GENERATIONS from EXILE TRIBE「BATTLE OF TOKYO TIME 4 Jr.EXILE」より(提供写真)

GENERATIONS・THE RAMPAGE・FANTASTICSら“Jr.EXILE”総勢45名、3年ぶりに集結「BATTLE OF TOKYO」で圧巻のパフォーマンス

2022.07.26 14:16

GENERATIONS from EXILE TRIBE、THE RAMPAGE from EXILE TRIBE、FANTASTICS from EXILE TRIBE、BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE、PSYCHIC FEVERのメンバー総勢45名が出演するスペシャルライブ『BATTLE OF TOKYO ~TIME 4 Jr.EXILE~』が21日~24日にさいたまスーパーアリーナにて開催された。

  

「BATTLE OF TOKYO」3年ぶりに開催

「BATTLE OF TOKYO TIME 4 Jr.EXILE」より(提供写真)
LDHが仕掛ける、Jr.EXILE世代のアーティストを主役とした次世代総合エンタテインメントプロジェクト『BATTLE OF TOKYO』。今回のスペシャルライブは、2019年7月に開催した始動ライブ『BATTLE OF TOKYO ~ENTER THE Jr.EXILE~』以来、3年ぶりとなる。

24日まで四夜連続で行われた公演には、Jr.EXILEと呼ばれるGENERATIONSTHE RAMPAGEFANTASTICSBALLISTIK BOYZ、今回新たに仲間入りを果たしたPSYCHIC FEVERのメンバー総勢45名が参戦。日替わりのスペシャルバトルコーナーも行われ、『BATTLE OF TOKYO』の舞台“超東京”をイメージしたステージに無数の世界が交差する、新感覚のエンタテインメントショーとなった。

梶裕貴・内田雄馬・小野賢章ら、豪華声優陣によるオープニング演出

「BATTLE OF TOKYO TIME 4 Jr.EXILE」より(提供写真)
『BATTLE OF TOKYO』の物語の舞台となる「超東京」。それは、世界的な大嵐“IUS”に見舞われながらも、最先端の複製技術=通称「コピー」で奇跡的な復興を遂げた、別次元の未来都市。偽物だらけのこの世界では、神出鬼没の怪盗団 MAD JESTERS(≠GENERATIONS)、最強無比の用心棒組織 ROWDY SHOGUN(≠THE RAMPAGE)、変幻自在のイリュージョン集団Astro9(≠FANTASTICS)、風況無頼のハッカーチームJIGGY BOYS(≠BALLISTIK BOYZ)という4チームが、コピーできないオリジナルの品“ファイナル・ファクト”に隠された謎を解くため“スキル(異能力)”を用いたバトルを繰り広げており、4days初日には第5の戦力として、闇の武器商人DUNG BEAT POSSE(≠PSYCHIC FEVER)の存在も明かされた。

またオープニングでは、実際のメンバー・キャラクターイラスト・声優によるキャラクターボイスで構成された演出も実現し、MAD JESTERSのPARTE(≠関口メンディー/CV.木村昴)・ZERO(≠白濱亜嵐/CV.梶裕貴)・SherRock(≠片寄涼太/CV.内田雄馬)、ROWDY SHOGUNのBAILEY(≠RIKU/CV.岡本信彦)・LUCAS(≠吉野北人/CV.堀江瞬)・LUPUS(≠川村壱馬/CV.石川界人)、Astro9のTEKU(≠世界/CV.武内駿輔)・ITARU(佐藤大樹/CV.小野賢章)、JIGGY BOYSのFuture(≠深堀未来/CV.木村良平)・Skeet(≠砂田将宏/CV.細谷佳正)が先陣を切って登場。

豪華声優陣のキャラクターボイスもさることながら、キャラクターを投影したメンバーの絶妙な表情と仕草が、この3年、彼らが重ねてきた俳優としてのキャリアを物語る。ステージを占拠した治安維持組織“ブルーシールド”から超東京を奪い返すべく現れたメンバーを追って、外周ステージの四隅には各チームが集結。彼らが“ブルーシールド”を威圧するように場内を練り歩く様は、まさに“ヒーロー登場”といった雰囲気だ。

