「We're timelesz LIVE TOUR 2025 episode 1 ~FAM~」より(提供写真)

timelesz、新体制初のアリーナツアー 8人で届ける「タイプロ」課題曲・新メンバーは“前職”活かした演出も【FAM】

2025.08.07 04:00

timeleszが8月6日、神奈川・横浜アリーナにて「We're timelesz LIVE TOUR 2025 episode 1 ~FAM~」を開催。ここでは新体制後初となる同ツアーのライブレポートを掲載する。

  

timelesz新体制で初のツアー

今回のツアーは新メンバー5人を迎え、8人体制となったtimeleszの初ツアー。6月11日にリリースした新体制初アルバム 『FAM』に収録された楽曲と社会現象となった新メンバー募集オーディション「timelesz project - AUDITION-」での課題曲および使用された楽曲を中心に構成。6月28日の千葉・ららアリーナ東京ベイからスタートし、8月24日の静岡エコパアリーナまで全国8都市、24公演、合計24万9千人を動員。今回の横浜アリーナ公演は8月6日~7日までの2日間3公演(1公演1万5千人、 トータル4万5千人動員)となっている。


timelesz、パーティーの始まり告げるオープニング

オープニングVCRから“timelesz PARTY”の準備をするメンバーたちが順番に映り、会場のボルテージが上昇。そんな8人初めてのパーティーの始まりを告げる「Rock this Party」は新体制での始動を象徴するともいえる楽曲で、Sexy Zone時代を含めてアリーナツアー最長サイズとなる24mのLEDに8分割されたメンバーが映ると熱気は一層高まり、菊池風磨と寺西拓人が背中を重ねるパートでは、寺西の指一つでさらなる歓声を誘う。そのまま会場全体を盛り上げるナンバーが続き、4曲目までで既にメインステージ→センターステージ→バックステージまで移動することで、早くも広範囲のファンのもとへ近づき、一体感が高まっていく。

外周に散らばった8人のそれぞれの挨拶は初々しくも個性に溢れ、橋本将生は「殻敗れよ!」と「タイプロ」をパロディ。8人となり迫力が増された「Anthem」「New phase」を経て、「SWEET」では可愛らしさが爆発し、松島聡を筆頭に8人が温かな関係性を築いているからこそ出る笑顔や、キュートな仕草で会場を沸かせる。キュートといえば、Sexy Zone時代からの伝説の楽曲「スキすぎて」も欠かせず、8人の甘いセリフを同時に摂取できるお得さに加え、菊池が“可愛い”に振り切った「I need you」では会場中の笑顔が引き出された。

菊池風磨が珍しいミス「タイトル忘れてるようじゃ無理か…」

「We're timelesz LIVE TOUR 2025 episode 1 ~FAM~」より(提供写真)
MCでは、もともとジュニア時代にはバックとして横浜アリーナの公演に参加していた寺西と原嘉孝が感慨深くなる場面も。菊池と同期の寺西は「風磨もそうだけど…」とHey! Say! JUMPのバックで踊っていたことを回想。松島が「いってら」「いっ寺西」と新メンバー5人を衣装チェンジへ送り出すと、MCの最後に菊池から、5人の楽曲「君へ」を振るところ「手紙」と振ってしまい、まさかのミス。5人からの“手紙”として制作した背景を語っていく中のうっかりではあったが、菊池は即座に舞台裏で準備をしている5人に向かって土下座し、佐藤勝利と松島が爆笑すると、菊池自ら「タイトル忘れてるようじゃ無理か…」とこれも「タイプロ」をパロディし、笑いを誘っていた。

8人それぞれの個性が光るコーナーでは、佐藤はアコースティックギターを弾き、 それに合わせて寺西がダンスを披露。猪俣周杜は前職の塗装業のキャリアを活かし、ステージ上で音楽に合わせてスプレーアートを披露(塗装業時は経理を担当)。橋本も前職の経験を活かしてステージ上で肉を焼くというまさかのアクション。そこに松島が加わり、 橋本と共に息の合ったダンスを届ける。菊池、原はオリジナルのラップで2人の息の合った掛け合いで会場を盛り上げ、「飲み干す drinking up」といったフローで締めると、篠塚大輝は歌詞の通りに一番の特技である水の早飲みを披露した。

timeleszへのサプライズ尽くし 涙の展開

「We're timelesz LIVE TOUR 2025 episode 1 ~FAM~」より(提供写真)
ファンが待ちわびていたであろう「革命のDancin' night」は「タイプロ」の中でも人気楽曲として知られ、中でも原の情熱的なステップ、猪俣による見せ場「超えてゆけ」は会場にいた全員の胸を熱くしたであろう。本編終盤では東京ドーム公演の決定、そしてオリジナルメンバー3人からマイクのプレゼント…とサプライズで畳み掛け、メンバー、ファンともに涙の展開。涙でリアルな胸の内を語った猪俣、思いが溢れ思わず7人とハグする橋本、現状を“まだまだ”と冷静に見つめ、ドームまでの課題を逞しく述べた篠塚…と勢いに乗る彼らならではの本音と決意が見えた瞬間だった。

「RUN」で感動的に締めくくった本編を経たアンコールではトロッコでスタンド席を訪れ、最後にもう一度歌った「Rock this Party」は、ランダムにパートを指名していくライブならではの演出が光る。最後にメインステージで揃って歌う姿はオープニングでのパフォーマンスよりさらに結束力が増したようにも見え、菊池が放つフレーズ「全部うまくいく」の通り、今を駆け抜ける彼らの前進をリアルタイムで体感できた2時間半といえる。常識を破りながら、多くのファンとともに成長していく8人のこれからが楽しみで仕方がない。(modelpress編集部)
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