MIYAVI、LDHへの移籍を発表「タッグを組んで世界をロックする」 EXILE AKIRA祝福に駆けつける

MIYAVI、LDH JAPANに移籍

ピックを使わず指で弾く“スラップ奏法”で注目を集め、ワールドツアーなど、これまでに約30か国350公演以上のライブを開催してきたMIYAVI。抜群のギターテクニックとパフォーマンスで高い評価を受け、トム・クルーズ主演の映画「ミッション：インポッシブル／ローグ・ネイション」（2015年）では、日本版テーマソングを手掛けた。

また、俳優としてもアンジェリーナ・ジョリーが監督を務めた「Unbroken（邦題：不屈の男 アンブロークン）」（2014年）でハリウッドデビューを遂げ、以降も「キングコング：髑髏島の巨神」（2017年）、「マレフィセント2」（2019年）に出演するなど、多彩な才能で多くのファンを魅了。

ほかにも、アンジェリーナが特別大使を務めるUNHCR（国連難民高等弁務官事務所）では、日本人初となる親善大使に任命され世界の難民の支援活動を行うなど、幅広い活動で国内外から評価を受けている。

そんなMIYAVIが、世界へマーケット展開を進めるLDH JAPANとタッグを組み、国内はもちろん海外での活動もより活性化させていく。

MIYAVI「心が震えています」心境吐露

囲み取材で、率直な心境を「すごく心が震えています」と吐露したMIYAVIは、独立してからの約10年間を「正直ずっと仲間がほしかった。海外で孤軍奮闘してきて、正直苦しい時期もありましたし、今ももがきながら戦っている最中です」と回顧。

EXILE HIROとの出会いに触れながら、「ダンスというカルチャーへの向き合い方」や「チーム、仲間、団結というものをリーダーとして重んじている」点に感銘、刺激を受けたこと明かし、「HIROさんの人望と仲間を大事にする姿勢をもっともっと学んでいきたい」と意気込んだ。

また、「日本人として世界への視野、海外展開への取り組み」にさらに力を入れていくとし、「LDHさんの海外展開というものに対する本気度に共鳴させていただいて、タッグを組んで世界をロックする、運びとなりました」と移籍の経緯を説明した。

LDH JAPAN所属アーティストの音楽に関しては、「人の心にどう届くか。音楽をジャンルで聞かないですし、音だけでも聞かない」とした上で「音だけではない魅せ方をしているアーティストというイメージ。ダンスも映像も、日本の音楽をどうあるべきか追究している人たち」「全身で表現するという意味では近しいものがある」と語っていた。

AKIRA、MIYAVIと「レモンサワーはぜひ…

お祝いに駆けつけたAKIRAは、花束を持って登場。MIYAVIとは同い年で「意識していたアーティスト」だったといい、「僕たちは繋がりというものを武器に挑戦していますけれども、今の僕たちに足りないものは突破力であったり、MIYAVIくんのような強い信念、思い。色んなものをお互いシェアしながら、“Made in Japan”の精神でLDH流のエンタテインメントを作っていけたらと思います」と新たなコラボレーションに期待した。

さらに、MIYAVIが“LDHファミリー”に加わるということから、事務所の“しきたり”について質問を受けた場面では「まだMIYAVIくんと一緒にお酒を飲んだことがないんですけど、レモンサワーはぜひ…」とLDHの“公式ドリンク”と呼ばれるレモンサワーの話題を出し、記者の笑いを誘う場面も。

レモンサワーについては「（LDHメンバーは）すごい飲むよね！？」とMIYAVIも疑問を持っていたようで、AKIRAは「HIROさんが下積み時代からずっと飲んでるものっていうことで」と明かすなど、好みのお酒の話しなどで盛り上がっていた。（modelpress編集部）