中川大志演じる美貌の歌手・桜木輝彦、レコードデビュー決定 ジャケ写&MV公開<歌妖曲~中川大志之丞変化~>
2022.10.03 04:00
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俳優の中川大志が、主演を務める音楽劇「歌妖曲~中川大志之丞変化~」(11月6日より東京・明治座ほかで上演)で演じる桜木輝彦役でレコードデビュー及び配信リリースすることが決定。さらに、ジャケット写真・ミュージックビデオが解禁された。
中川大志主演音楽劇「歌妖曲~中川大志之丞変化~」
明治座、東宝、ヴィレッヂ。それぞれ歴史もカラーも異なる3社から、同じ年齢の男性プロデューサー3人が集まり、立ち上げた本企画。第2弾となる今作のテーマは、『リチャード三世』×昭和の歌謡界。音楽あり、笑いあり、お涙頂戴、勧善懲悪のスペクタクル感とケレン味満載の作品をお贈りする。作・演出を手掛けるのは倉持裕。今作で初のシェイクスピア作品に挑む。分野を問わず活動し注目作を生み続けている倉持が、三銃士とどのように共鳴し、シェイクスピア屈指の人気作にして演劇史上もっとも有名なダーク・ヒーローを描いた『リチャード三世』をどのように進化させるのか。主演は、今作が本格的な舞台初挑戦で初座長を務める中川。醜い風貌と不遇な宿命を背負い、大衆芸能・歌謡界で悪逆の限りを尽くす主人公「鳴尾定」が、美貌の歌手「桜木輝彦」となり歌謡界を席巻するも、破滅の道へ突き進む、昭和歌謡版リチャード三世を縦横無尽に演じる。タイトルに自身の名が入っている通り、中川へ当て書きされた今作。倉持と三銃士の期待を背負い、新たなステージに挑む。
共演には、鳴尾家に怨恨を抱くレコード会社の女社長・蘭丸杏役に松井玲奈、鳴尾家の長男で期待の新人歌手・鳴尾利生役に福本雄樹、裏社会でのし上がるために後に定と手を組むこととなるチンピラ・徳田誠二役に浅利陽介、鳴尾家の愛娘でスター街道を邁進中の一条あやめ役に中村中、『鳴尾プロダクション』を文字通り裏から支える『薮内組』三代目組長・大松盛男役に山内圭哉、元映画スターで『鳴尾プロダクション』社長・鳴尾勲役に池田成志と、数多の舞台で活躍する超実力派たちが勢ぞろいした。
さらに福田転球、玉置孝匡、徳永ゆうき、中屋柚香、長田奈麻、香月彩里、四宮吏桜と手練れたちも集結。初座長となる中川を時には支え、時には惑わせ、『歌妖曲』の世界を創り上げる。
中川大志演じる美貌の歌手・桜木輝彦のレコードデビューが決定
そしてこの度、中川演じる美貌の歌手・桜木のLPレコードによるデビューが決定。劇中でも歌われる、倉持裕作詞、和田俊輔作曲による「彼方の景色」、「失われた時に」の2曲(A面のみ)を収録し、装丁にはそれぞれの楽曲をイメージした撮りおろしのビジュアルを使用。同封されるブックレットには、レコーディング風景の写真や、(架空の)音楽評論家・下町東洋による桜木と楽曲のライナーノーツ(解説)も掲載される。配信シングルは10月24日、レコードは11月6日に発売予定。さらに配信・発売に先駆けて3日「彼方の景色」ミュージックビデオも解禁。昭和を代表する歌手・桜木誕生の瞬間に注目だ。
中川大志、初の試みに期待「レコーディングはとても緊張しました」
中川は今回のレコード化・楽曲リリースにあたって「作品を背負って桜木輝彦としてのデビューなので、プレッシャーはもちろんありますが、初の試みなのでとても楽しみです。音楽から本編をイメージして、舞台に興味を持ってもらえたらいいな、と思います」とコメント。レコーディングを振り返り「レコーディングはとても緊張しました。1年半くらい前からボイストレーニングが始まっていたのですが、まだ稽古前で役を完全に落とし込めていない状態の中、桜木としてどれだけ表現できるかというのが大きなテーマでした。ものすごく想像力を働かせながら表現した部分が多かったです」と明かした。(modelpress編集部)
「三銃士企画」プロデューサー:浅生博一コメント
中川大志君が出演する数多くの映像作品を観させて貰った中で、音楽と触れ合っている役の作品が、とても印象に残っていました。また、彼が出演するライブを観させて戴く機会があり、そのオープニングに太田裕美さんの「木綿のハンカチーフ」を歌ってステージに登場した彼の歌声は、とても心地良かったと記憶しています。その後、今作に主演で出演して戴くことが正式に決まり、彼の歌声の快感を覚えていた僕は、今作の主題歌を歌って欲しいと強く思いました。作・演出の倉持裕さんに相談を致したところ、ご快諾を戴き、即座に大志君にマネージメントを通して相談を致しました。「中川大志は、俳優です。今作にて演じる歌手の桜木輝彦としてならば、是非、歌ってみたい」という興味深い彼の返答に、僕は、彼と一緒に仕事を出来ることが、改めて嬉しくなりました。是非、桜木輝彦の容姿と共に爽快感のある歌声、また時に物哀しく感じる歌声をご堪能ください。
中川大志コメント全文
作品を背負って桜木輝彦としてのデビューなので、プレッシャーはもちろんありますが、初の試みなのでとても楽しみです。音楽から本編をイメージして、舞台に興味を持ってもらえたらいいな、と思います。(4月上旬の)レコーディングはとても緊張しました。1年半くらい前からボイストレーニングが始まっていたのですが、まだ稽古前で役を完全に落とし込めていない状態の中、桜木としてどれだけ表現できるかというのが大きなテーマでした。ものすごく想像力を働かせながら表現した部分が多かったです。ミュージックビデオの撮影の時は、桜木なのか、桜木になろうとしている自分なのか、どっちなんだろうという世界線を行き来している感じがあって。でも、マイクとの関わり方や、歌い方、体の動かし方など、パフォーマンスは自由だったので、自分の中の桜木や、好きなミュージシャンをイメージして楽しんで撮影に挑めました。
詩や曲は昭和歌謡を感じさせながらも、キャラクターそれぞれのエネルギーが込められていて、派手な楽曲の中で表現されているのはとてもカッコいいです。曲の中で使われている楽器などからも時代を感じますし、昭和のヒットパレードのようで、すごくテンションが上がります。
完成された楽曲が配信によって皆さんの元に届くのは、純粋に音楽として楽しんでいただけるのも嬉しいですし、曲を聞いてからお芝居を見ていただけると、繋がる部分や埋まる部分、歌詞の意味がより一層分かったり、役がどういう人生を送ってきたかということを理解してもらえると思うので、公演が始まる前に配信されることはすごく意味があることなのかなと思います。
昭和歌謡の時代のエネルギーがいっぱい詰め込まれた楽曲がこの2曲以外にもたくさん登場します。実際生のバンドが入る音楽劇で、役をまとった俳優たちが歌うエネルギーもぜひ劇場で感じてもらいたいです。
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