WACK7組“一夜限りのひな祭り”に豪華集結特別企画・重大発表に会場から歓声＜AGESTOCK2024＞

2024.03.05 08:00 views

WACKに所属するアイドルグループ7組が3月3日、国立代々木競技場第一体育館（東京）で開催されたライブイベント「AGESTOCK2024 in 国立代々木競技場第一体育館」第3部に出演。初のステージで、“一夜限りの100分間のひな祭り”を開催した。

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1組目は第2のBiSH”BiTE A SHOCK

同イベントの第3部にはBiTE A SHOCK、KiSS KiSS、豆柴の大群都内某所 a.k.a. MONSTERIDOL、BiS、ASP、ExWHYZ、GANG PARADEの7組が出演。今回、7組は「YOUR BEST WACK SELECTiON」と題して、事前投票で最も票が多かった楽曲を演目に加えたスペシャルライブを行った。

最初に登場したのは、2023年6月に解散したBiSHの後を継いだ“第2のBiSH”を作るべく行われたオーディションで、総勢3000人の中から選ばれた6人からなるBiTE A SHOCK。『Patient！！（Short Ver）』で幕を開けると、「『AGESTOCK』！本日はお越しいただきありがとうございます！第3部、WACKのみんなで盛り上げていきたいと思います！」と挨拶。続けて「YOUR BEST WACK SELECTiON」で選ばれた楽曲が『カノープス』であることを発表すると、会場からは大きな歓声が起こった。

最後には「サビの部分で腕を上下に振る振りがございます！一緒にやっていただけると嬉しいです！」という呼びかけで『常夏プラネット』を披露。フレッシュなステージで会場を盛り上げた。

2組目はKiSS KiSS

2組目は、2023年3月末に始動したWACKの王道アイドルグループ・KiSS KiSS。ピンクのライティングの中、リボンをあしらったキュートな衣装で登場すると『KiSSES』と『KiSS KiSS KiSS』を続けて披露し、会場には大きな「KiSS KiSS」コールが響いた。

そして、投票で1位に選ばれた楽曲『雨天決行』を披露。甘い歌声とパフォーマンスで、観客の心を掴んだ。

3組目は豆柴の大群都内某所 a.k.a. MONSTERIDOL

豆柴の大群都内某所a.k.a MONSTERIDOL「AGESTOCK2024」第3部／撮影：大橋祐希

3組目は、TBS系バラエティ「水曜日のダウンタウン」の企画「MONSTER IDOL」から2019年に誕生した豆柴の大群と、2022年に「MONSTER LOVE」から誕生した都内某所が合併したグループ・豆柴の大群都内某所 a.k.a. MONSTERIDOL。新体制後初の「AGESTOCK」では、投票で1位に選ばれた楽曲『MUST GO』から華やかにスタートした。

MCでは「私たちは『水曜日のダウンタウン』から生まれました豆柴の大群というグループと都内某所というグループが今年の1月に合併しまして。豆柴の大群都内某所 a.k.a. MONSTERIDOLというすごい長い名前のグループになったんですけど…（笑）、“モンアイ"とかって呼んでくれたら嬉しい」と挨拶。「新しいグループになって走り始めて、まさに“行かなくちゃ”“変わらなくちゃ”っていうタイミングで」と『MUST GO』の歌詞と重ねながら思いを明かし、「簡単なことではないんですけれども、この『AGESTOCK』っていうイベントを通して難しいことに挑む力とか。こんなに大きいイベントを学生の皆さんが主体となって作ることができるっていう力に、私たちはまさに今ここにいる皆さんと学生の皆さんにすごく力をもらうことができています」と感謝を伝えた。

4組目はBiS

4組目に登場したのは、2010年に結成された6人組グループ・BiS。2022年10月に新メンバー・ヒューガーが加入したことでも話題を呼んだ。

花道からセンターステージを広く使い披露したのは、投票で1位に輝いた楽曲『つよがりさん』。観客からの大きな手拍子の中、メンバーそれぞれがメッセージ性のある歌詞を美しい歌声で響かせた。

今回、短い時間でのライブの中で、MCを挟まず勢いを落とさぬまま掛け抜けたBiS。最後には「ありがとうございました！」とマイクを通さず地声で挨拶するなど、BiSらしいアプローチでファンへ思いを届ける姿が印象的だった。