GENERATIONSら「24WORLD」披露

BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE「BATTLE OF TOKYO TIME 4 Jr.EXILE」より(提供写真)
アリーナ席を取り囲むように設置された外周ステージと、アリーナ中央に設置されたメインステージが、観客を“超東京”に誘う中、1曲目を飾ったのはGENERATIONSTHE RAMPAGEFANTASTICSBALLISTIK BOYZによる「24WORLD」だった。

小説のプロローグをなぞるように、MAD JESTERS(≠GENERATIONS)はスタイリッシュな「LIBERATION」で華麗に観客の心を奪い、肉体派のROWDY SHOGUN(≠THE RAMPAGE)は「CALL OF JUSTICE」を勇ましく叫び、Astro9(≠FANTASTICS)は「PERFECT MAGIC」で場内に笑顔を咲かせていく。Libra(≠奥田力也)の強気な煽りがリードしたJIGGY BOYS(≠BALLISTIK BOYZ)は、7色の歌声と存在感が光る「VIVA LA EVOLUCION」を披露。

MAD JESTERS(≠GENERATIONS)・ROWDY SHOGUN(≠THE RAMPAGE)による初披露曲『Alternate Dimension』の後、満を持して登場したDUNG BEAT POSSE(≠PSYCHIC FEVER)も、「RICH&BAD」と「PSYCHIC FEVER!!」で堂々としたパフォーマンスを見せつけ、場内を自分たちのカラーに染め上げた。

Jr.EXILE、白熱バトル繰り広げる

THE RAMPAGE from EXILE TRIBE「BATTLE OF TOKYO TIME 4 Jr.EXILE」より(提供写真)
ライブ前半には、『BATTLE OF TOKYO』に描かれる伝説のバトルステージ“バビロニウム”も召喚され、FANTASTICSの「Summer Bike」やGENERATIONSの「チカラノカギリ」といった最新のオリジナル曲も挟みつつ、4チームが総当たりで白熱したバトルを繰り広げた。

最初のゴングを鳴らしたのは、Astro9(≠FANTASTICS) vs JIGGY BOYS(≠BALLISTIK BOYZ)の「SHOCK THE WORLD」。間奏のダンスパートでは、KANE(≠木村慧人)&TEKU(≠世界)ペアによる重力を操ったような空中キックが目を引いたAstro9に、JIGGY BOYSがダイナミックなアクロバットの複合技で応戦するシーンも。ROWDY SHOGUN(≠THE RAMPAGE)vs JIGGY BOYS(≠BALLISTIK BOYZ)のバトルでは、外周ステージで「Dead or Alive」を歌い始めたROWDY SHOGUN(≠THE RAMPAGE)を、JIGGY BOYS(≠BALLISTIK BOYZ)がセンターステージから余裕たっぷりの表情で挑発する。

FANTASTICS from EXILE TRIBE「BATTLE OF TOKYO TIME 4 Jr.EXILE」より(提供写真)
その直後にオリジナル最新曲「ラストダンスに BYE BYE」を切なく歌い上げるギャップが、ここが多次元の世界線が交差する場所なのだと、改めて印象づけた。お互いの信念を胸に激突し、時に共闘してきた4チームの関係性やストーリーを体現するように、バトルの組み合わせによって表情やフォーメーションを変えていくメンバーたち。MAD JESTERS(≠GENERATIONS)vs ROWDY SHOGUN(≠THE RAMPAGE)による「SHOOT IT OUT」では、地面に拳を打ちつけるようなMARINE(≠武知海青)のアクションに合わせ、ROSSO (≠中務裕太)&Chatter(≠小森隼)がバク宙を決めるなど、激しい戦闘シーンを肉体で表現。それでも曲が終盤に差しかかる頃には、肩を並べながら共に熱狂を生み出していく2組の姿があり、その貫くような鋭い視線はJr.EXILEの未来をしっかりと見据えていた。

佐野玲於&関口メンディーら、肉体美披露

PSYCHIC FEVER「BATTLE OF TOKYO TIME 4 Jr.EXILE」より(提供写真)
その後も、渡邉廉のビートボックスで助走をつけたPSYCHIC FEVERが「Tokyo Spiral」で観客を巻き込んでいく場面や、日増しに熱量を増していった“PERFOMER BATTLE”など、見どころ満載。

