白石麻衣、涙で乃木坂46卒業 開演前にハプニングも笑顔で完走
2020.10.29 00:00
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乃木坂46・白石麻衣の卒業コンサート「Mai Shiraishi Graduation Concert ~Always beside you~」が28日、無観客生配信で行われた。卒業コンサートのチケット販売数は国内21万9000枚、海外(台湾・香港・シンガポール・マカオ・中国)1万枚で合計22万9000枚、推定視聴者数は68万7000人にのぼり、多くのファンが白石の門出を見守った。
白石麻衣卒業コンサート、開演前にハプニング
今年1月7日に卒業を発表。当初は5月5~7日の東京ドーム3daysをもって乃木坂46を卒業する予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期となり、5ヶ月越しの卒業日を迎えた。開演前には白石の卒業を惜しむかのようにサーバーがダウン。19時開演の予定だったが、30分遅れで配信がスタートした。白石麻衣、序盤から感極まる
白石は「ずっと実感がわかないとか言ってきたんですけど、ステージに立って、音楽がかかったら、卒業なんだなって今思った。寂しさもあるけど、1曲1曲、噛み締めながら大事にパフォーマンスできたらなって」と意気込んだが、序盤からメンバーは涙がこらえきれず。同じ1期生の星野みなみが「みなみにとって、まいやん(白石)はお姉ちゃんのような、憧れの存在だからすごく寂しい」と涙をこぼすと、白石は「まだ泣かない」と言いながらも、もらい泣き。他のメンバーも続々と目を潤ませた。
1期生9人で歌った「失いたくないから」では全員が感極まり涙。間奏では生田絵梨花が白石に気持ちを伝え、さらに全員の瞳に涙が溢れた。
「まいやん、まいやん、ついにみんなでまいやんを見届けなければいけない日が来てしまいました。9年間ずっと一緒にいたからすっごい寂しいなって思うんだけど、でも私たちは行かないでとは言えなくて。やっとまいやんを見送れるんだっていう嬉しさが今すごくあるかな。ファンの皆さんに直接まいやんを送ってほしかったという想いもあるけど、私たちがその分支えるから。今までもこれからもずっと、まいやん大好きです!」。
「ありがとう」と答えると、二人は熱い抱擁。9人で手をつなぎ、円になって歌い終えると、白石は涙が止まらなかった。その後もメンバーがそれぞれ白石への感謝を伝えながらステージは進んだ。
配信ライブならではの映像を駆使したステージや、ユニット曲も盛りだくさん。ラストスパートの「サヨナラの意味」では、灯籠に文字書き込んで飛ばす幻想的な演出。白石が全メンバーと寄り添いながら涙。白石は「涙が止まらなくなっちゃって…急に止まらなくなっちゃったけど、1つ1つの歌詞を辿って、改めて歌詞を深く考えて歌った時に、すごい感情が溢れてきたりね。改めてすごいいい曲たくさんあるなって思いました」と語っていた。
そして初めてセンターを務めた楽曲「ガールズルール」では、ファンのコールも音声に入った演出の中、元気よくパフォーマンス。楽しく笑顔で本編を締めた。
白石麻衣、純白ドレスで乃木坂46への思い語る
アンコールでは、白石は「私にとってこの9年間は楽しい思い出ばっかりで、辛いことも悔しいことも、悲しいことも、壁に何度もぶち当たったこともあったし、『私アイドル向いてないな、もう続けれないかも』って思ったことも何回もあったけど、でもそんな時に私の周りにはたくさんの大好きなメンバーがいて、たくさん応援してくれるファのみなさんがいて、たくさん支えてくれるスタッフのみなさんがいて。みなさんがいてくれたから私はここまで頑張れたし、みんなで励ましあってたくさん声をかけあって、『大丈夫だよ、頑張ろう』ってみんなで支え合ってきたから、私もこうして乃木坂を9年間続けてくることができました。本当にありがとうございます」と涙を滲ませながらこれまでの9年間を回顧し、乃木坂46最後のソロ曲「じゃあね。」を心を込めて歌唱。同い年で“さゆまい”としても知られる松村からは、白石への思いをつづった手紙が。親友の松村からの手紙に涙が溢れる白石。最後のセンター曲「しあわせの保護色」の途中では、白石のこれまでの軌跡を辿るパネルが飾られた“ブルーカーペット”が出現。白石は懐かしそうに1つひとつを見つめていた。
そして最後に「私にとって乃木坂は大きな存在でしたし、乃木坂でもらったものを繋げてこれからも頑張っていきたい」と言い、「本当に楽しかったし、本当に本当に幸せだった!こんなに幸せな9年間だったし、たくさん愛をもらいました」と笑顔いっぱいで乃木坂46としての最後のライブを終えた。(modelpress編集部)
「乃木坂46 NOGIZAKA46 Mai Shiraishi Graduation Concert ~Always beside you~」セットリスト
影ナレ:生田絵梨花・松村沙友理【本編】
0.Overture
<VTR>
1.オフショアガール
2.おいでシャンプー
3.制服のマネキン
4.世界で一番 孤独なLover
<MC>
5.ぐるぐるカーテン
6.失いたくないから
7.バレッタ
8.逃げ水
<DANCE INST>
9.夜明けまで強がらなくてもいい
<VTR>
10.立ち直り中
11.偶然を言い訳にして
12.でこぴん
<VTR>
13.まあいいか?
14.流星ディスコティック
15.せっかちなかたつむり
16.きっかけ(ピアノver.)
<MC>
<コント(渋谷ブルース)>
17.渋谷ブルース
<DANCE INST>
18.シンクロニシティ
19.インフルエンサー
20.サヨナラの意味
<MC>
21.ガールズルール
【アンコール】
<VTR>
<MC>
1.じゃあね。
<MC>
2.しあわせの保護色
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