【リトグリ新メンバーオーディション最終審査レポ】ファイナリスト6人の超絶歌唱、ほとばしるの歌声とエネルギーに拍手喝采 1度きり“9人のリトグリ”に
2022.11.16 08:00
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Little Glee Monsterの新メンバーを決定する「M∞NSTER AUDITION」の最終審査ライブが行われた。ここではライブの詳細をレポートする。
「M∞NSTER AUDITION」最終6人がファンの前に
7月からスタートした同オーディションにはパフォーマンス部門に全国各地から7002人が応募。メンバー(アサヒ・MAYU・かれん)も地方へ足を運んで審査に参加し、その過程がYouTubeやTikTokでも公開するなど“新たなパートナー探し”が進められ、最終審査に駒を進めたのは6名。3ヶ月の選考の最終日となったこの日、メンバーと同じ白衣装で初めてガオラー(=リトグリファンの総称)の前に立った6人は、ファンから大きな拍手で迎えられ、まずはそれぞれ自己紹介。
【カマラ みゆアイダさん】
カマラ みゆアイダと申します。19歳です。大阪から来ました。ここまで3ヶ月やってきたことを全力でぶつけるので、皆さんぜひ楽しんで行ってください。よろしくお願いします。
【山下花音さん】
山下花音です。夢の舞台に今立てていることがすごく嬉しいので、今日はみなさんに幸せと笑顔を届けられるように、私も自分らしくたくさん頑張って歌って、みなさんの心に届いたら嬉しいなと思います。よろしくお願いします。
【他力千佳さん】
みなさんこんにちは、他力千佳です。自分は小さい頃からダンスとか色々やってきたんですけど、その成果とか、今回やってきた練習の成果を存分に発揮できるように、みなさんにパフォーマンスするのでぜひ楽しんでもらえたらと思います。
【丸目雅さん】
こんにちは19歳の丸目雅です。私の強みは表現力だと思います。今日のステージで、みなさんを音楽の世界に、素晴らしいハーモニーをお届けできたらなと思っています。この数ヶ月間、リトグリと向き合ってきて、さらにリトグリのことが大好きになりましたし、とてもリトグリに勇気づけられたことばかりでした。この思いがみなさんに、そして何よりもリトグリの3人に届いたらいいなと思います。最後に、私は誰にも負けたくありませんし、リトグリのメンバーに絶対になりたいという思いです。第2章のリトグリと共に歩めるように今日頑張りますのでみなさんぜひ聞いてください。よろしくお願いします。
【藤平美香さん】
藤平美香です。この数ヶ月間、自分がすごく成長できたと思うので、今日はその成果をちゃんと発揮して、ここにいる1人ひとりのファンの皆さんを楽しませて、笑顔にさせて、最高のパフォーマンスにするのでよろしくお願いします。
【永井結海さん】
18歳の永井結海です。このオーディション期間中、私は本当にたくさんのものを、色んな方から貰いました。その貰ったものをここにいる選ばれし200人の人たち1人ひとりに届けられるように精一杯頑張るので、一緒にこの舞台を作っていけたらなと思います。短い時間ですが、よろしくお願いします。
最終審査、6人が魅せた圧巻歌唱
自己紹介が終わると6人だけのステージに。緊張しながらも互いに視線を交わして声を重ねたアカペラメドレーでは、ファイナリストの力量を存分に発揮。力強さ、温かさ、鋭さ、優しさ…6人個性が輝きながらも6人だからこそ為せるハーモニーは観客の心に衝撃を走らせた。アカペラメドレーが終わると6人からはリラックスした表情が見え、勢いそのままリトグリの『好きだ。』。ハツラツとした表情でダンスも披露。会場の隅々まで広がるのは歌声だけでなく全身から迸るエネルギー。
打って変わって『いつかこの涙が』ではレッスンで磨き上げてきたハーモニーを響かせた。『♪いつか この涙が この仲間と 出会えて 信じ合えた日々が 勲章に変わる』。歌詞に綴られた通り、約100日に渡る6人のストーリーが脳裏に浮かんだ。
歌唱が終わると観客からは大きな拍手が響き、メンバーからも「今までで1番良かった」と嬉しい言葉がかけられると、6人から安堵の表情が見えた。
メンバー加わり高次元パフォーマンス
続けて、候補者が2組になり、リトグリメンバーを加えて6人ずつで同じ曲をパフォーマンス。永井さん・丸目さん・カマラさん/藤平さん・他力さん・山下さんに分かれて披露されたのは『Waves』。ここまでの候補者のみのパフォーマンスでも充分圧倒されてきたが、リトグリの3人が加わると一層洗練されたステージに。声の迫力、さらには目でも楽しませるしなやかなダンス。曲調も相まって呼吸を忘れさせるほど。
藤平さん・丸目さん・カマラさん/永井さん・他力さん・山下さんに分かれた『世界はあなたに笑いかけている』は、何より9人が楽しそうなのが印象的だった。3人の胸を借りて弾ける姿はこれまで観たことない、そして今後のリトグリに期待が高まるひと時になった。
「M∞NSTER AUDITION」最終6人の胸の内
パフォーマンスを終えて、6人の候補者から最後のコメント。思いの丈を全て言葉にして涙する候補者も姿もあった。【永井結海さん】
今日は短い間でしたが楽しんでいただけていたら嬉しいなと思っております。冒頭でも言った通り、私はこの期間中に色んなものを貰ったんですけど、今の最終審査ライブでもみなさんからもらえてびっくりしています。最後に『せかわら(=世界はあなたに笑いかけている)』でみなさんがこうやってくれて(=レスを返してくれて)、初めての経験だったのですごく嬉しかったです。
結果はどうであれ、この期間は自分の生きる糧になったと思います。このオーディションに1ミリでも関わった人全員に感謝を伝えたいと思います、本当にありがとうございました。
【藤平美香さん】