4ラウンド用意されていた“PERFOMER BATTLE”には、5チームからそれぞれ、「1.浦川翔平、岩谷翔吾、佐藤、奥田、陣、与那嶺瑠唯、LIKIYA、鈴木昂秀、堀夏喜、深堀、小森」「2.白濱、神谷健太、澤本夏輝、渡邉廉、中西椋雅、JIMMY、木村、海沼流星、砂田、加納嘉将、藤原樹」「3.佐野玲於、長谷川慎、武知、関口、龍、日高竜太(※「高」正しくは「はしごだか」)、瀬口黎弥、後藤拓磨、WEESA、剣、半田龍臣」「4.小波津志、松井利樹、山本彰吾、世界、中務」が参戦。各々の持ち味を活かしたダンスバトル対決だけでなく、煽るように腹筋を見せつける藤原や、意気揚々と上裸で登場した佐野&関口コンビ、そんな2人に煽られて服を脱ぎ捨てた日高、瀬口と、自慢の肉体対決に客席が沸く。

各グループのエースを選出したと思われる4チーム目のステージも圧巻で、熱いバトルの末に肩を組みながら笑顔を輝かせるパフォーマーたちにつられて、思わず笑顔になった人も多かった。

数原龍友、ソロバラード披露

「BATTLE OF TOKYO TIME 4 Jr.EXILE」/1日目「BATTLE OF HiGH&LOW」より(提供写真)
中盤に設けられたスペシャルバトルコーナーは、バビロニウムからマルチバースの扉が開かれた別次元の世界に行ってしまうという設定で、毎日違った企画をお届け。初日の『BATTLE OF HiGH&LOW』は、GENERATIONSTHE RAMPAGEFANTASTICSによる「HIGHER GROUND feat. Dimitri Vegas & Like Mike」(『HiGH&LOW THE MOVIE』の主題歌)、GENERATIONSによる「RUN THIS TOWN」から始まった。

だが、『HiGH&LOW THE STORY OF S.W.O.R.D.』の冒頭シーンで鬼邪高校の不良たちから逃げていたはずのチハル(佐藤)が“多重郷次元”という名のステージに迷い込んだことから、物語は思わぬ方向へ。鬼邪高校の番長・村山良樹だと言い張る砂田、関虎太郎だと言い張る奥田、White RascalsのROCKYだと言い張る松井、達磨一家の日向紀久だと言い張る深堀が続々と参上。自称RUDE BOYSのスモーキーたち(加納・海沼・日高)と、自称“SWORDのS”としてレディースチーム 苺美瑠狂になりきった木村・堀まで名乗りを上げ、客席からも思わず笑い声が溢れた。

「BATTLE OF TOKYO TIME 4 Jr.EXILE」/1日目「BATTLE OF HiGH&LOW」より(提供写真)
一瞬だけ現れたペヤングラシアス(八木将康)に、「きっと彼らは本来の『HiGH&LOW』の世界で、その人物に強く憧れていたんだ。その想いがこの世界で叶えられたんだ。この時間を受け入れろ」と無理矢理丸め込まれたチハル(佐藤)と同じ困惑顔で、理想の姿を手に入れたBALLISTIK BOYZが「JUMP AROUND ∞」を、個性豊かな美女で構成された苺美瑠狂(FANTASTICS)が「STRAWBERRY サディスティック」を歌いながら回遊する姿を見守る。さいたまスーパーアリーナにこんなカオスな光景が広がるとは、一体誰が予想していただろうか。

続いて「SWORDのSは山王連合会だろうが!」と言いながらも、『HiGH&LOW』シリーズではあまり日の目を見なかった山王連合会のヒカル(山本)・ケン(岩谷)と、初期の頃は注目されていなかったという鬼邪高校の辻(鈴木昂秀)・芝マン(龍)による演劇パートに突入。「Do or Die」(FANTASTICSPSYCHIC FEVER)や数原龍友のソロバラード「Nostalgie」が、『HiGH&LOW THE STORY OF S.W.O.R.D.』の名場面を呼び起こした。