5組目はASP

続く5組目は、7人組グループ・ASP。ASPは2021年3月に行われた合宿型オーディション「WACK合同オーディション2021」の最終日に全面覆面姿でお披露目され、2022年8月にメジャーデビューを果たした。

光沢のあるグリーンの衣装で登場すると『拝啓ロックスター様』『Hyper Cracker』をエネルギッシュに披露。クールなパフォーマンスで会場を大きく盛り上げた。

そして、MCでは「『AGESTOCK2024』に呼んでいただけて、皆さんと一緒にライブができて嬉しいです！ありがとうございます！」と感謝。「『AGESTOCK』後半も一緒にもうひと汗かいてくれたらなと思います！」と呼びかけ、「ASPは次で最後の曲になります！聴いてください、『M』！」と曲振りをすると、会場からは大きな歓声が上がった。

6組目はExWHYZ

6組目は、2022年6月に突如解散した「EMPiRE」のメンバー6人で結成されたグループ・ExWHYZが、タイトなトップスにジャケットを羽織った大人カジュアルな衣装で登場。『Obsession［Introlong］』では「皆さん飛べますか～？」「もっともっと踊ろうぜ～！」と続けて客席を煽り、会場の熱量を高めた。

「『AGESTOCK』にお越しの皆さん今日は本当にありがとうございます！皆さんに会えて本当に嬉しいです！一緒に歌えますか？」と呼びかけると、最後の『STAY WITH Me［Introlong］』では観客も一緒に「Oh」を歌唱し、会場には大きな一体感が生まれた。

7組目はGANG PARADE|

7組目に登場したのは、「みんなの遊び場」をコンセプトに活動する13人グループ・GANG PARADE。同グループは2014年に結成された前身ユニットから2度の改名とメンバーの増減を経て、 2019年4月にメジャーデビュー。その後グループの分裂やメンバーの加入・脱退を経て、2022年5月より現体制での活動をスタートさせた。

舞台裏から円陣が聞こえると客席から拍手が起こるなど、登場前から会場の熱はMAXに。本番のステージでは、メンバーも客席の熱量に応えるような勢いで花道を駆け抜けながら『Plastic 2 Mercy』『躍動』を続けて披露。会場を大きく使ったパフォーマンスで、大きく盛り上げた。

最後には「代々木第一体育館、一緒に歌って踊って笑って、最高の時間作れますか～？いけますか～？」と煽り、客席からは大きな歓声が。そして「今日ここに来てくれたみんなのために、そして『AGESTOCK』に関わってくださっている全ての皆様に、めいいっぱいの感謝を込めて、最後の1曲届けます」と思いを語り、『ROCKを止めるな！！』へ。前向きな歌詞を届け、会場全体を感動の渦に巻き込んだ。

最後は7組集合 “重大発表”に歓声起こる

GANG PARADEのステージが終わると、第3部に登場した7組がステージに集結。代表してコメントを求められたナオ・オブ・ナオは「『AGESTOCK』は2017年からBiSHさんが毎年出演されていまして、そのご縁で2021年からは豆柴の大群もほぼ毎年出演させていただいておりました」とWACKと「AGESTOCK」の歴史を説明。緊張で言葉を詰まらせつつ「去年はBiSHさんと豆柴の大群と都内某所がここ代々木体育館で『AGESTOCK』に出演させていただきました。今回は全グループで出演して、ファンの皆さんの投票で歌う楽曲が決まるっていう企画もあったりして、思い返すと『AGESTOCK』にはたくさんの皆さんの思いが込められていて。それを作り上げてきた『AGESTOCK』の学生の皆さんには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます」と思いを語った。

その後「BiSHさんがWACKと『AGESTOCK』をこうして繋いでくれて。それをこれからも私たちが紡いでくれるように、また来年もこうしてみんなと『AGESTOCK』に出られるように、精一杯頑張りたいなと思います！」と意気込むと、モニターに「重大発表」の文字が浮かびあがり、「AGESTOCK2025」の開催決定と、今回第3部に出演した7組のアーティストの出演が早速発表。メンバーがそれぞれ驚きや喜びの表情を浮かべていると、元BiSHメンバーのアイナ・ジ・エンドの出演もアナウンスされ、客席からはさらなる歓声が起こった。

アイナ・ジ・エンドの出演決定にステージからも「アイナさ～ん！」と嬉しそうな声が続々。大きな拍手が鳴り響く中、最後は7組全員で感謝を伝え、「AGESTOCK2024」は幕を下ろした。