BE:FIRST「BE:FIRST 1st One Man Tour “BE:1” 2022-2023」/撮影:田中聖太郎(提供写真)

BE:FIRST、初の全国アリーナツアー追加公演で新曲「Boom Boom Back」世界初披露 美声&ダンスでファン沸かす

2023.02.02 08:00

7人組ボーイズグループ・BE:FIRST(ビーファースト)が、国立代々木競技場 第一体育館にて初の全国ツアー『BE:FIRST 1st One Man Tour “BE:1” 2022-2023』を開催。全国19都市27公演の会場を周るツアーの追加公演初日の様子を紹介する。

  

BE:FIRST、初の全国ツアー開幕

BE:FIRST「BE:FIRST 1st One Man Tour “BE:1” 2022-2023」/撮影:田中聖太郎(提供写真)
開演時刻になり、巨大なビジョンにオープニング映像が流れる。SHUNTO(シュント)、SOTA(ソウタ)、RYOKI(リョウキ)、RYUHEI(リュウヘイ)、LEO(レオ)、JUNON(ジュノン)、MANATO(マナト)の順にBE:FIRSTの7人が登場し、重要な情報が入ったUSBメモリーを盗むというミッションを完遂するドラマ仕立ての内容だ。ビジョンに「Here Comes」という文字が映り、12000人のオーディエンスが一斉に立ち上がる。1曲目は1stアルバム『BE:1』のオープニングナンバーであり、メンバー自身による歌詞で「BE:FIRSTとは?」を突き詰めた『BF is…』だ。初のアリーナワンマンだが、少しの萎縮も感じさせない7人。約4カ月間全国を回り、紅白歌合戦やレコード大賞をはじめとする様々なイベントにも出演し、逞しく成長したことが節々から感じられるパフォーマンスが展開される。

SHUNTOのアジテートから、ロックチューン『Brave Generation』へ。MANATOが「裸足のまま若さを重ねて」と歌うタイミングで、7人はゆっくりと花道に歩き出す。アリーナワンマン仕様のメインステージから伸びた花道の先にあるセンターステージに移動した7人は、至近距離から思い思いにオーディエンスにジェスチャーを送る。SHUNTOが「BE:FIRST、1stワンマンツアー。始めるぜ」と言って凄味を効かせると、大きな拍手が上がった。

BE:FIRST、美声&ダンスで魅了

BE:FIRST「BE:FIRST 1st One Man Tour “BE:1” 2022-2023」/撮影:田中聖太郎(提供写真)
7人それぞれの美しく伸びやかな歌の魅力が大いに発揮された『Moment』に続いては、7人全員のワイルドなラップ曲『Milli-Billi』。この振れ幅は数多くあるBE:FIRSTの強みのひとつだ。地鳴りのような低音が響き『Betrayal Game』へ。一気に色気が匂い立ち、オーディエンスが固唾を呑むようにして見守る中、7人それぞれが歌、ラップ、ダンス、次々と伝家の宝刀を抜いて行くかのような『Betrayal Game』の破壊力はやはりすごい。しかも観る度に、しなやかに、艶やかに進化している。ステージにSOTA、SHUNTO、RYOKIの3人が残り、ダンスブレイクを披露。花道から伸びるセンターステージにはMANATO、RYUHEI、JUNON、LEOの姿が。マイクスタンドを使い、4人のユニット曲『Softly』へ。チルでメロウなグルーヴと一体化した4人の歌声にオーディエンスが酔いしれる。

ビジョンに人気動画コンテンツ『You’re My “BESTY”』が流れる。2チームに分かれてレーシングゲームを楽しむ7人。車がスピンし、SOTA&SHUNTO&RYOKIによるユニット曲『Spin!』のイントロに繋がるという流れ。サングラスをかけたSOTA&SHUNTO&RYOKIが迫力あるラップを叩きつける。7人が再び揃ったところで『Move On』に雪崩れ込んだ。

BE:FIRST「BE:FIRST 1st One Man Tour “BE:1” 2022-2023」/撮影:田中聖太郎(提供写真)
後半戦『First Step』のサビでは、ステージ上で7人が満面の笑顔でジャンプをしながらタオルを回し、客席では大量のタオルとペンライトが回った。RYOKIが「最高の会場だぜ! 楽しんでいこうぜ!」と言い『Kick Start』へ。7人が肩を組んだり、笑顔を見せ合いながらステージ上を移動し、カメラに楽しそうな表情を送る。7人が「クラップ、クラップ、クラップ、ヘイ、オー!」とリズムに乗せて歌い、オーディエンスもハンドクラップで応え、一体感を高めていく。そして、プレデビュー曲『Shining One』へ。最早余裕すら感じさせる軽やかなグルーヴが場内を包む。ライブごとにアレンジされるRYOKIの「Can you feel it?」というラインは、とても真摯なトーンでの「ここまで付いてきてありがとう」というフレーズだった。デビューから1年強。BE:FIRSTが新たな挑戦をし続けられるのもBESTY(BE:FIRSTのファンの呼称)あってこそ。感謝の気持ちが込められた『Shining One』に大きな拍手が送られる。