八木勇征ら「HiGH&LOW THE WORST X」出演発表

「BATTLE OF TOKYO TIME 4 Jr.EXILE」/1日目「BATTLE OF HiGH&LOW」より(提供写真)
また、『HiGH&LOW THE WORST』シリーズの最新作『HiGH&LOW THE WORST X』の新たな出演者として、鈴蘭男子高校の山口孫六役を八木、伊東カムイ役を木村、鳳仙学園の徳山門司役を堀が演じることが発表されると、客席からは一際大きな拍手が送られた。

それぞれのキャラクターになりきって現れたFANTASTICSの3人のもとに、本シリーズの主人公・花岡楓士雄(川村)が現れ、THE RAMPAGEのターンに繋ぐ。お決まりの名台詞「行くぞ、てめぇら!」を合図に、『HiGH&LOW THE WORST X』主題歌「THE POWER」へ。前作から引き続き高城司を演じる吉野や、一足先に新キャラクターとして発表されていた鎌坂高校の氷室零二役・藤原、江罵羅商業高校の鮫岡章治役・長谷川&風神役の陣なども顔を揃える中、新たに解禁となった挿入歌「Slam That Down」や、前作の主題歌「SWAG & PRIDE」で会場を盛り上げた。

「BATTLE OF TOKYO TIME 4 Jr.EXILE」/1日目「BATTLE OF HiGH&LOW」より(提供写真)

中務裕太&数原龍友、コスプレ姿で参戦

「BATTLE OF TOKYO TIME 4 Jr.EXILE」/2日目「BATTLE OF KINGDOM」より(提供写真)
『BATTLE OF KINGDOM』と題して行われた2日目は、1.スピードスターリレー、2.10種目障害物リレーから成る“RELAY KINGDOM”を実施。司会担当の小森・陣・佐藤・加納の進行のもと、CL内で開催された「DODGEBALL KINGDOM」「KITCHEN KINGDOM」で2連覇中のBALLISTIK BOYZの独走を食い止めるべく、GENERATIONSTHE RAMPAGEFANTASTICSが立ちはだかった。また、中務は小学生さながらの体操着姿、数原は「KITCHEN KINGDOM」で活躍した中華料理人・陳幸龍スタイルをしているが、“本気”で参戦している。

冒頭ではPSYCHIC FEVERが各チームの応援係を務め、JIMMY団長は「PASION」でBALLISTIK BOYZを、WEESA団長は「M.V.P.」でFANTASTICSを、剣団長は「THROW YA FIST」でTHE RAMPAGEを、廉団長は「BIG CITY RODEO」でGENERATIONSにエールを贈る。

「BATTLE OF TOKYO TIME 4 Jr.EXILE」/2日目「BATTLE OF KINGDOM」より(提供写真)
その結果、ステージを降りて外周2周分を駈け抜けた1.スピードスターリレー(人数の少ないBALLISTIK BOYZGENERATIONSには、PSYCHIC FEVERのJIMMYと渡邉廉が助っ人参加/THE RAMPAGEは2チームに分散)ではBALLISTIK BOYZが圧倒的な速さで優勝し、賞品の沖縄旅行をゲットした。陸上経験者の武知や龍、スタート前に準備体操を念入りに行っていた川村など、小森曰く「勝つために足の速いメンバーをAチームに集めたのでは?」というTHE RAMPAGEは、それでも残念な結果に。サッカー経験者揃いで優勝候補を思われたFANATASTICSの中島颯太は、普段から仲が良い陣に「惜しかったね?」と話しかけられ、「惜しかったね」とあざと可愛い笑顔を見せる。年長組の世界は「若いエネルギーってすごいよね」としみじみ語っていたが、何よりも前回の『BATTLE OF TOKYO ~ENTER THE Jr.EXILE~』をケガで途中棄権した彼が無事に走り終えたことに安堵した観客も多かった。

中務裕太、THE RAMPAGEへお祝いコメント

「BATTLE OF TOKYO TIME 4 Jr.EXILE」/2日目「BATTLE OF KINGDOM」より(提供写真)
一方、各グループから5人の精鋭を選出して臨んだ2.10種目障害物リレーでは、三輪車やタイヤ引き、パン食い競争、アツアツおでん、足ツボ縄跳びといった壁がメンバーの行く手を阻む。後半には、2人の身体を使った風船割り・缶積みといったペア競技もあり、普段は見られないメンバーたちの姿が観客を楽しませた。

