レペゼン地球、コロナ影響でアリーナツアー全日程中止を発表 深刻な経済状況明かす「経費だけで1億ちょい」
2020.04.25 18:29
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DJ集団・レペゼン地球が25日、YouTubeにて公開した動画で、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、予定していたアリーナツアーの全公演が中止となったことを発表した。
レペゼン地球、アリーナツアー全公演中止
新型コロナウイルスによる日本国内での感染拡大を受けて、すでに大阪と福岡公演の中止を発表していたレペゼン地球。今回、ツアー全8公演の中止が決まったことを受けて「11月からアリーナツアーに向けてずっと準備をやってましたが、中止です。しょうがないです」と悔しさを滲ませるDJ社長から、メンバーへ電話で報告することとなった。脇は、DJ社長から電話で報告を受けて「は!?マジ?全部?」と驚き、ふぉいは「(アリーナツアー)全部なくなったんですか?」と勘付いてから「まじか?え…本当か…」と落胆した。
脇から「中止?延期?」と聞かれると、DJ社長は「延期は無理。イベント業が延期、延期…って出来る人はやっとうけん、うちみたいな弱小起業はもう(会場は)おさえられん」と延期は不可と判断。グッズについてはネット販売になったが、「11トントラック4台分。経費だけで1億ちょいかかってる、払えんよ」とこぼす場面もあった。
さらに、撮影当時食中毒にかかっていた銀太も中止に「そうなりますよね…無理ですよね」と予期していたようで、「無観客ライブはやらないんですか?僕的にはなにかやりたいっていうのはあります」と新たな案を提案。しかし、DJ社長からは「無観客ライブやるほどのお金もうちの会社にはない」と厳しい返答。無観客ライブ実施にも8000万円かかるそうで、これには銀太も「やっば」と唖然。まるは、アリーナツアー中止の報告を受けて絶句していた。
レペゼン地球「何度でもまた僕たちは頑張る」
そして、メンバーたちは「早くコロナが収まってライブしたいなとか思っていたんですけど、早めの決断ということで中止になりました。本当に申し訳ないです。すいませんでした」(脇)、「本当に悲しいっていうかやりたかった。もうすっげー楽しみにしてたから」(まる)、「マリンメッセに関しては成人式した場所だからまじでやりたかった」(ふぉい)と改めてコメント。しかし、ただ落ち込むだけでなく「この状況が収まってライブが出来るようになったら、僕らの頑張っている姿を見に来てくれたら嬉しいです」(銀太)、「何度でもまた僕たちは頑張ると思うので応援して下さると嬉しいです」(脇)、「いつかコロナも終わる、その時にまた会おう」(ふぉい)と、前を向いたメッセージも発信した。
なお、チケットの払い戻しに関する詳細は決定次第、オフィシャルサイト等で発表される。
レペゼン地球とは?
DJ社長・DJふぉい・DJ銀太・DJまる・マネージャー(MG)脇の5人(※最終的には11人組になるとのこと)からなるレペゼン地球。YouTubeチャンネル登録者数は、228万人(※4月25日現在)を超える。しかし、レペゼン地球はYouTuberではなく、あくまでも“DJ集団”。意欲的に楽曲制作に取り組み、2016年から現在までにYouTubeチャンネルで75曲のシングルを発表。約2230万回再生されている『レペゼン』を筆頭に、『バスターコール』約1540万回、『YSP』の約1459万回と驚異的人気ぶり。動画ソーシャルアプリ「TikTok」の影響もあり、知名度を上げていった。(modelpress編集部)
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