矢作萌夏、AKB48ラストステージで涙 今後の活動についても言及<第2回AKB48グループ歌唱力No.1決定戦 ファイナリストLIVE/セットリスト>
2020.02.04 22:55
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「第2回AKB48グループ歌唱力No.1決定戦 ファイナリストLIVE」が4日、千葉・舞浜アンフィシアターで行われ、AKB48の矢作萌夏、AKB48兼STU48の岡田奈々、SKE48の高柳明音、NMB48の山崎亜美瑠、HKT48の豊永阿紀、秋吉優花、NGT48の三村妃乃、STU48の峯吉愛梨沙が出演した。
矢作萌夏、“大すち”岡田奈々と涙のハーモニー
同ライブは、昨年10月に開催された「第2回AKB48グループ歌唱力No.1決定戦」の決勝大会でベスト8(ファイナリスト)に勝ち進んだメンバーによる一夜限りのライブイベントで、歌に本気で向き合う8人が、ソロステージでは8人8色の自慢の歌声を会場に響かせ、ここでしか見られないコラボステージではキレイなハーモニーや楽器披露で観客を魅了した。イベント後には、時間の関係で峯吉を除く7名が囲み取材の応じ、第2回大会を制し、同ライブイベントがAKB48として参加する最後のステージとなった矢作は、ステージを終えての感想を求められると「本当に楽しかったですし、前回、準優勝で、今回は優勝をいただいたんですけど、準優勝だったことが悔しくて、(第2回があったら)絶対に出てやろうって思って、1位以外は絶対に取っちゃいけないと思いながらいっぱい練習して掴み取ったステージだったので、いろいろ感じるものがありましたし、最後のステージということで、ファンの方の顔を見るとより一層、切なくなりました」としみじみ。
イベントでは、岡田と『Secret base~君がくれたもの~』や『さよなら大好きな人』といった別れをテーマとした曲も披露し、アンコール後に披露した『さよなら大好きな人』ではお互いに大粒の涙を流しながら歌う一幕もあったが「『Secret base』は奈々さんが選んでくださったんですけど、歌詞が“奈々さん、こんなこと思ってくれていたの?”っていうドキドキハラハラな歌で、一緒に歌えたのは本当に嬉しいかったですし、8人で一緒にステージを作れたのも嬉しかったです。AKB48大すちー!」と笑顔を見せた。
矢作萌夏、AKB48卒業で今後の活動は?
また、イベントではメンバーやスタッフも予想していなかったダブルアンコールが生中継後に発動され、この日2回目となる『GIVE ME FIVE!』を披露して大盛り上がりした後、最後は“萌夏コール”で送り出された矢作は、すべてのパフォーマンスを終えた瞬間の心境を尋ねられると「すごく寂しかったですし、もうAKB48としてのステージは最後なんだと思ったら寂しかったんですけど、それよりもファンの方が熱狂的に『もえちゃーん』って言ってくれたので、それに応えなきゃって思って、すごく緊張もあったし、さみしさもあったんですけど、楽しいが1番でした」と晴れやかな表情を見せた。さらに、今後ファンの前に出てくる場合、いつ頃になるか尋ねられると「どうだろう…。うーん。まだもえちゃんのことがすちでいてくれたら、もしかしたら…。わからないです。自分次第なので」と答え、ステージ上でそんな矢作とまた歌いたいと言っていた岡田は、具体的にどんな形で一緒に歌いたいか聞かれると「卒業したメンバーと歌を歌う機会ってこれまでもいないので、なんか方法ないかなと思ったんですけど…」と長考し、「例えば自分が48グループの中でソロデビューできたとしたら、ソロライブに呼ぶこともできますし、萌ちゃんもソロでもし歌の活動を始めたら、そういうコラボってなんらかの形でできるんじゃないかなと思うので、それはお互いの頑張り次第ってところです」とコメントし、矢作と指切りをした。これに今後、歌手活動も視野に入れているか聞かれた矢作は「まだ何も決まっていないんですけど、機会があればって感じです」と答えた。
