King Gnu、日本武道館含むアリーナツアー開催を発表「一歩踏み出すことを決断」
2020.10.03 18:00
トーキョー・ニュー・ミクスチャー・スタイルバンドのKing Gnuが、2020年11月7日から12月2日にかけて、東京・大阪・名古屋の4会場8公演となるアリーナツアー「King Gnu Live Tour 2020 AW “CEREMONY”」を開催することを発表した。
King Gnu、感染防止を徹底し東名阪ツアー開催
今年2月末から4月にかけて予定されていた「King Gnu Live Tour 2020“CEREMONY”」が新型コロナウィルスの影響により中止に。「新規公演」実施に向け、政府・行政の指針・ガイドライン・入場者数の制限などを注視しながら、メンバー、スタッフが協議を重ね続け、今回のツアー開催を決断した。中止となったツアーの振替公演ではなく新規公演として開催。「『King Gnu Live Tour 2020“CEREMONY”』のチケットをご購入いただいていた方に、新規公演を優先的にご案内できるよう最大限調整を重ねてまいりましたが、100%の入場者数でライブを行えない状況下では、当初予定しておりました地域・キャパシティでの会場確保を行うことが難しく、全ての方を対象とした優先受付を行うことが出来ないため、今回の新規公演においては、優先受付を行わないこととさせていただきました。優先受付をお待ちいただいていた方には、重ねてお詫び申し上げます」と説明した。
また、公演開催にあたっては政府機関・コンサート開催都市のガイドラインを遵守し、コンサート会場のウイルス感染拡大予防対策を徹底。「ご来場される皆様におかれましては、マスクの着用、検温、手洗い、入退場の分散、グッズ購入の制限、同伴者とのお座席が1席離れてしまう等、ご協力頂く事が多く出てきてしまうかと思いますが、何卒ご理解をお願い申し上げます。メンバー・スタッフにおきましても、安全を最大限に確保し、準備期間の短縮、スタッフ人数縮小等、感染防止に努め準備を進めてまいります」と呼びかけた。
井口理「いつかまた『あの頃』以上の熱狂を」
Gt.Vo.の常田大希は、「COVID-19の影響で、予定されていたツアーが全公演中止という、前代未聞の事態に襲われた2020年。今、尚辛抱強く耐え忍んでいる音楽業界ですが、我々はゆっくりとでも歯車を回し出さなければいけません。現段階の国の要請に従って大幅に収容人数を減らし、尚且つできる限りの対策を以っての開催となるこのツアーは、後にも先にも無い、今この時代の空気を纏ったツアーになることでしょう」とコメント。Vo.Key.の井口理は「これが正解か間違いかは誰にもわかりませんが、細心の注意を払った上で、一歩踏み出すことを決断しました。いつかまた『あの頃』以上の熱狂をみなさんとつくっていける日を夢見て、今出来る限りのLiveをしたいと思います」と決意のコメントを寄せた。
2020年1月にリリースされ、上半期ナンバーワンヒットアルバムとなった「CEREMONY」のリリースから約10ヶ月を経て、日本武道館を含む初のアリーナツアーがようやくオーディエンスを迎え入れる形で実施されることとなる。
「King Gnu Live Tour 2020 AW “CEREMONY”」開催概要
11/7(土) 東京ガーデンシアター11/8(日) 東京ガーデンシアター
11/18(水) 大阪城ホール
11/19(木) 大阪城ホール
11/24(火) 日本武道館
11/25(水) 日本武道館
12/1(火) 日本ガイシホール
12/2(水) 日本ガイシホール
※開場/開演時刻・チケット価格・販売スケジュール等の詳細は後日発表。
※配信LIVEの実施も予定。詳細は後日発表。
(modelpress編集部)
メンバーコメント全文
常田大希COVID-19の影響で、予定されていたツアーが全公演中止という、前代未聞の事態に襲われた2020年。今、尚辛抱強く耐え忍んでいる音楽業界ですが、我々はゆっくりとでも歯車を回し出さなければいけません。現段階の国の要請に従って大幅に収容人数を減らし、尚且つできる限りの対策を以っての開催となるこのツアーは、後にも先にも無い、今この時代の空気を纏ったツアーになることでしょう。
勢喜遊
いろいろあるけれど、結局のところいつも通り最高のパフォーマンスを届けるのみ。以上!!
新井和輝
やっぱりLiveがやりたい、という一心でスタッフ、メンバー一同で動き続け、こうした形に落ち着くこととなりました。こんな時期だけど、こんな時期だからこそ残るものがあると信じて突き進みます。みんなでケアをして、最高な祭りにしよう。
井口理
今の状況下、King Gnuに限らず沢山のアーティストが難しい決断を迫られてきました。これが正解か間違いかは誰にもわかりませんが、細心の注意を払った上で、一歩踏み出すことを決断しました。いつかまた「あの頃」以上の熱狂をみなさんとつくっていける日を夢見て、今出来る限りのLiveをしたいと思います。優先受付できなかったお客さん、規模縮小で入れないお客さん、今回ばかりはごめん!またいつか必ず最高の場でお会いしましょう!!
【Not Sponsored 記事】