第一走者で先陣を切ったのは、三輪車で爆走していった藤原。早々にパン食い競争エリアに突入したものの、なかなかパンに顔が届かず、一生懸命に背伸びをする奥田には「可愛い」と呟く声も聞こえてきた。

「BATTLE OF TOKYO TIME 4 Jr.EXILE」/2日目「BATTLE OF KINGDOM」より(提供写真)
後半のペア競技では、数原&中務のコスプレペアが独走するかと思いきや、佐藤&木村ペアに最後の缶積みで追いつかれそうになったり、2組が必死に缶積みをしている横をLIKIYA&与那嶺瑠唯ペアが颯爽と一抜けしたり、とドラマティックな展開に。

スピードスターリレーで圧倒的な強さを見せつけたBALLISTIK BOYZは、おっとりした印象の松井&加納ペアが風船割りに苦戦し、他のチームに応援されながらなんとかゴール。「チームワークの良さで勝ててよかったです」(LIKIYA)と語った勝者THE RAMPAGEには、賞品の食事券と中務先輩からの「お前ら、後で楽屋来いよ!?」という優しいお祝いコメントが贈られた。

「BATTLE OF TOKYO TIME 4 Jr.EXILE」/2日目「BATTLE OF KINGDOM」より(提供写真)

LIL LEAGUE、最新曲披露

「BATTLE OF TOKYO TIME 4 Jr.EXILE」/3日目「BATTLE OF iCON Z」より(提供写真)
3日目の『BATTLE OF iCON Z』では、LDH JAPANが仕掛ける、史上最大規模のオーディション『iCON Z ~Dreams For Children~』男性部門の第二章が開幕することが発表され、第一章グランプリのLIL LEAGUEと、第二章への参加が決まった22名が登場した。

ライブ前半には『~夢のオーディションバラエティー~ Dreamer Z』(テレビ東京系)から誕生したZ FACTION、CROONERZ、KIDMATIC、LIL LEAGUEがオーディション時の課題曲をパフォーマンス。LIL LEAGUEは最新曲「Coloring Book」も披露し、カラフルな歌声で次なる夢へと虹を架ける。

さらに第二章からは、すでにプロダンスリーグ『D.LEAGUE』で活躍しているプロダンサー 古嶋滝・佐藤陽・伊東弘之助(SEGA SAMMY LUX)・桑原巧光・田中彰(CyberAgent Legit)と、EXILE ATSUSHIの夢応援プロジェクトでグランプリを受賞した佐々木陸、DEEP SQUADのメンバーとして活動している宇原雄飛・杉山亮司・比嘉涼樹もオーディション参加を表明。各々の魅力を伝えるべく、ダンスステージやソロ歌唱、美しいハーモニーを届けた。

GENERATIONS、ZONEの名曲カバー

「BATTLE OF TOKYO TIME 4 Jr.EXILE」/4日目「BATTLE OF SUMMER」より(提供写真)
最終日、4日目の『BATTLE OF SUMMER』は、夏曲メドレーからスタート。甚兵衛を身に纏ったBALLISTIK BOYZが、潮風を感じる「WAVIN'」を歌いながらゆったりと外周ステージを回ると、さいたまスーパーアリーナは一気に夏ムードに包まれた。

続くFANATASTICSは「Flying Fish」を軽やかに歌いながら、太陽のようなビッグスマイルの瀬口を中心に、カメラに向かって思い思いにアピール。センターステージに登場したTHE RAMPAGEは「WELCOM 2 PARADISE」で無邪気に笑い合う。甚兵衛姿の16人が踊る様はまるで盆踊りのようで、鈴木昂秀のダンスをみんなで真似したり、RIKUが岩谷にマイクを向けて歌わせたりと賑やかな様子。

Jr.EXILEの長男としてどっしりと構えた印象のGENERATIONSは、甚兵衛姿が妙にいかつい数原が「僕だけ、みんなとなんか違くない?恐くない!?」とおどける場面もありながら、笑いを流し去るほどの爽やかな美声で「Brand New Story」を熱唱。大輪の花火をバックに、ボーカル2人がしっとりと歌い上げた『secret base ~君がくれたもの~』(ZONEのカバー)も、かけがえのない夏の思い出となった。