姉で元SKE48矢作有紀奈も鑑賞
なお、元SKE48で姉の矢作有紀奈が、今回、初めてライブを見に来てくれたことをステージ上で明かした矢作は「(これまで)何回か招待状は送ってるんですけど破棄されてしまいまして…」と冗談を言って報道陣の笑いを誘い、「でも遠くから見守ってくれていたのはずっと知っていたので、最後だけど初めて見守ってくれていて本当に嬉しかったんですけど、私よりも今日張り切っていました。(髪の毛を触りながら)『ファンの人に久々に会う』って言って頑張っていました。(ステージ上で)『お姉ちゃんがいます』って言ったことを怒られないか心配です。でも(ファンに)見られたかったのかな?わからないけど(笑)」と矢作節でコメントして笑わせた。一方、今年春にSKE48を卒業予定の高柳は、同ライブイベント初出演となったが「私自身、絶対に最後の機会だったので、最後に出ると決めたときは『ファイナリストライブ』に出たいって気持ちもあったし、歌を通してファンの皆さんに自分の気持ちを届けられたらいいなと思って、この企画に参加したので、今日、新たに新しい曲を歌わせてもらったり、ファンの皆さんがすごく好きって言ってくれた曲をまた歌えたりしたのですごく嬉しかったです」と声を弾ませ、「単純にここまで続けて来てよかったなと思う上で、自分で掴んだステージってなかなかないので、それも1つの自信になったし、ファンの皆さんが見守ってくださったので、とても楽しかったです」とニッコリ。
同イベントには、デビューして1年半しか経っていない三村も出演していたが、高柳は「私は今でも緊張するし、めっちゃ足が震えるし、ずっと不安もあるし、(三村にも)きっとあるだろうけど、それを見せないアナ雪の曲とかもめっちゃすごくて、でもお茶目なところもあったりして、このグループには若い子がいっぱい入ってきて、活気付いて盛り上げてくれると素敵だなと思うし、私も11年やっていてもまだまだ飽きないグループだなと思うので、もっともっと新しい魅力がいろんなところから出てきたらいいなと思います」と後輩の更なる活躍に期待を寄せた。
同ライブの舞台裏密着映像を追加した“完全版”はCS放送TBSチャンネル1にて3月14日(土)よる8:00~より放送。(modelpress編集部)
セットリスト
M00:Overture(BAND Ver.)/THE BANDM01:サステナブル/ALL
M02:学園天国/峯吉
M03:Pretender/秋吉
M04:瞬き/高柳
M05:1/3の純情な感情/岡田
M06:紅蓮華/山崎
M07:歌うたいのバラッド/豊永
M08:イントゥ・ジ・アンノウン~心のままに/三村
M09:雪の華/矢作
M10:ライオン/三村・峯吉
M11:桜/高柳・豊永
M12:たばこ/山崎・秋吉
M13:Secret base~君がくれたもの~/矢作・岡田
M14:魂のルフラン/三村
M15:そばかす/峯吉
M16:WHY/岡田
M17:レイニーブルー/秋吉
M18:おとなの掟/豊永
M19:PIECE OF MY WISH/高柳
M20:Believe/矢作
M21:Everything/山崎
M22:希望的リフレイン/矢作・岡田
M23:チョコの奴隷/高柳
M24:僕だって泣いちゃうよ/山崎
M25:大人列車/豊永・秋吉
M26:世界はどこまで青空なのか?/三村
M27:大好きな人/岡田・峯吉
M28:ここがロドスだ、ここで跳べ!/矢作・山崎・三村+(サビからALL)
M29:Maxとき315号/ALL
~アンコール~
EN1:365日の紙飛行機/ALL
EN2:青春の宝石/高柳
EN3:さよなら大好きな人/矢作・岡田
EN4:GIVE ME FIVE!/ALL
EN5:また あなたのことを考えてた/ALL
【Not Sponsored 記事】