今日のライブに来てくださったガオラーのみなさま、本当にありがとうございました。このオーディションに携わってくださった多くの方々に感謝の気持ちでいっぱいです。今自分がここに立てているのは、たくさんの人の支えがあったからこそだと改めて感じました。自分は昔から明るくてポジティブな性格なんですけど、やっぱり不安になることもたくさんありました。ですが、家族やスタッフのみなさま、リトグリのかれんちゃん、MAYUちゃん、アサヒちゃん、そしてここにいる仲間にもたくさん励ましてもらったり、YouTubeのコメントなどでもたくさんの方々に応援してもらえたので、どんな時でも自分らしく前向きな気持ちでいれることができました。本当にありがとうございます。
昔、リトグリの曲を聞いて元気をもらったように、自分もたくさんの人たちを笑顔にしたり、元気にしたりできる歌手になりたいと思っています。そして私らしいこの明るいキャラクターで、これからの新しいリトグリを盛り上げていけたらいいなと思っています。そして、自分も成長できたらいいなと思っています。今日は1日本当にありがとうございました。
【丸目雅さん】
まず、今日この会場に足をお運びいただいたガオラーの皆さん、本当にありがとうございました。このオーディション期間中は楽しいことばかりで、もっと歌うことが大好きになりました。私は素直にリトグリになりたいと思ってこのオーディションを受けたんですけど、オーディションの中で、メンバーのかれんちゃん、MAYUちゃん、アサヒちゃんからリトグリとして活動を続けていこうと思った覚悟を聞いたり、スタッフのみなさんからのリトグリへの気持ちを聞いて、私もすごく頑張ろうと思えたし、リトグリから勇気をたくさん貰いました。
そして、今日このステージでパフォーマンスした時に、みなさんから勇気をたくさんもらって、私もこの貰ったものをみなさんにお返しできるように、これから頑張りたいと思いました。このオーディションに携わっていただいたみなさんに本当に感謝しています。近くで応援していただいた家族や友人、周りのみんなこの1ヶ月間一緒に共に頑張ってきた5人にも、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。本当に今日はありがとうございました。
【他力千佳さん】
みなさん今日は来てくださってありがとうございます。最初は、自分がメンタル的に弱いところもあって、なかなかハモリが上手じゃなかったし、経験が無かったというのもあってマイクを通して声を出すことがちょっとだけ怖かったんですけど、そうやって私が1人でハモリの練習をしている時も、みんなが一緒にやってくれたり、自分のパートじゃないのに私のパートを教えてくれたり、めちゃくちゃ支えてくれて…。スタッフの方たちも、私の取れない音とかのデータをくれたんですよ。すごく支えられていて、すごく優しい方ばっかりだなって…。
だから自分も負けたくないって気持ちで頑張れたし、こうやってステージに立って、みなさんが『わあー』って(リアクション)してくれるのが本当に嬉しかったです。本当にありがとうございました。
【山下花音さん】
改めて本日はお越しいただきありがとうございました。私は小学校の5年生からリトグリになりたいっていう夢を待ち続けてここまでやってきて、プレッシャーっていうものを感じてしまう部分もあった。ハモりとかもやってきてはいたけど難易度がより上がっていたり、アカペラでみんなと向き合った中でやるのも初めての経験で、最初は全然リズムが合わなかったけど、お姉ちゃんがいっぱいいるから私のことを育ててくれたというか、成長させてくれたというか、そういう面ではみんなに感謝の気持ちでいっぱいです。
私がリトグリになりたいという気持ちは、どんな言葉が来ようと、どんなことが来ようと変わることは無くて、リトグリの人生を歩んでいきたいっていうのが私の今の気持ち。リトグリで生きていくっていうのは、私の中では200%の気持ちです。
小学生の時にリトグリの曲を聞いて『こんな人たちになりたい』って思ったように、私もその憧れてもらえる存在に、私もリトグリみたいになりたいって思ってくれる子が増えたらいいなって。その駆け橋になりたい。私がそうなったからその気持ちもあるので、私はこれからの人生をリトグリとして歩んで行きたいと思います。本日は改めまして本当にありがとうございました。
【カマラ みゆアイダさん】
(冒頭の自己紹介の順番だと思ったら)最後なんですね、みんなめっちゃ喋る…(笑)。(候補者の中で)最年長のカマラです、カマラちゃんと呼ばれております。私はソロでやっていてグループという形でやることが初めてぐらいの経験だったんですけど、やっぱ本当にリトグリの3人さんはすごくて…。そんな私でもグループであることの強さだったり、グループでしかできないことや魅力を近くに一緒にいるだけで胸にたくさんくれました。3人に出会えたこと、そしてこの一緒に頑張ってきた5人に出会えたことが私の人生にとても意味のあるものになりました。
そして、ここまでずっと支えてくれたスタッフのみなさん、わからないことを全部教えてくれた先生方に、私たち6人全員心から感謝しています。ありがとうございます。ガオラーのみなさんも温かく応援してくれてありがとうございました。
新リトグリの幕開け、ガオラーの期待
最後は3人+6人“今日だけ9人のリトグリ”で『Seasons Of Love』。これから進む道が分かれる人もいるけれど、この9人のステージがもう二度と観られないのは寂しい気もするけれど、この9人で作り上げた一度きりのライブは、これから“新リトグリ”が紡ぐストーリーを語るうえで欠かすことのできない1ページになった。
「ずっと『期待しててね』『リトグリに明るい未来しか無いと思います』って言っていたんですけど、みなさん楽しみになってくれましたか?」に答えたこの日1番の拍手こそが、ガオラーの期待の大きさそのものに違いない。(modelpress編集部)
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