片寄涼太&吉野北人ら、浴衣姿披露で会場魅了

「BATTLE OF TOKYO TIME 4 Jr.EXILE」/4日目「BATTLE OF SUMMER」より(提供写真)
「『BATTLE OF SUMMER』、盛り上がってますかー!?」という陣のハイテンションな呼びかけから始まった、謎多きバトルステージの後半戦は、ファッション対決ならぬ、夏服の着こなしセンスをチェックするファッションショーが開催された。

第1弾の『夏祭りは、これで決める!浴衣対決!!』には、片寄&吉野、木村&瀬口、川村&長谷川、海沼&深堀&松井が参戦。最初に現れた“王子コンビ”の片寄がふいに吉野のほっぺにキスをすると、会場に激震が走る。木村と、グッズの“超天晴黎弥扇子(ちょうあっぱれいやせんす)”を持参した瀬口は、シックな色味の浴衣姿に反して、ギャルピースで陽気に登場。陣曰く、THE RAMPAGE随一の人気コンビだという“かずまこ”はキメ顔で寄り添い、「いやぁ、夏ですね。みなさん、楽しんでますか? 俺もすっごく楽しいです」(川村)とにっこり。海沼&深堀&松井も三者三様の浴衣でランウェイを歩き、3万人もの熱い視線を全身に浴びた。

白濱亜嵐&八木勇征ら、水着姿で登場

「BATTLE OF TOKYO TIME 4 Jr.EXILE」/4日目「BATTLE OF SUMMER」より(提供写真)
しかし、第2弾の『夏のビーチは、これで決める!水着対決!!』からはまたしても想定外の展開に突入する。このブロックでは白濱、八木、武知、日高という“脱ぎたがりたち”のカッコいい水着姿が見られる予定だったが、トップバッターの白濱は、露出皆無のあまちゃんファッション(伊勢エビ持参)でステージに登場。

武知は、ジャージの背中に「ROWDY水泳部 全国制覇」と殴り書きした競泳選手スタイルで、北島康介ばりの「ちょー気持ちいい…」を披露。日高はサーフボードを片手に現れ、大喜利のような仕上がりに。そのため、唯一企画意図通りの格好で現れた“マッスルプリンス”八木が、パーカーの下に忍ばせた肉体美を解放すると、「待ってました!」とばかりの拍手が湧き起こる。

ファッションショーという性質上、明確な勝敗はつけないはずだったが、「テーマは大樹くんの好きな色のサーフパンツです」とコメントする八木の手を上げながら、佐藤が「完璧でしょ、ウチの勇征!」「優勝だよ!」とドヤ顔で叫んだ。

佐野玲於、那須川天心着用の衣装纏う

「BATTLE OF TOKYO TIME 4 Jr.EXILE」/4日目「BATTLE OF SUMMER」より(提供写真)
第3弾の『真夏のデートは、これで決める! 夏服対決!!』も、“大阪のおばはん”になりきった中務と阪神ファンコーデの奥田の“大阪被り”など、笑いに走るメンバーが続出した。

同じ地元愛でも、岡山産デニムのセットアップを着こなした山本とは方向性がかなり違い、その振り幅に驚かされる。神谷健太は“TikTokにたまに出てくるヤリラフィー”になりきり、アロハシャツにサングラスを身につけた砂田はまさに夏男といった風貌。一見オールブラックのペアコーデでオシャレに見せていたFANTASTICSの中島と澤本(澤本はヨウジヤマモト社のGroundYと『BATTLE OF TOKYO』のコラボシャツを着用)だが、中島が実は真冬の服装というボケを投入しており、カメラを手に「(デートで撮った写真を)10年後も一緒に見ような」と客席に語りかける。

