴木健太(KENTA Inc.)(提供写真)
「38thSGアンダーライブ」撮影/鈴木健太(KENTA Inc.)(提供写真)
1曲目は『アンダー』からスタート。センターに立っているのは、もちろん柴田だ。柴田は豊かな感情表現を武器に、アンダーメンバーであることを歌った曲を表現すると同時に、座長として臨む今回のライブへの意気込みを示した。2曲目以降は、曲ごとにセンターを替えながら、アンダーライブでお馴染みの楽曲を届けていく。岩本、吉田、璃果、岡本、黒見、矢久保、松尾、楓。9曲連続で披露すると、鳴りやまないビートの上で座長の柴田が叫ぶ。

「38thSGアンダーライブ」撮影/鈴木健太(KENTA Inc.)(提供写真)
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「今日は約5年ぶりのノンストップライブです!」毎回アンダーライブでは、何らかのハードルに挑戦しているのだが、今回の挑戦はノンストップで歌い踊ることだった。この宣言にファンは歓声で応えると、9人はトロッコに乗り込んでアリーナ席の通路へ。『自惚れビーチ』『13日の金曜日』を近くで見られたファンは声援に一段と力が入る。

「38thSGアンダーライブ」撮影/鈴木健太(KENTA Inc.)(提供写真)
「38thSGアンダーライブ」撮影/鈴木健太(KENTA Inc.)(提供写真)
ステージに戻り、1人ずつダンスインターで魅せると、柴田がソロで『My rule』を披露。以降は、もう一度センターを替えながら全員で曲を畳みかける。休む暇がないメンバーたち。その姿はまるで、全員で手を取りながら、横一線になってゴールへと向かっていくようだった。本編ラストでいよいよ最新アンダー楽曲『交感神経優位』を披露。1時間20分をノンストップで駆け抜けた。歌い終わると、柴田のほっとした笑顔が印象的だった。

「38thSGアンダーライブ」撮影/鈴木健太(KENTA Inc.)(提供写真)
「38thSGアンダーライブ」撮影/鈴木健太(KENTA Inc.)(提供写真)
アンコールでは、トロッコに乗ったメンバーがアリーナ後方から登場。『裸足でSummer』『ハウス!』と人気曲を続ける。ステージに戻り、『好きになってみた』を歌うと、柴田は「初めてセンターという場所に立たせていただいたんですけど、自分にもっとできたことがあったかなとか、違う視点から新たな気づきがたくさんありました。メンバーとかスタッフさんとか(ファンの)皆さんとか優しいなと思って、改めて大好きになった期間でした。ありがとう」と挨拶。初めての重責を見事に乗り越えてみせた。

佐藤楓、“敬愛”西野七瀬の卒業ソング「つづく」ソロ歌唱

「38thSGアンダーライブ」撮影/鈴木健太(KENTA Inc.)(提供写真)
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アンダーライブが終了すると、ファンからすかさず「でんちゃんコール」が沸き起こる。場内が赤いペンライトで染まる中、佐藤楓セレモニーが始まった。赤いドレスに身を包んで登場した楓は、「8年半を振り返ってみると、高校を卒業して、ぼんやり大学に通っていて、将来の夢とか目標もなかったんですけど、乃木坂46が夢中になれるものを私に与えてくれました。(中略)私の存在が日々の活力だったり、糧だったり、日常の一部になっていたら嬉しいですし、ここにいる意味があります」とファンに感謝を述べると、メンバーに向けて、「乃木坂46に入っていなければ出会えていなかった人たちがたくさんいます。みんなに出会えたから私の人生はキラキラしたものになりました」と感謝の気持ちを表した。

「38thSGアンダーライブ」撮影/鈴木健太(KENTA Inc.)(提供写真)
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楓が敬愛する西野七瀬の卒業ソング『つづく』をソロで歌うと、同期の岩本、吉田と3人で『口約束』を歌った。『今、話したい誰かがいる』と『帰り道は遠回りしたくなる』を9人でパフォーマンスすると、東京での舞台を終えて駆けつけた伊藤理々杏が招き入れられた。

「38thSGアンダーライブ」撮影/鈴木健太(KENTA Inc.)(提供写真)
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4期生・松尾から「卒業後はお友達になってくれたら」と手紙が読まれると、楓は「私も同じこと、手紙に書いてるの!卒業したらお友達になろうねって」と驚いた一幕も。最後の曲は『好きというのはロックだぜ』。トロッコに乗り、タオルを笑顔で振り回しながら場内を一周した。最後の舞台となった楓は、「今日のこの景色は一生忘れません!今、とっても胸がいっぱいです。乃木坂46での約8年半は人生で1番の青春でした。これからも大好きな乃木坂46をよろしくお願いします。大切な思い出たちはこぼさずに持って帰ります」と満員のファンに別れを告げた。

「38thSGアンダーライブ」撮影/鈴木健太(KENTA Inc.)(提供写真)
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乃木坂46には新たな戦力として6期生が加わった。6期生による“初披露の会「はじめまして、6期生です」”も同じぴあアリーナMMにて翌日開催されることも決定しており、それが終わるとすぐに5月17日・18日には東京都・味の素スタジアムで「13th YEAR BIRTHDAY LIVE」も控えている。乃木坂46は今後も新たな道を築きながら前進を続ける。ここからどんな変化、進化が待っているのか。(modelpress編集部)

セットリスト

0.OVERTURE
1.アンダー
2.ここにいる理由
3.自由の彼方
4.さざ波は戻らない
5.Underʼs Love
6.マシンガンレイン
7.錆びたコンパス
8.踏んでしまった
9.日常
10.自惚れビーチ
11.13日の金曜日
12.My rule
13.新しい世界
14.不等号
15.届かなくたって…
16.嫉妬の権利
17.Hard to say
18.悪い成分
19.落とし物
20.~Do my best~じゃ意味はない
21.交感神経優位

EN1.裸足でSummer
EN2.ハウス!
EN3.好きになってみた
EN4.狼に口笛を

佐藤楓卒業セレモニー
1.つづく
2.口約束
3.今、話したい誰かがいる
4.帰り道は遠回りしたくなる
5.好きというのはロックだぜ!
【Not Sponsored 記事】

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