=LOVE、5周年記念ライブ開催 齊藤なぎさが電撃卒業発表で涙&今後の道も報告「新しく夢を見つけました」<=LOVE 5th ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT>
2022.09.25 22:11
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指原莉乃がプロデュースするアイドルグループ=LOVE(イコールラブ)が25日、東京・国立代々木競技場 第一体育館にて、メジャーデビュー5周年を記念したグループ史上最大規模となるライブ「=LOVE 5th ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT」を開催。新型コロナ感染予防対策を徹底の上、「昼の部」「夜の部」の2公演合わせて2万人を動員。「夜の部」では、メンバーの齊藤なぎさがグループ卒業を発表した。
齊藤なぎさ「夜の部」アンコールで卒業発表
「夜の部」のアンコールパートでは、メンバーの齊藤がグループからの卒業を発表。突然の卒業発表となり、会場は大きな驚きに包まれた。ステージ上で「すごく突然になってしまいますが、私、齊藤なぎさは=LOVEを卒業します。突然の発表で驚かさせてしまってすいません」と伝えた齊藤は、グループについて「=LOVEはわたしの全ての青春であって、ここまで育ててくださった、あたたかくて大きな場所です」とし、「高校を卒業して来年20歳を迎える今、この居心地の良い=LOVEにいることに対して、何度も何度も悩んだ結果、一歩外の世界に踏み出したいなと思いました」と説明。
「そして新しく夢を見つけました。それは演技のお仕事をさせていただくことです」と続け、「ちゃんと勉強して一歩一歩進んでいくために着実に努力したいです。私を見つけてアイドルという夢を叶えてくださった指原さん、そしてどんな時でもあたたかく優しく見守ってくれたメンバーのみんな、そしてスタッフさん、そしてなにより私のことを大好きでいてくれるファンのみなさんに感謝を伝えたいです。本当にこの5年間私のことを応援してくださってありがとうございます。私のアイドル人生を最後まで見届けてください。ありがとうございました」と、卒業の理由とファンへの感謝の想いを涙ながらに精一杯に伝えた。
=LOVE「昼の部」では1曲目から新曲披露
「昼の部」では、カラフルなペンライトが会場を埋め尽くす中、ライブスタートを告げる「Overture」が流れると会場は大きな拍手に包まれた。1曲目は28日にリリースされる12thシングル「Be Selfish」を早くも初披露。ブルーのデニム衣装で登場したメンバーは、軽快なダンスと共に新曲を披露し、1曲目から会場のボルテージは最高潮に達した。続いてセンターステージに移動し、スモーク演出の中「CAMEO」、お姫様になりたい願望を綴った、音嶋がセンターを務めるポップでキュートな「お姫様にしてよ!」を披露。「Want you ! Want you !」では、本ステージ、花道、センターステージの他、=LOVEのコンサートでは定番となりつつあるが、トロッコに乗ったメンバーが会場内を移動しながら、会場を最大限活用したパフォーマンスでオーディエンスを魅了した。
ダンスのビートに合わせて、他メンバーを紹介する斬新なメンバー紹介コーナーでは、会場のペンライトがメンバーカラーに七変化し、エンターテインメント性の高い=LOVEを存分にアピール。
その後、カラフルなワンピース衣装で登場した大谷映美里、齊藤がユニット曲「わたし、魔法使い」をキュートなダンスとと共に初披露。「日々頑張り続ける自分への、キュートでガーリーな応援ソング」で会場にハートフルな雰囲気を作り出した。
=LOVE、ソロ曲&ユニット曲も多数披露
さらに、会場が緑のペンライト一色に染まる中、諸橋沙夏がソロ曲「My Voice Is For You」を熱唱。大場花菜、音嶋莉沙、齋藤樹愛羅、瀧脇笙古、山本杏奈は、会場をトロッコで移動しながら友情ソングの「ズッ友案件」を披露。客席との距離を一気に縮め、齊藤はラブリーなソロ曲「現役アイドルちゅ~」を着ぐるみのダンサーを従え、ピンクのフリフリ衣装で純度100%のアイドルをアピールした。その後も、各メンバーのオリジナリティーを象徴するユニット曲、ソロ曲のパフォーマンスが続く。佐々木舞香・野口衣織・諸橋によるユニット曲では“本気の愛を願いながらも、曖昧な関係から抜け出せない、複雑な心境を描いた大人の恋愛ソング”「知らんけど」を、センターステージで360度の客席に向けて、妖艶なパフォーマンスで魅了。