さらに、小森が「玲於がいないんだよ。玲於!?」と呼びかけると、那須川天心が『THE MATCH 2022』で着用していた衣装に身を包んだ佐野が、格闘家さながらのポーズでセンターステージに入場。終始笑いの絶えないファッションショーだったが、佐野の後を追うようにゲストとして現れた那須川本人の「緊張してますけど、なんかあったら全員倒せるので(笑)」という最強の一言が、真の『BATTLE OF TOKYO』の幕開けを告げた瞬間でもあった。

そんな『BATTLE OF SUMMER』を締め括るのは、浦川と与那嶺が振付をしたという盆踊り「超東京音頭」。メンバーたちは時折振付を間違え、照れ笑いを浮かべながらも、コロナ禍でやっと実現した幸せなひとときを噛みしめながら、楽しそうに外周ステージを踊り歩いた。

JIGGY BOYSの「スキャニング」能力駆使したパフォーマンス披露

「BATTLE OF TOKYO TIME 4 Jr.EXILE」より(提供写真)
さて、ここからは再び本編へ。見た物や人を解析し、他者のスキルさえも自分のものにできるというJIGGY BOYSの「スキャニング」能力を使い、4チームはEXILEをスキャニング。EXILEのデビュー20周年を記念した企画『EXILE TRIBUTE』から、「Touch The Sky」(BALLISTIK BOYZ)、「Each Other's Way ~旅の途中~」(FANTASTICS)、「No Limit」(THE RAMPAGE)、「SUPER SHINE」(GENERATIONS)を届けていく。

2日目のMCでRIKUが話していたように、かつてEXILEに憧れてアーティストになることを夢見ていたJr.EXILEたちが、ラップパートなどのオリジナル要素を加えてブラッシュアップしたEXILEの名曲をパフォーマンスする姿には、なんとも感慨深いものがある。その勇姿に様々な想いが駆けめぐる中、最後は「Summer drops」「SUMMER HYPE」「Fandango」「AGEHA」でヒートアップ。本来の立ち位置がわからなくなるほど自由に盛り上がるメンバーの笑顔と、そんなメンバーの想いに応えるように激しくリズムを刻むフラッグが、3時間半に渡る公演のフィナーレを彩った。

Jr.EXILE、MCで想い馳せる

「BATTLE OF TOKYO TIME 4 Jr.EXILE」より(提供写真)
数原の進行のもと、毎日各グループから1人ずつ感想を述べてきた、最後のMCタイム。初日には砂田が「この3年間で成長したBALLISTIK BOYZを見てもらいたいという想いで、パフォーマンスさせていただきました」と語り、2日目にはWEESAが「PSYCHIC FEVERは3年前の『BATTLE OF TOKYO』で発表されたグループなので、こうしてたくさんのお客さんと素敵な先輩方の前でパフォーマンスできて幸せです」と声を弾ませる。

『iCON Z』第二章開幕が発表された3日目のMCでは、担当メンバーが挑戦者たちへエールを贈る中、数原の推しメンだという吉野が「夢に向かって頑張ってる人たちってカッコいいなって思いました。自分たちも夢に向かって走り続けて、輝き続けていけたらと思います」と宣言した。

なお最終日には、初日に「龍はダメでしょ?」とマイクを向けられ、照れながらダメポーズをしていた龍が「ありがとう~!」と感謝を叫ぶという、見事な伏線回収も。片寄も「それ、みんな思ってた!」と力強く頷いていたが、そこに沸き起こった温かな拍手が、45名のメンバーと観客の心を今一度強く結びつけた。

「UNTITLED FUTURE」初披露ででラスト締めくくる

「BATTLE OF TOKYO TIME 4 Jr.EXILE」より(提供写真)
ラストは、壮大なプロジェクトのエンディングにふさわしいミディアムバラード「UNTITLED FUTURE」を初披露。順番に歌い繋ぐフレーズに想いを馳せながら、仲間や観客と互いに微笑みを交わしながら、ゆったりと手を振るメンバーの姿が眩しい。いくつものバトルの先には、“Love Dream Happiness”を象徴するような光景が待っていた。始動ライブ『BATTLE OF TOKYO ~ENTER THE Jr.EXILE~』を行った3年前、こんな未来が来ると予測できなかったように、この先の未来にもまだ名はない。だが、「彼らなら、きっと明るい未来に連れて行ってくれる」と思わせる最高の4日間を届けた。(modelpress編集部)
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