秋元真夏「乃木坂はちゃんと世代交代ができた」キャプテンとして伝えた“大人数アイドルグループ”の難しさ<秋元真夏卒業コンサート>
2023.02.27 00:16
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乃木坂46が26日、横浜アリーナにて「秋元真夏 卒業コンサート」を開催。1期生の秋元真夏にとって、最後のステージとなった。本編最後には、グループについてキャプテンとしての目線で語る場面があった。
秋元真夏、キャプテンとしての思い語る
秋元は本編最後の楽曲「ひと夏の長さより…」の前に前日まで開催されていた「11th YEAR BIRTHDAY LIVE」について振り返り、「昨日まで3日間やってた3期生、4期生、5期生の単独ライブ、私もあの辺から見させてもらったんですけど、本当に楽しくて。先輩として、1期生として、最後の1期生だけど、卒業するのがなんの不安もないぐらい、頼もしい後輩たちに囲まれてたんだなというのをすごく感じた3日間でした」と期別ライブも観覧していたことを報告。3月には最後の2期生・鈴木絢音も卒業し、今後は3期生から5期生のみとなるが、乃木坂46のメンバーとしてそれぞれが困難を乗り越えてきたとした上で「乗り越えてきた経験がしっかりみんなにはあるから、絶対大丈夫」と真っ直ぐに伝えた。
また、「世代交代が難しいって言われている大人数のアイドルグループですけど…」とアイドルとしての難しさも語った秋元は、「乃木坂はちゃんと世代交代ができたんじゃないかなって、自信を持って言えます」と断言。会場から大きな拍手が起こると「良かった、みんなもそう思ってくれていたなら、良かった…」と安堵の笑顔を浮かべ、「それでは、最後の曲に行きたいと思います」の合図で秋元が大好きだという楽曲「ひと夏の長さより…」をパフォーマンスした。(modelpress編集部)
以下、スピーチ全文。
秋元真夏、本編最後のスピーチ全文
昨日まで3日間やってた3期生、4期生、5期生の単独ライブ、私もあの辺から見させてもらったんですけど、本当に楽しくて。先輩として、1期生として、最後の1期生だけど、卒業するのがなんの不安もないぐらい、頼もしい後輩たちに囲まれてたんだなというのをすごく感じた3日間でした。たぶん後輩たちのみんなは、先輩たちがいなくなることとか、自分たちが1番上に立って背負っていくことを不安に思っている子もたくさんいるんじゃないかなっていうのを、表情とかを見てるとすごい感じて。でも、やっぱり乃木坂はこの何年間もメンバーによって歩んできた歴史は違うけど、その間にたくさんの困難とか不安なこととか、いっぱい思い出したらあったはずなんですけど、そんなことも乗り越えてきたからこそ今の乃木坂46があると思っているので。そこまで乗り越えてきた経験がしっかりみんなにはあるから、絶対大丈夫だなっていう風に私は思います。
あとは、このグループにいる子たちとして私が大切だなって思うのは、アプローチの仕方とか表現の仕方とかはみんな違っても、最終的に見据えてるゴールを同じにすることがすごく大切なのかなって思っているので、またここから1期生2期生が卒業して新しい乃木坂として歩んで行きますけど、そんなみんなに新しい目標を見つけて、みんなでそこに向かって走って行って欲しいなと思います。
後輩の子たちがよく「真夏さん本当にいつも褒めてくれる」とか、「真夏さんいっつも私のこと肯定してくれますね」ってすごい言ってくれるんですけど、私もむやみやたらに褒めたり肯定したりしているわけじゃなくて。本当に心の底から素敵だなって思う後輩たちに囲まれていて、年齢は下だし、乃木坂としての歴も私より短いけど、本当に尊敬できる後輩たちに囲まれながら活動できていたんだなっていうのが、本当に幸せだなと今日思いました。
アイドルとして、世代交代が難しいって言われている大人数のアイドルグループですけど、乃木坂はちゃんと世代交代ができたんじゃないかなって、自信を持って言えます。
(拍手)良かった、みんなもそう思ってくれていたなら、良かった…。それでは、最後の曲に行きたいと思います。
乃木坂46、3年ぶり声出し解禁
乃木坂46は22日~25日にわたり横浜アリーナにて「11th YEAR BIRTHDAY LIVE」を開催。グループ全体でのライブに加えて2年ぶりとなる期別公演も開催され、マスク着用のもとオーディエンスの声出し解禁3年ぶりに解禁した。「11th YEAR BIRTHDAY LIVE」DAY5ともいえるこの日は、1期生として、そして2019年より2代目キャプテンとしてグループを支えてきた秋元の卒業コンサートを実施。
なお、22日~26日まで各日12000人、5日間で合計60000人を動員。4期生の掛橋沙耶香は、怪我のため欠席となった。(modelpress編集部)
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