BE:FIRST、新曲「Boom Boom Back」初披露

BE:FIRST(提供写真)
SOTAが「新曲持ってきたぞ! 『Boom Boom Back』」と叫び、新曲『Boom Boom Back』が世界初披露された。ワイルド且つファンキーなヒップホップダンスナンバーで、BE:FIRSTがまた新しい扉を開いた楽曲だ。ビジョンにはオープニング映像の伏線を回収するような映像が流れる。RYOKIと対決していた覆面男性は実はEXITの兼近大樹で、兼近の軽妙な芝居と共に『Boom Boom Back』が13日に配信されることが告知された。

これまでのミュージックビデオをバックに、7人が順にツアーやBESTYへの想いを話すメッセージ映像が流れる。SOTAが「僕らにしか見せられない、他では絶対に味わえないような驚きや興奮を音楽を通して届けられる存在になっていきたい」と口に。センターステージがゆっくりと上がり、BE:FIRST史上最もストレートなラブソングであり、BESTYとの深い繋がりを歌っているようにも聴こえる『Message』を披露。この日の『Message』は、これからもBE:FIRSTにしか見せられない驚きや興奮を届けていくという、誓いのようなニュアンスも宿していた。LEOが「君しかいないから」と歌った後、場内が真っ暗になり、一筋の流れ星が客席を駆け抜け、思わずオーディエンスの息が漏れる。

会場全体がオレンジのライトで照らされ『Grateful Pain』へ。ステージに少し距離を取って座る7人。“感謝の痛み”をテーマに7人それぞれが赤裸々な思いを綴った楽曲だが、どんどん歌の表情が豊かになっており、切実さと真摯さで鳥肌を誘う楽曲に成長している。胸を打つ歌に感極まったような拍手が上がった。

LEOが「僕たちにはタイムマシンはないけれど、今日みたいな幸せな日があると、辛かった昨日にもありがとうと言えるようになります。あなたにしか歩めない、僕らにしか歩めない昨日や今日や明日を繰り返して、またこうして会いましょう。今日という素敵な日のエンドロールに。Bye-Good-Bye」と言って『Bye-Good-Bye』へ。「さよならはスタートラインなんだ」というポジティブな思いを7人それぞれが歌に乗せ、サビでJUNONの歌が一気に想いを解き放った。

RYUHEI・SHUNTOらファンへメッセージ

繋いだ手を高々と上げた後、おじぎをした7人。RYUHEIが「僕たちBE:FIRSTはデビューした日からずっとずっとBESTYと手を繋ぎながら歩んできて、こうやって大きな舞台に立てました。僕自身、MCでうまく話せないときもあるけど、ステージに立ってパフォーマンスしているときだけはすごく心強い味方がいる気持ちでパフォーマンスできています。これからも全力で恩返しできるように頑張っていきます」ととても充実した表情で話す。

SHUNTOが「夢のひとつだったステージに立てて、こうやってバカみたいに楽しく音楽やって、ここにいる一人ひとり全員と心が通じ合っているような素敵な時間を過ごせて、俺の今の人生は最高で仕方ないです。誰が何と言おうと最高です!」と満面の笑顔で口に。続けて「俺たちが世界に行くっていう目標は世の中的には絶対に無理だって思われていると思います。だけど、そんな俺らの目標や覚悟を何の迷いもなく付いてきてくれたあなたがここにいてくれるから、俺らはこの大きなステージに立てた。また成長したお互いで会いましょう!」と再会を約束する。

デビュー曲『Gifted.』の後、SOTAが「僕たちには明確な計画があります。僕たちは次のステージに進みます。今この場所から全世界のBESTYに宣言させてください。BE:FIRSTは近い未来にドームでのライブができるアーティストになります」と力強く宣言。どよめきにも近い大きな拍手が沸き上がる。

さらに力強い口調で「2024年の間に皆さんにその景色を見せます!!約束します。付いて来てください。改めて、僕たちの名前はBE:FIRSTです。常にトップを目指し、努力し、挑戦し続ける。その先に最高のところでまた会うために、まずはネクストステージ、最高のアリーナツアーで会いましょう!」と言った。ビジョンに「We All Gifted.」という文字が映った後、7人それぞれの直筆メッセージが映し出され、ライブは幕を閉じた。

文=小松香里

(modelpress編集部)

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