ひまわりのような黄色のワンピースで登場した高松瞳(※「高」は正式には「はしごだか」)は、背景のモニターで流れる自身の過去のドキュメント映像とリンクするように、一途なラブソング「僕のヒロイン」を大切に歌い上げた。
さらに野口のソロ曲「拝啓 貴方様」ではダンサーを従え、薄紫のペンライトで会場が埋め尽くされる中、怪しげに演じ、続いてシングル「Be Selfish」カップリング曲に収録される佐々木の初ソロ曲となる「真夜中マーメイド」を初披露。「大切な人を一途に想い続ける、繊細で儚い片想いソング」を、トロッコに乗って客席を移動しながら、エモーショナルな雰囲気の中伸びやかなで透明感ある歌声を響かせ、圧巻のパフォーマンスとなった。
MCではファンへメッセージも
そして、薄紫色の新しいワンピース衣装で=LOVE全メンバーが再登場し、切ない失恋曲「ズルいよ ズルいね」、「あの子コンプレックス」を立て続けに、力強くも感傷的なパフォーマンスを披露した。この日初となるMCでは、「人生いろいろなことがあると思いますが、これからもイコラブはみんなの支えになれたら嬉しいです」(音嶋)、「あっという間の5年間でしたが、皆さんに支えられ、ここまで成長することができました。今が一番楽しいです」(高松)と、5周年を迎えたメンバーが共に喜びを噛み締めた。
さらに、リーダーの山本は「少し前まで、台風の予報だったのですが、私はてるてる坊主を作りました。見事みんなの願いも叶って、今日は晴れました」と天気も味方につけた=LOVEらしい5周年コンサートを称えた。
終盤に差しかかると、大会場ならではのバンド編成でのライブパフォーマンスに移行。バンドサウンドの新アレンジで「Oh!Darling」「探せ ダイヤモンドリリー」「アイカツハッピーエンド」「夏祭り恋慕う」「青春“サブリミナル”」「=LOVE」の5曲を披露。
佐々木は「今日は皆さんと5周年をお祝いすることができて本当に嬉しかったです。いつもイコラブを愛してくださり本当にありがとうございます!」とのメッセージの後、ファンへの感謝と絆を綴ったイコラブからの決意表明ソング「笑顔のレシピ」をメンバーの強い意志の元、一丸となり笑顔でパフォーマンスし本編は終了した。
指原莉乃描き起こし楽曲ドラマ主題歌も披露
アンコールの拍手が冷めやらぬ中、スタジャン姿で登場したメンバーは、指原の描き下ろし歌詞をベースに制作されたオリジナルドラマ「もしも、この気持ちを恋と呼ぶなら…。」(ABCテレビ)主題歌に起用された新曲「好きって、言えなかった」 をしっとりと歌詞を噛み締めながら初披露。そして、コンサートのエンディングに向けて、夏の定番曲となっている「ウィークエンドシトロン」、ファンとの絆を綴った「君と私の歌」をトロッコで大会場を移動しながら、パワフルにそして全力で披露した。野口は「私たち11人が出会ってから、5年の月日が経ちました。そのほとんどの時間を一緒に過ごし、みんなでたくさんのことを乗り越えてきました。このメンバーでなければ乗り越えられなかった瞬間が、たくさんあったと思います。でも今でも、笑いの耐えない毎日が送れていることが、このグループが最高のグループであることの宝物だと思っています。こんな最高のメンバーに出会えたこと、そしてそんな私たちをずっと支えてくださった皆さんに精一杯の感謝の気持ちをお贈りします。皆さんの居場所が、今もこれからも=LOVEでありますように」とメンバーとファンへの精一杯の感謝を改めてMCで伝えた。
コンサートのラスト曲では、配信限定でのみリリースされており、2周年コンサートで初披露された「866」を披露。5周年のエンディングにふさわしい楽曲、ファンへの最大限の感謝を綴ったこの曲で「昼の部」は幕を閉じた。(modelpress編集部)
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